以前にも紹介した、バリ島西部ヌガラに伝わる竹の楽器「ジェゴグ」
本場ヌガラのジェゴグ演奏を聞くためには
通常、ツアーに参加するなどして、はるばるヌガラの地を訪れなくてはならない。
バスの移動時間が長く、半日が潰れてしまうので
パックツアーの旅行者の中には
行きたいんだけど、時間が足りなくて諦めちゃう人がいると思う。
そこでお薦めなのが、南部のリゾートエリア「クタ」で聞く「ジェゴグ」
しかも、本場ヌガラからジェゴググループを招いての演奏なので、技術も確か。
伝統舞踊のショーも合わせて観ることが出来て、内容盛りだくさん。
しかも、これが無料で聞けちゃうのよ~!!
場所は、クタの南部にある大型ホテル「ディスカバリー・カルティカ・プラザ」内。
中庭に面したカフェの特設ステージにて、毎週水曜夜8時から行われている。
日没も過ぎ、ひっそりと静まり返った夜のビーチをバックに
ジェゴグの、地を這うような幻想的な演奏が始まる。
ヌガラで、森に囲まれた中で聞くのとは、また違った雰囲気が感じられる。
ちょっと値段は割高だが
カフェの座席に座り、シーフードビュッフェに舌鼓しながら、楽しむも良し。
もしくは節約して空腹を我慢し、芝生の上に寝転がって、のんびりと聞くも良し。
いずれにせよ、ジェゴグの音色は充分に楽しめる。
時間が貴重な人には、お薦めのプランだ。
実は、ここで演奏しているグループは、「ユス・クマロウ」と言い
以前ヌガラの滞在の時に、とてもお世話になったグループである。
僕達は、久しぶりの再会をすべく、初めてバイクでクタのホテルまで行ってみた。
ちょうどタイミングよく、みんなを乗せたトラックがホテルに到着し
こちらが手を振ったら、すぐに気付き、振り返してくれてすごく嬉しかった。
1人1人と喜びの握手を交わした後
前回と同じ様に、会場設営を手伝い、広場で輪になってお弁当を食べ
そして最後に、みんなの弾くジェゴグの演奏を聞いた。
もちろん、シーフードビュッフェは抜きで・・。
約1時間半の演奏が終わり、あっという間にお別れの時間となってしまった。
再びトラックに乗り、ヌガラへ帰って行くみんなを
妻と2人淋しく、手を振りながら見送る。
彼らは往復6時間の道のりを、毎週欠かさずに、こなしているのだから凄い。
しかも、トラックの荷台の上で・・。お尻が痛いだろうに・・。
近いうちに必ずまた、ヌガラを訪れようと思う。
その時は川マンディも、また挑戦しよっ!!