花のアート写真工房

Ⅰ:透明水彩画集
Ⅱ:旅エッセイ(海外編)

【アートに対する情熱は、青春そのものです!】

上海水郷フォトエッセイ~その4「一杯のコーヒー」

2009年04月08日 17時27分27秒 | 旅エッセイ②~上海
            

            

           

            



 日本中どこに行ってもコーヒーと言えばほぼ同じ様な味である。それほど人々に愛され国民的な飲み物になっている。しかし、所変えればそうではない。トルコではコーヒーという言葉が通じない。ネスカフェと言う。味はイマイチ。チャが一般的な飲み物である。韓国では、ハングル語が読めないと注文しにくい。スターバックスを探すのが手っ取り早い。
上海近辺は、200万都市が多くあるが、ちょっとコーヒーでもと店を探してもなかなか見つからない。珈琲に似た漢字が目印だ。
 8日間でいくつかの店に入ったがおいしい珈琲に出会わなかった。最終日に東京のxxxによく似た上海中心部のカフェテラスのある外人客の多い店に入った。造りはスタバのような形式であった。出された珈琲は、ウインナー珈琲を非常に甘くしたようなもので珈琲本来の香りとは程遠かった。後でその近くにスタバがあったと聞き残念でたまらない。
 あるホテルの近くの珈琲と大きく書かれたところに入った。中は広いラウンジになっていて、入っているお客さんはまばらであった。珈琲の種類もいくつかあってモカ珈琲を注文した。なかなか珈琲がでてこない。そしたら、かわいいウエイトレスさんが退屈そうな私に雑誌を私に手渡した。私が余り興味なさそうに思えたのか今度は英語の雑誌を持ってきてくれた。当然、私は写真のみをみた。
 15分位してやっと珈琲がきた。珈琲プラスデザートの盛り合わせとビスッケトと飴をテーブルに置いた。私が注文したのは珈琲のみのはず。そのことを何とか聞くと付け出しのようなものと解った。
 やはり珈琲の味や香りはモカではない。でも、にこっとわらうとかわいい彼女に面して許してあげよう。私は、その時に限ってカメラを持っていなく悔やまれる。 
 私は、珈琲にまさる気持ちよいひと時がすごせた。
 
 

 
 

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