これで４回目となったバリ島滞在。
拠点としている「ウブド」の街並みもだいぶ見慣れて
「またここに戻って来たんだなぁ」という実感が沸くようにもなってきた。
しかし今回、今までと大きく違ったのは、夫婦２人の旅ではなく
まだ０歳の長男「ＳＯＭＡ」を連れての、３人旅だったことだ。
出発前、まだ小さい我が子をバリに連れて行くことにもちろん不安はあった。
真冬の日本から、常夏のバリへの激しい気温の変化
長時間にわたる空の移動、そして大人でさえ体調を崩しやすい衛生面の違いに
果たして耐えられるだろうか‥。
もちろん、自分たちの親の反対にもあった。
それでも、産まれてまだ間もない今
どうしても一緒にバリへ連れて行きたかった。
パパとママが大好きなこのバリの地を、早く我が子に見せてあげたかったし
お世話になったバリのみんなに、早く我が子を紹介したかったから‥。
子供の健康を第一に考えなくてはならない親として
それは失格だったのだろう‥。
そんな両親の心配をよそに、滞在中のＳＯＭＡはとにかく元気だった。
バンガローのテラスで、近寄ってくる蟻やハエを追い掛け回し
スタッフが貸してくれたティンクリックで夢中になって遊んだ。
目に入るもの全てが新鮮に映り、あちらこちらと激しく動き回り
急に夏服になり身軽になったのか、初めてのよちよち歩きもしだした。
テラスに舞い込んできた落ち葉を食べたり
庭で昼寝中の犬にちょっかいを出したり
バイクに３人乗りをして、バリの風を感じながら大自然の中を走り回ったりと
日本の家の中で過保護に育てていたら、絶対に出来ない貴重な体験を
たくさんさせてあげることが出来たと思う。
日本に帰国後、体調を崩した両親をよそに
ＳＯＭＡは風邪１つひかず、今も元気いっぱいに動き回っている。
家族の中で１番強いのは、実は彼かもしれない‥。
でも残念ながら、ついこの間の行ったバリのことは
もうすっかり忘れてしまったようだ‥(笑）
次の目標は１年後。
大きくなった我が子を連れて、またバリへ行こう。