ほどけるか、結ばれるかが問題だ！

岩手県は２５日、２０１４年米の価格引き下げで影響を受ける農業者を支援するため、県農協グループと協調して支援することを決めたようだ。

農業者に対する貸付け二必要な原資として、県が５億円を預託し、農協グループも１５億円を用立て、貸付総額は２０億円となる。

主食用米は、価格下落が危惧され、１４年産の米の概算金も大幅に下げられた。

貸付期間は来年７月までで、対象は販売目的でコメを作図家している農業者となる。

利子は、同グループが補給し農業者は実質無利子となる。

農林業センサスによると、県内の販売目的の農家は約４万２千戸である。

県試算では、概算金減額による県内農家の減収見込み額は約６５億円となるらしい。

農家は年末に向けて未払い金の支払いが控えており、資金繰りに不安が無いという状況にしたいと、達増県知事は語る。

県の姿勢に答え農協グループも万全の対応で取り組みたいと話す。

問題はお金を借りれば返済しなければならない訳であり、今年だけのことでは無く将来的に不安は消えないと思う。

やはり、国も今後の方針を前々から示して、今後の方向を決める余裕も与えることも必要と思う。

例えば、今後のエネルギー発電も買い取り単価が引き下げられることも有りそうだ。

電力の需要と供給のバランスと価格設定が問題になると思う。