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来るキット来る - GQ JAPANにARキット #jwave

2010-05-25 07:35:21 | ニュースに一言
ARも一般的になってきた。いくつかの例からARについて簡単に見ていく。

「GQ JAPAN」7月号、特別付録に「AR体感キット」:MarkeZine(マーケジン)

J-WAVEを聞いていたら紹介されていた。これは試してみなければ。

UEIとクウジット、iPhone向けARアプリを共同開発--3月13日に渋谷でイベント:モバイル - CNET Japan

スマートフォンの性能向上がARを生み出したと言える。ARに必要なのはカメラで撮影している動画の中からマーカーと呼ばれるマークを探し出すことである。そしてそのマーカーの形状から向きを計算し、3D画像を描き出しカメラ画像に合成して表示する。

スマートフォンの性能は5年前のPCより高い場合も多い。その性能向上が無くてはこの処理はやりきれない。とはいえ、サクサク動くというものではなく、カクカクと不連続に動作する。

Apple iPadはこのような流れを考えた結果であろうA4という独自プロセッサを導入してさらなる性能向上を図っている。性能向上により増えるのは消費電力である。そのため、Apple iPadの筐体のほとんどは電池であると言って良い。

マーカー無しで呼び出す、ARデジタルペット「iKat Prototype (ver. 0.3) based on D-Track」 : DesignWorks

マーカーではなくて実際のものを認識するという方式である。

ちなみにセカイカメラでは画像認識も行うが、撮影している位置、方向、上下の角度などからどこからどの向きに撮影しているのかを把握する。そしてその方向にある情報を画面に表示するといいいう方法をとっている。

ARについては、情報処理学会誌で特集があったのでそちらを参考にするのも良いだろう。

Pacific Defense―iPadのサイズを生かしたAR的アクション・ゲーム早くも登場

ARの使い道であるが一般的には、GQ JAPANのようにメディアミックス的に使われて広告に使われるパターン、ナビゲーション、ゲームなどである。

この例ではiPhoneやiPadの画面の狭さをARの手法で擬似的に拡張するというものである。すなわち、本体を動かすと移っている画面もそれに合わせて動く。バーチャル空間にあるものを窓で切り取っていくという感じである。

c.f.

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GQ JAPAN (ジーキュー ジャパン) 2010年 07月号 [雑誌]

コンデナスト・ジャパン

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