長堀橋で、香り極上の担々麺・「鴻翔」。

大阪のコリアンタウンと言えば鶴橋が有名だが、大阪メトロ・長堀橋駅を降りて南東方向、いわゆる島之内エリアは知る人ぞ知るコリアンタウンなのだ。

界隈には、いかにも現地の方がやっていらっしゃると思われる風情の飲食店が多いのだが、そんな中でこちらのお店。

「中国家庭料理　鴻翔」だ。

コリアンタウンで中華とはこれいかに？という話もあるが、大陸から来られて自身の文化を大切にされているという意味では全く同じだ。

ランチメニュウは、こんなん。

ほぉ、いい感じ。

担々麺に目がない私は、問答無用でＢセットを（笑）。

店内は４人掛けテーブルの頭上から飛沫防止用ビニールが律儀に十字に垂れ下がっている。

かなり配膳はしにくいだろうが、それだけ厳重に対策されているのは立派だ。

四川風担々麺セット、着丼。

この時点で、ものすごくいい香りがする。

胡麻の香りに、私の大好きな花椒の香りだ。

せっかくなので、麺をアップで。

箸を上げてみる。

香りが立つ瞬間。

味もその香りの良さにたがわぬウマさだ。

ただ難点は、量の少なさ。

炒飯はサジで３口も食べればなくなってしまうほどなので、麺で満足したいところだがそれも無理。

麺を大盛りもしくは替え玉にするか、炒飯ではなく白飯にしてボリュウムを変えるか…

とはいえ、この担々麺は大阪でいただける汁あり担々麺の中で香りの良さはかなり上位に来る。

長堀橋に来る機会はそんなに多くないが、贔屓にしたい店である…