Hore Hore Bali 〜バリ島滞在記〜

初のバリ島で結婚式を挙げ、3度目のバリで長期滞在を体験。
現地バリ島での生活模様と、現在の心境を綴っています。

バリで里帰り

2007-02-24 00:14:16 | ノンジャンル


ウブドから車で3時間。
のどかな田園風景の広がる片田舎。
バリ島西部 ヌガラ サンカルアグン村。

この村には、僕たち家族の訪れを
ずっと待っていてくれた人たちがいる。

長期滞在中にホームステイをさせてもらい
たくさんの時間を共に過ごした、バリのバパ(父)とイブ(母)だ。
1つ屋根の下、同じ夜を明かし
イブの作ったゴハンを食べ、近くの川でバパとマンディ(水浴)をした。
突撃訪問した僕たち夫婦を、まるで家族のように迎え入れてくれた。
この村の心豊かな生活は、日本に居る今も
深く心に刻まれている。

初めて子供を連れて会いに行った。
夕方4時にウブドを発ち、その日のうちにまた戻ってくる強行日程。
日が沈みかけた頃、ようやくヌガラに到着した。

家から現れたバパとイブは、満面の笑みを浮かべて
真っ先にSOMAを抱え上げてくれた。
孫を連れて里帰りしたような、そんな再会だった。



イブの作ったゴハンを食べ、昔の話で盛り上がり
ティンクリックで遊んでいるうちに、あっという間に帰る時間になった。
近い将来の再会を約束し、笑ってお別れ。
きっとまた会える。




満月の夜に

2007-02-12 22:38:35 | 文化・芸能


バリ島滞在4日目。
この夜、空には綺麗な満月がくっきりと浮かび上がった。

満月の夜になると、寺院へ出向き神に祈りを捧げる。
バリの人たちにとってこの日は、とても神聖な1日である。

「バリの満月」を、日本に居ても思い出せるように
我が子にバリ語で「SOMA」と名前を付けた僕たち夫婦は
満月の日に、子供を連れて寺院へお祈りに行くことをずっと心待ちにしていた。
そして、初めてバリの正装を着せることも‥。



バリに着いてから、慌てて買い揃えた正装3点セット。
ウダン(頭)にサファリ(上)、そしてサロン&サプッ(下)。
大人の場合、サロンとサプッは別々になっているのが普通だが
子供用のは1体となっていて、腰にはゴム紐が縫いこまれている。
ただ両足を通すだけでいいので、とっても簡単だ。

みんなで正装に着替え、近くの寺院へと向かう。

心地良いガムランの音色が響きわたり
満月の明かりに照らされた、薄暗い寺院の中へと歩を進める。
周りのバリ人の真似をしながら地ベタに座って手を合わせ、お祈り。
バリの寺院に居ようとも、願うことは日本式。 
家族の安全と、健やかな子供の成長を祈る。
バリ人のお祈りの仕方は、まだ知らない。

でも、それだけで
なんだかとっても神聖な気持ちになれるから不思議。
これがバリに秘められたパワーなんだと、改めて感じる。

日本に持ち帰ってきた、SOMAの正装。
次の出番は、ティンクリック公演の時になりそう。

新築のバンガロー

2007-02-04 15:19:25 | 住まい・暮らし


長期滞在中に3ヶ月生活したウブドのバンガロー。
今回の宿泊先も、迷うことなくここに決めた。

ここで働くスタッフとは
3ヶ月の間に、実にたくさんの時間を一緒に過ごした。
今回の旅行で、真っ先に会いたかったのは彼だ。
このバンガローに決めた理由は、それだけで十分だった。

更には、現在もまだ工事中である新築の1部屋を、急いで間に合わせてくれた。
まだ小さな子供を連れてやって来る、僕たち家族のために。
聞くところによると、到着の当日まで照明を取り付けたりしていたらしい‥。
キッチンもバスタブも備わったこの部屋は、快適そのもので
オーナーの心遣いは、本当にありがたいことだった。

子連れだった今回、長時間にわたって外を出歩くことは避け
バンガローのテラスで過ごす時間が多かった。

テラスに注ぎ込むバリの風、雨季ならではの激しいスコール
視界いっぱいに広がるバリの大自然
そして、スタッフや訪れた友人との楽しいおしゃべり。

このテラスで過ごしているだけでも
今、自分たちがバリに居ることの喜びを、すごく感じることが出来た。

日本で生活していても、帰る場所がバリにはある。
そう思える宿に出会えたことは、本当に幸せなことだ。
次回もきっとまた、ここでお世話になるだろう。


フルーツいっぱいの朝食             テラスから望む夕焼け


バスタブでマンディ                 マンディするSOMA


新築ピカピカのテラス               SOMA専用プール???