花のアート写真工房

Ⅰ:透明水彩画集
Ⅱ:旅エッセイ(海外編)

【アートに対する情熱は、青春そのものです!】

フォトエッセイ奥桂林~その4:初めて知った八角寨(はっかくさい)

2016年12月24日 06時36分45秒 | 旅エッセイ⑰~奥桂林
                     

                 

                     

 山あいにある資江で資江下りをした。流れは穏やかだが、小型ボートのため、座る位置によって水しぶきで被害にあう。それも醍醐味なのか。
 周囲の木々にそれもかなり高いところまでビニール袋が引っかかっていた。おそらく川の上流で大きな洪水があり、その影響と思われる。品よく言えば、クリスマスツリーの飾りのようだ?それにしても山奥のその山奥の出来事で、流れ着くビニール袋が多すぎである。

 今回初めて八角寨という所を知った。パンフレットにはグランドキャニオン並の感動と書いてある。私にとっては、もうこれでグランドキャニオン観光は遠ざかった。
 一般にカルスト地形は石灰岩の浸食で出来ているが、八角寨は、砂岩や礫岩からなる赤い山肌で、丹霞(たんか)地形と言うらしい。有名な武陵源はその仲間と思ってよい。桂林の奇景もしかり。
 それにしても最初の登りは、きつかった。急斜面が延々と続いていたからだ。汗でびっしょりになった。いつも中国人の健脚ぶりには感心する。今回もガイドさんの足の速さに驚かされた。途中、大きな岩山の急斜面の中腹に歩道があったり、倒れ掛かった岩の狭い部分をくぐりぬけた。コースを造った人のすごさと、さすが中国と言いたくなるぐらいスケールの大きさに感銘した。

 桂林市内を流れる川と湖を巡るナイトクルージングに参加した。けばけばしいぐらいにあらゆるものをライトアップし、世界の名所(模造)、至る所での生演奏そして鵜飼と見る側にとって飽きさせないが、見る人の思考能力が追い付いていけない。盛りだくさん過ぎて印象に残らなかった。残念である。

 今回初めて知らない人との相部屋になった。行くまで多少不安でしたが、相手がカメラ好きで感じの良い方で街歩きしたり、温泉にも一緒に入った。その後、旅行をDVDにまとめて送っていただいた。このブログにも使わせていただいた。戸苅さん、ありがとうございました。
相部屋も新しい出会いがあり、また楽し。

 

 
               

     

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。