「ゆかり」で、お好み焼き定食。

台風で連絡橋にタンカーが衝突した影響で、関空利用者が大きな影響を受け訪日外国人、いわゆるインバウンドが関西においては激減している。
既にミナミの多くの店は大変な売上げ減となっており、「このままでは潰れる」とこぼす店もあるそうな。

それなら、我々日本人が行って応援するしかない。
やって来たのは、お好み焼きの有名チェーン「ゆかり」。

普段はインバウンドで大繁盛しており、おいそれとは近付けないほどの状況がここ数年続いていたが、今日なら大丈夫だ。
大丈夫とはいえ、そこそこ入っている。
やはり人気店だ。

ランチメニュウは、こんなん。

もうここは、お好み焼きランチの１点買い。

よそから来られた方は驚かれるが、大阪においてはお好み焼きを焼くのはプロの仕事。
決して我々シロウトが手を出せるものではないので、店員さんに任せるしかない。

まず、タネを流し込む。

ひっくり返すタイミングも、全て店員さん任せ。

「ゆかり」では、４回ひっくり返すのが決まりだ。

完成形がこちら。

昼なので、歯に付くと厄介な青海苔は控える。

もちろん関西人なので、ごはんと味噌汁はマストだ。

関西以外の人達には、お好み焼きでごはんなんて信じられないという意見も多い。
しかしこのソース、そして豚バラから出る脂は我々関西人にしてみれば最高のごはんの供である。

インバウンドが来ないので苦境にあえず店を少しでも活性化させよう、と思いやってきたのだが、正直味は関心しなかった。
ベースにダシが全く効いておらず、私が家で作るお好み焼きの方が圧倒的にウマい（泣）…