10月2日 AM7:00
久しぶりに迎えるバリ島の朝。
「コケコッコーッ」
窓の外から聞こえる鶏の鳴き声で目を覚ました。
毎朝、携帯電話のアラームに無理やり起こされる日本の生活とは大違いだ。
別に慌てて起きる必要も無く、しばらくはベットの上でゴロゴロしながら
またバリに来れたことへの喜びに浸る。
やがてゆっくりと起き上がり、部屋のカーテンを開けると
そこには、いつもの見慣れたバリの朝の風景が広がっていた。
今回も宿泊先は、ウブドにある「インドラプラスタバンガロー」
ここに泊るのは、もうこれが4回目だ。
部屋のテラスで寛いでいると
たくさんのフルーツに飾られた朝食が運ばれてきた。
マンゴーにパパイヤなど、南国ならではの果物もいろいろ並んでいる。
風が優しくそよぐオープンテラスで、宿のスタッフと会話をしながら
のんびりと、その朝食を頂く。
ちょうどこの日、同じバンガローには
スラバヤから来た家族連れも宿泊をしていた。
少し歳上のお兄ちゃん、お姉ちゃんと一緒になって
広い庭の中を楽しそうに走り回るSOMA。
例え言葉が通じなくても、子供たちにそんなことは関係ない。
異文化交流が出来るのも、この旅の楽しみの1つだ。
その後
お気に入りのワルン(大衆食堂)へ昼食に出かけたり
これからの生活に使う飲料水(アクア)をガロンボトルで購入したり
現地に住む日本人の友人宅を訪問したりと
初日からハードに動き回る一家3人。
この時期、ウブドの昼間は結構暑く
少し行動しただけでも、かなりグッタリしてしまう。
昼間の睡眠は必要不可欠だ。
やがて日も暮れ、涼しくなってきたころ
僕たちはティンクリックの先生に会うべく、彼の自宅へと向かった。