花のアート写真工房

Ⅰ:透明水彩画集
Ⅱ:旅エッセイ(海外編)

【アートに対する情熱は、青春そのものです!】

タイフォトエッセイ~その5「懐かしの日本語会話」

2009年11月26日 22時13分32秒 | 旅エッセイ③~タイ
        

           

        

        

 チェンマイ4日目、今日は町の中を「ぶらり歩き」をしようと決めた。若いふたりづれの女性に声をかけた。私は、現地の方とただ会話にはならないかも知れないが話をしたかったために。しかし、そううまくはいかない。変な外人に思われたのだろう。完全に無視された。

 ソンテウという乗合タクシーに乗った。乗客は、私のみである。つぎに誰が乗り込んでくるかと楽しみであった。セーラー服の女学生がひとり乗ってきた。待ってましたと言わんばかり、片言の英語で「I am Japan]、手振りでカメラの格好をして「OK」サイン。

 路地に入ったところで、良い香りがしてきた。店の前で料理をし、客を誘っているように思えた。うまそうなにおいにさそわれて私は、食堂に入った。店の中は2,3のテーブルと、おじいさんがテレビを見ていた。おじいさんは、愛想よく笑顔で迎えてくれた。客はふたり。テーブルの上にはボトルに入った水が用意されて、私は一口飲んだ。たいへんまずい。どうしたらよいものかと困っていたら、入ってきた客がペットボトルを持参していた。早速、私も持っていた水を飲んだ。料理は、具沢山の焼きそば風でおいしかった。帰り際、料理人に、親指を立て、オーバーアクションで「Good thank you!]。

 雨が強く降って来た。いく所もなくまたもやタイマッサージ店に入った。1時間600円くらいと安いのが魅力である。。もともと膝が悪いのに今日で3日連続になる。自分ながらあきれる。やはり、膝は悪化した。

 夕方、民族舞踊を観ながら伝統料理が楽しめるイベントに出かけた。ホテルに手配のマイクロバスが来た。その中には、ひとりのきれいな日本人女性がいた。年のころは30歳ちょっと過ぎに・・・。久しぶりに日本人に出会った。あまりのうれしさで私は、舞い上がりしゃべり続けた。当然、食事の席はいっしょにしてもらった。後で判った事だが、40歳過ぎとのこと。彼女は、私を同じくらいの年齢と思っていたらしい。私の頭の中は、バラ色の花園である。早速、彼女に名刺を渡し、帰ったらまた旅の話をしようねと言って別れた。その後、全く連絡なし。旅は、非現実の世界である。
 
 

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