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電子決済関連のニュース

2009-08-18 07:15:52 | ニュースに一言
個人間の送金、インターネットビジネス(物販、サービス)での決済、寄付、子供の利用など、様々な決済サービスが日本でも利用可能になってきた。

PayPal、日本事業を本格化へ 国内の規制緩和受け - ITmedia News

仮にあなたがインターネットで何らかの商品を販売するとする。思いのほかお金がかかるのは、代金の回収にかかるコストである。クレジットカードを使いたい場合は、そのためのシステム投資も必要で、かつ、10 %以上カード決済会社にもっていかれるらしい。

PayPalは、米国が発祥の個人決済システムである。例えば、飲み会の割り勘を「後でメールで送っておくよ。」ということができる。米国では現金での決済はあまり好まれない。しかし、誰かがまとめて払いっぱなしでもあまりよろしくない。ということで、PayPal経由で後でカード払いをした人に、他のメンバーがお金を振り込むのである。

そのPayPalが、日本の「資金決済法」の成立を機に、日本での事業を本格化させたというのがこの記事である。日本の風土にあったプロモーションの展開が必要だろう。お金を使う心理というものは、世界でそれこそ異なっているものだから。

PayPal、次期支払いインターフェースを披露 - インターネット - ZDNet Japan

PayPal、サードパーティ開発者向けに決済システム開放へ - japan.internet.com E-コマース

米国のインターネットでの販売店、サービス提供会社では、PayPalによる支払いを受け付けるものが多いが、支払い段階になるとPayPalに任せているという作りになっている。その仕組みを新しいものに変えるというのがこの記事である。

PCだけでなく、スマートフォンやその他の情報家電などでも使えるような拡張がされているようである。

PayPalも参入するお子さま決済サービスの世界 - エンタープライズトレンドの読み方 - ZDNet Japan

PayPalは、クレジットカードを持った成人向けのシステムであったが、その一部を子供に使わせるというサービスである。

親の口座から子供の口座に資金移動をして、オンライン決済をしたり、デビットカード(この口座に入っている分だけを使うことができるというカード)を使ってデビットカード利用可能店舗での購入やATMによる引き出しができるというもの。もちろん米国の話である。

PayPal側のメリットは、小さいうちから自分のサービスに慣れてもらうこと。親としてはすべて同一の方法で管理できるというところの利便性である。

Business Media 誠:SuicaにPCからチャージが可能に 「Suicaインターネットサービス」

SuicaにPCからチャージができるようになった。ということは、子供のおこずかいもSuicaへチャージということができそうだ。現金に出来ないという欠点はあるが。

おサイフケータイのこれから、から見えること - JAGAT

おサイフケータイの利用は実はとてもコストがかかるものである。パケット代がとられているということに注目すると、いくらポイント分があってもまったくもって、損をしている。さらに、提携カードでないと、使用料年間1,000円がかかってしまう。

ウェブマネー、個人間電子マネー取引サービス「ぷちカンパ」「速フリ」提供開始:RBB TODAY (ブロードバンド情報サイト) 2009/06/15

WebMoneyは、プリペードカードを使った、オンラインサービス、オンラインショップの決済を行う会社である。プリペードカードのため、プレゼントや景品としてもらったことがある人も多いと思う。

「速フリ」はPayPalのような個人間の電子マネーの受け渡し、「ぷちカンパ」は寄付ができるというものである。

2015年の決済サービス―決済の脱「ガラパゴス化」
野村総合研究所決済制度プロジェクトチーム
東洋経済新報社

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