ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

パナソニックのパン焼き器を、使ってみる。

2015-10-12 20:10:36 | 男の料理
我が家はもう20年以上、パン焼き器を使っているため既成の食パンは滅多に買わない。材料費は1斤150円ほどするため安くはないのだが、既製品で言えば「ホテル食パン」レベルのパンがいつでも食えるうえに添加物などが一切入っていないので、安心だ。もっとも、私自身は毎朝コメなのでパンは滅多に食べないのだが(苦笑)…

そのパン焼き器も10年ずつほど使い、2台目がついに壊れてしまった。次もリーガルで、と思ったのだが、リーガル・ジャパンはもうなくなってしまった。しかもこの数年の間に、国産パン焼き器は残りごはんでパンが焼けたり随分進歩している。
ならばと思い、「価格.com」で最も評価が高かったコレを購入したのである。

パナソニックの「SD-BMT1000」である。最安値で買ったため、送料込み23,600円。安かった。

開封する。なかなか高級感ある外観だ。

中を開けると、意外に小さい。リーガル社のは強力粉400gまで対応出来たのだが、コレは250gだ。もっとも、一度に大きいのが焼けたところで食べ切る頃には味が劣化するため、問題ない。3日に一度の作業が、2日に一度になるだけ。その方が新鮮なパンが食える。

マニュアルのままに、焼いてみる。焼き上がりがこちら。

こんもりと、絵に描いたようなパンがその香ばしさと共に焼き上がった。
取り出してみたところが、こちら。

よく膨らんでいるではないか。
切ってみたところが、こちら。

食べてみて、驚いた。リーガル社のそれと比べてキメが断然細かく、モチモチしている。同じ材料なのに。しかも耳がクリスピーで、実にウマい。

進化したなと思うのは、イーストや具を入れるための二重フタである。
リーガル社のそれは上ブタしかなく、内鍋に牛乳・強力粉・バター・砂糖・塩、最後に一番上にくぼみを付けてイーストを入れる。イーストは水分に触れた瞬間に発酵を始めるため、明朝に焼き上がるようにタイマーをセットしても焼き上がり4時間前にならないと作動しない。
しかしコイツは中フタと上フタになっており、上フタにイーストを入れる構造だ。すなわちイースト以外の具材が内鍋に入っているため、いつ混ぜてもよくタイマーをセットしてすぐに混ぜ作業が始まる。当初は「タイマーのセットをし損ねたか?」と焦るのだが、ちゃんと発酵の時間から逆算したタイミングでイーストを加えてくれるため、問題ないのだ。

その工程の違いが、このモチモチ感やキメの細かさを生み出しているのか?とにかく、ニッポン家電の技術革新には驚かされるばかりである…


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