Happy in Seattle

コーヒー飲みながらの~んびりと日々の生活で感じたことをシアトルからお届けします。

パラグライダー

2007年07月28日 | アメリカの生活


7月のある日。知り合いのToddさんの招待で、パラグライダーに挑戦しました!

実は昔、「おはよう朝日です」でリポーターをしていた頃、少しだけチャレンジしたことがありました。そのときはタンデムではなく、一人で装具をつけて体験するコースだったので空を飛ぶというより、フワ~ッと足が浮いた?!というくらいでした。しかも、「おはよう朝日」に出演していた頃だから・・・・
とお~い昔神様、時間の流れが速すぎますよ~(笑&涙)

今回は初タンデム飛行。本格的な空の旅です。彼はパラグライダーのインストラクターをしていて、「ぜひ、パラグライダーの楽しさを体験してもらいたい!」と誘ってくれました。今回そのパラグライダー挑戦のために訪れた町は、私の住むBellevueから15分ほどのIssaquah(イサクア)。ここはシアトルやベルビューよりも緑豊かで、小高い山に囲まれた小さな町です。待ち合わせのTigar Mountainの麓に到着すると、カラフルなパラグライダーがポッポッポッと空に彩を添えていました。

麓から約1時間半かけて山頂まで登ります。

山頂まで続く道

途中、緑が生い茂る山の中は日差しを遮り、ひんやりと心地よい空気が流れていました。1時間半というハイキングは初心にもちょうど良い距離で、「体を鍛えるために週末は山登りにまた来ようかな」と、思ったくらい心地よい疲労感でした。それからまだ一度も行っていませんが・・・。バーモント州にいた頃は1週間のハイキングに参加したこともあるのに・・・あ、これも遠い昔のお話でしたぁ~。日ごろからの体力作りが大切ですね♪

山頂から町を眺めると・・・



町はどこ!?こうして山頂から見てみると、本当にグリーン一色なのに驚きました。「とても環境の良いところに住んでいるなあ。」と、改めて感動。「空から眺める町はどんな景色かな?」と、ワクワク&「ほんまにトッド大丈夫なんかなぁ~。」と、やや不安な気持ちが半分ずつ。



装具をしっかり身につけて準備。トッドには背中を向け、留め金がちゃんとロックされているか、カチカチカチカチ、カチカチカチ、カチカチカチカチカチ・・・・・何度も引っ張って確認する私。バンジージャンプ以来のドキドキ私達が背負っているのが、飛行中椅子の役目になります。タンデムなので、トッドと私の椅子になる部分もしっかり金具で繋ぎとめます。最終確認として、飛び立ってからの姿勢や手の位置、着陸の際の姿勢など細かく指導を受けます。



パラグライダーの傘の部分をきれに広げます。



ついにトッドから「Go!」の合図。斜面を一気に駆け下りる気持ちで走ります。すると、数歩走っただけで足が宙に浮いた!!



あっという間に大空へ。走るために前傾姿勢だったので、飛び立ってからは深く椅子に腰掛けるような体勢に変えなければいけません。後はただ、私は座って空の旅を楽しむだけですトッドが紐を操り、風に乗って、右へ左へ上へ下へと自由自在に移動していきます。



空の左側にポツンと見えるのがトッドと私です。



レニヤ山(4300m)も見えました。こうして見ると町など存在しないような、誰も人間が住んでいない未開の地のような、そんな雰囲気さえ感じます。

緑豊かなワシントン州では、機械の力などではなく、パラグライダーのような、のんびり風に乗って鳥のようにフワフワ空の旅を楽しむのがピッタリだなと思いました。ハイキング、カヌー、カヤック、サイクリング・・・まだまだ自然の中で楽しめることがいっぱいのワシントン州です♪
コメント (14)
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