ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

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大滝詠一、今日で没後10年。

2023-12-30 17:38:33 | No Music,No Life.

私にとって「音楽の父」である大滝詠一さんが大動脈解離により65歳の若さで急逝して今日でちょうど10年となった。
私は山下達郎を「我が尊敬してやまない、歌う人間国宝」と称しているが達郎をナイアガラ・レーベルでデビューさせたのも大滝さんであり、また「宇宙一好きなバンド」としてスターダスト・レビューを語るがそのリードボーカルの根本要氏をデビュー前に映画「がんばれタブチくん」のテーマ曲で歌わせたのも大滝さん。どちらも見事に繋がっており、「音楽の父」という形容は少しも大袈裟ではない。

大滝詠一の魅力は既に全国津々浦々で語り尽くされており、別に今ここで間もなく56歳になるオッサンが語る事に大して意味はない。そしてまたそういう有名人の訃報にかこつけて「自分語り」をぶちかます人をあまり快く思わなかったのもあり、私と大滝さんの思い出は基本的に私の心の中だけに留めさせておいていただく(笑)。
何よりもあの甘い声、美しさと楽しさの振り幅が大きすぎるメロディとサウンド、圧倒的な音楽の知識、野球や相撲にも精通する趣味の多さ…いずれも言葉にするとそれだけになってしまうのが残念な限りで、語彙の貧困さを承知で「全てが魅力」と言うしかない。

10年前、亡くなった日に録った写真が出てきたので再録する。

三ツ矢サイダー、出前一丁、大関。
ファンならコレだけで分かっていただけると思うが、いずれも大滝さんがCMソングを手がけ現在も販売されている商品だ。
大滝さんはよく別名義で「多羅尾伴内」と称していたように7つの顔を持つ男だったが、そのひとつの顔がCMソングの巨匠である。
A LONG VACATIONやEACH TIMEもいいが、今夜は「Niagara CM Special」でも聴いて大滝さんを偲ぶことにするか…


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