Hore Hore Bali 〜バリ島滞在記〜

初のバリ島で結婚式を挙げ、3度目のバリで長期滞在を体験。
現地バリ島での生活模様と、現在の心境を綴っています。

サワッ ディー クラッ(こんにちは)

2004-11-28 11:30:47 | 心の声

ちょうど1ヶ月間に及ぶアジアの旅が、無事終わった。
今は、再びバリの家から更新をしている。

旅の始めの頃は、インドやベトナム、カンボジアへも行ってみたいと話し合っていたが、バリ⇔シンガポールの往復チケットを、1ヶ月オープンで購入していた為、時間切れとなってしまった。

やはり個人旅行は、飛行機や鉄道、バスなどの手配、宿の手配など、全て自分で行う為、予定通りには全く進まない。
特に飛行機は、希望の日に空席が無ければ、次のフライトまで延ばさねばならず、現地で足止めを食らうことも何度かあった。
又、宿は全て現地に着いてから自分の足で探し、何件か回って部屋をチェックしたり、値段を交渉したりしてから決める為、手間がかかった。

それでも、シンガポールに入国してから、マレーシアへバスで陸路越境。
その後鉄道で、途中ペナン島に寄り道して、タイに入国。
そこから飛行機でネパールを往復して、又タイに戻り、シンガポール経由でバリに戻ってきた。
1ヶ月という期間は、長く聞こえるかもしれないが、かなりの駆け足状態で、あっという間に過ぎ去ってしまった。

今回初めて、このように長期間、数カ国を駆け足で巡る旅をして感じたのは、結局は
「あぁ、その国なら行った事あるよー。」と言える事以外、何も残らないという事だ。

確かに、ガイドブックに載っている名所を訪れ、素晴らしい光景に感動したりとか
拙い英語ながらも、航空券や宿の手配が、自力で出来るようになったりとか
しつこい客引きにも動じず、平気で無視して歩ける度胸がついたりとか
内戦真っ只中、決して日本では考えられない身の危険を感じたりとか
そういう経験は得られるものの、決して、観光の域を越えはしないのである。

やはり、1つの国に1週間ぐらい滞在しただけでは
友達の紹介で付き合い始めた恋人に、1週間でふられちゃったようなもので
その中身は、何も見えてこないのではないかと思う。

現地に知り合いを作り、その国の言葉を片言でも覚え、一緒に会話をしたり
行動を共にして、初めてその国の中身が、徐々に見えてくるのだと思う。

バリで生活を始めて1ヶ月、バリ人の知り合いも徐々に増え、言葉も少しずつ覚え
一緒にドライブしたり、村のお祭りに参加したりしながら、観光とはちょっと違ってきたかなあと感じてきたところで、今回の一時中断をしてしまった。

当初の目的だった、長期ビザ(ソシアルビザ)も取得した事だし
これからは腰を据えて、バリ島及びインドネシアの事を、もっと学んでいきたいと思う。

まずは、既に忘れかけてるインドネシア語の復習から始めるかなぁ・・(^^ゞ


タイ観光中・・。

2004-11-25 23:27:29 | アジア旅行編

タイは今乾季で、湿度は低いが、毎日30度以上の猛暑が続いている。
ネパールでひいた風邪は、おかげで治ったが、今度は暑さにやられてしまいそう。
1泊450バーツ(約1,300円)のホテルには、エアコンが付いているので、夜中じゅうつけっぱなしだ。
部屋は、見た目清潔なのだが、小さなゴキブリがウヨウヨしていて、見つけたら、サンダルでパンパンひっぱたくのが僕の日課だ。
寒いネパールを除いて、泊まってきたホテルには必ずゴキブリがいた。
1番大きかったのが、シンガポールのゴキブリで、テレビでよく見るタガメぐらい。そいつが、こっちめがけて飛んできた時にはもう、気絶しそうだった。

あんなデカイのは、もうゴメンだ。

旅をしていると、いろいろな人と知り合いになれる。
シンガポール行きの飛行機の中では、インド生まれのイギリス人。
マレーシアの長距離バスの中では、インド人の仲良しブラザーズ。
タイの水上マーケットでは、エジプト人のドクター。
今の時代、eメールを交換すれば、すぐ連絡が取れるから便利だ。

又、同じ日本人にも出会う。話を聞くと
ワーホリでオーストラリアを車で1周してからタイに来たとか
インドに滞在していて、ビザが切れたからネパールに来たとか
カナダに留学中で、休学して中国を周って来たとか
皆一様に旅慣れしている。

今まで、会社の休みを利用して、1つに国を往復する旅しかしてこなかった僕達には、こんなにも多くの日本人が、いろいろな国を旅していることを知り、とても驚いた。

みんな日本での生活基盤はちゃんとあって、それでもこうして旅が出来ている事が、無職の為タイムリミットがある僕には、とても羨ましく感じられた。
今後の人生を模索しながら、これからバリの生活を続けていこうと思う。

様々な出会い、驚き、発見があった旅も、あと2日で終了だ。
それに、もう結構疲れたし・・。

写真は、バンコクの北に位置する世界遺産のアユタヤー遺跡。
ビルマの侵攻によって破壊され、長い年月の間に、木の根に取り込まれてしまった仏像の頭部。


無事脱出!!

2004-11-23 22:15:59 | アジア旅行編

いよいよネパールを経つ日が来た。
早朝5:30、まだ辺りは暗い中、カトマンドゥのホテルを出発。
トリブヴァン国際空港へ向かった。

空港では3回ものボディチェックを受けたり、荷物の中身を細かく調べられたりと、かなりの厳戒態勢である事が伺えた。
おかげで何事も無く、一気に真夏の国、タイへ戻ってきた。

危険な匂いがプンプンしたネパールだが、10日間も滞在していると、ちょっと寂しい気持ちにもなってくる。
クドイ顔を近づけてきて、しつこく付きまとう客引き。
ごみ箱をひっくり返したように、ごみが散乱し、悪臭を放つ通り道。
狭い道を、人、自転車、車が無秩序に行き交い、ひっきりなしに鳴り響く車のクラクション。
最初は嫌悪感を抱いた数々の事が、今では懐かしく思えてくるから不思議だ。

又、ネパールでは、麻薬もかなり出回っているらしく、街を歩いていると「マリファナ」「ハッパ」などと、普通に声をかけられた。
もちろん全て無視したが(値段だけでも聞いちゃおうかなぁと、少し思ったけど・・)、見た目普通の人が、まるで「欲しくもない民芸品」を売るかのように、気軽に声をかけてくる事に、お国柄の違いを感じずにはいられなかった。

それと、僕達のような観光客は、向こうから見れば格好のターゲットになる為、こちらとしては、誰に対しても疑ってかからなければならないのが辛かった。
相手が本当の親切心で助けてくれたかもしれない事に対しても、「必ずウラにワナがある」と警戒し、付け入るスキを作らない。きっと知り合いになれるチャンスを、沢山潰しているのだろう。もちろん、それが正解だった場面も、幾度となくあるだろうが・・。

のんびりと旅をさせてはくれないネパール。
そんな思いを胸にしまい、残りのタイを楽しんでいこうと思う。



かなり危ない国・ネパール

2004-11-21 00:34:56 | アジア旅行編

ネパールに来て、早くも10日が経った。(今回から日記風に進めます)
未だに、ヒマラヤ山脈をはっきりと拝めていない。
今まで何をやっていたんだろう・・。

ヒマラヤの絶景を求め、あちこち移動してきたものの、ハズレてばかりだ。
ガイドブックには、11月は最高のシーズンって書いてあるのに。
地元の人に聞くと、しばらくの間、雨が降っておらず、排気ガスや埃が大気中に充満していて、晴れていてもヒマラヤが見えないそうだ。

ネパール滞在も残り2日。雨が降ってくれるのを祈るだけだ。

ところで、今のネパールはかなり緊迫している。

ネパールに着く前の日に、反政府組織「マオイスト」が暴動を起こしてから、毎日あちらこちらで軍隊との銃撃戦が行われている。死者も発生してる。
街には、ライフルを持った隊員がウロウロしていて、緊迫感がある。

先日も首都カトマンドゥに戻るため、事件のあった道を通るハメになり、建物が崩壊された現場を目の当たりにした。
更にバスの中には、隊員が乗り込んできて荷物チェックまでしだした。
平和ボケしている僕達には、かなり刺激的な光景だった。
翌日の新聞を見ると、その日も、まさにバスで通ってきたその道で、5人が殺される交戦があった。
無事にカトマンドゥに戻ってきて、残りは2日。何も無いことを祈りたい。

事前に買っておいたシンガポール→バリの航空券の期限が今月末で切れるため、今後は、もう1度タイに戻り、シンガポール経由でバリに戻る予定。
何も無ければ・・・・。



ナマステ~♪

2004-11-16 23:30:50 | アジア旅行編

ネパールに来て、あっという間に1週間が経ちました。
今までとは違った人種に戸惑いつつも、徐々に適応しながら
旅を続けています。

やっと写真が取り込めたので、厳選したものを一挙に載せました。
尚、撮影は全て妻によるものです。

このサイトって、バリ島滞在記じゃないの??