今回のスケッチ旅行は、絵描きがよく訪れるというバリ島に決めた。
私は、趣味で日本画を描いているが、気持ちの上では画家そのものである。
HISが毎年おこなっている初夢フェア「バリ島6日間燃油サーチャージ込74800円」2012年3月6日から3月11日のコースを選んだ。
日本画サークルの7名の参加となった。
一番の難題は、バリ舞踊のダンサーのモデルを現地で調達しなければならないことだ。日本からでは、なかなかうまくできなかった。
とりあえず、現地ツアー会社(BALITRAVELAND)で、1日目の観光とチャーターカーの予約だけはした。有名な会社の半値近くで、ワゴン車:1日100ドルぐらいで可能であった。当然、日本語ガイド付きである。探せばいろいろあるものである。
飛行機の乗り継ぎは、仁川空港で6時間待ちであった。ソウル市内に行くには、ちょっと時間が足りないし中途半端であった。私達のような時間をもてあそぶ人のために、空港内に韓国文化体験コーナーがある。そこで、韓国の昔ながらの糸巻きに絵付けを体験した。色にはそれぞれ意味があるようで、係の人が色についてその意味を説明していたが、私は、絵付けに夢中で聞く耳を持たなかった。
昼は、700円のビビンバを食べた。当然突き出しもあった。韓国では、寿がきやのようなラーメン屋でも何種類かの突き出しが用意してある。お客にとっては、お得感がある。
深夜、バリの空港に降り立った。湿った熱風で汗が噴き出てきた。からだはベトベトになった。時計は、0時を過ぎていた。それにしても、気だるさとビールの飲み疲れの長~い1日であった。