花のアート写真工房

Ⅰ:透明水彩画集
Ⅱ:旅エッセイ(海外編)

【アートに対する情熱は、青春そのものです!】

フォトエッセイ奥桂林~その3:まばゆい黄金色に染まる龍脊棚田

2016年12月24日 06時37分08秒 | 旅エッセイ⑰~奥桂林
                                                                    

 途中シャトルバスに乗り換え龍脊棚田に着いた。日本にも各地に千枚田の棚田があり,実際見に行ったことがあるが、龍脊棚田は、スケールが大きく何万枚田と拝みたくなる。おやじギャルを言っちゃった。
 ある人が黄金色の風景を観たくこの時期の旅行を選んだと言っていた。私は、田んぼに水が張って風景が映し出される絵を描いたことがあるが、まばゆいぐらいの黄金色の棚田は見たことがない。光が注ぐ稲穂は何とも言えないくらい神々しい。絶好のタイミングである。

 昼食に、食用カエルが入った大皿がテーブルに置かれた。カエルは、鶏肉のようにおいしいよと口々に言うが、皆一向に手を付けない。私は、カタツムリも食べたらおいしかったんだからと思い、カエルの皮が斑点状で生々しい姿の太ももを興味本位でかじった。おいしかった。

 帰りは、街中のガソリンスタンドでトイレ休憩をした。そこのトイレは扉がなく、スズメ落としで一定間隔で一直線になった溝に水が流れる。女性たちは、少し嫌がっているようだが、そこは中国の事情を心得ている。それでもひとり遅くバスに乗った人もいた。添乗員さんにトイレに行くところをみたことがなかったので聞いてみたら、私は、長く持ちこたえるのが自慢ですと返事が返ってきた。でも無理しないでね。

 今日のホテルは、温泉である。12人中3人しか利用しなかった。もったいない。女性一人を含む3人で一緒の露天風呂に入った。おしゃべりの楽しいひと時を過ごした。しかし、水着の着用で下半身が締め付けられ、解放感に浸れなかったのが残念である。

   

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