ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

「拉麺小路」のでも、充分ウマい。京都「ますたに」。

2022-07-23 17:46:00 | うまいもん
たまに寄る、京都駅上の「拉麺小路」。

前回は富山ブラックを食べたが、それ以来となる。
果たして、何を食うべきか…

ここは京都人の基本に返って、「ますたに」だ。

メニュウは、至ってシンプル。
鶏ガラ醤油の背脂チャッチャ系。

私は実家が京都市内北部の上賀茂だったため、学生時代に銀閣寺近くの「ますたに」本店には何度か行った。
あの頃私は一滴も飲めなかったため夜の運転も全く問題なく、家のクルマでサークルの後輩達を乗せて天下一品北白川総本店や「横綱」「天天有」などによく行ったものだ。
「ますたに」は駐車場が3台ぶんほどしかなく、路駐ばかりでヒヤヒヤしながら食べたものだ。

あれから33年以上。
万感の思いでカウンターに座るが、トッピングのこの入れ方はいささか味気ない。

ま、一味さえあればいいか…

大盛り850円、着丼。

そうそう、このたっぷり背脂がますたに。
真ん中にうず高く盛られた九条ネギ。

箸を上げてみる。

「うまぁぁぁぁいっ!」
と叫びながら、そのへんを駆けずり回りたくなるウマさ。
そりゃ札幌の人は味噌ラーメンが好きだろうし、博多の人は長浜ラーメンが好きだろうが、京都のDNAはまさにコレだ。
このスープが、京都人のDNAに訴えかける。
中細ストレート麺との相性もベスト。

佳きところで、一味をたっぷりと。

コレがまた、背脂がいい感じで飛んでくれてピリッとさっぱり飲ませてくれるのだ。
普通はこのような大規模店舗の中に出店したりすると途端に味が落ちたりするものだが、この「ますたに」は全く遜色ない。
いや、もちろん本店には及ばないとおっしゃる方もおられるだろうが、そういう方はコレで満足出来ないならむしろ不幸なのではないか、と思ってしまうウマさであった…

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