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疾風の帰り径

BROACHに存在した「疾風の通り径」を移行しました
ブログ内リンクが以前のまま、画像が移行出来てないものは、修正予定

おとりよせ15

2007-10-09 08:16:20 | Camera
 スワローズ最下位が決定してしまいました。21年ぶり。
 打点王で203本安打のラミレスと首位打者で193安打の青木、最多勝で防御率2位のグライシンガーがいて、ガイエルだって今日の最終戦で2本打てればホームラン王。こんなメンバーで最下位であれば、どんな監督でも辞任です。
 古田にはユニフォームを着続けて欲しいけど、この結果では監督の責任は重いですよね。
 みんな古田が好きだし、古田もみんなが好き。でもそれだけでは勝負には勝てないのでした。

 今度古田がユニフォームを着て復活するときは、優勝して胴上げされるでしょう。


 今朝の仙台の空
 明るい未来が待っているような、秋らしい空です



 ゆっくり雲が風に流れています

 よく写真を見てください
 デジタル一眼でF22に絞り込んで撮っているんですが、ゴミ見えませんか
 写真をクリックすると大きくなるので良く見えると思います
 さらに
 ピントをぼかすと良くわかります



 これでは明るい日、それも空の写真が好きな私は、困るわけです

 それで、おとりよせ



 ペンタックスのイメージセンサークリーニングキット、3570円
 パッケージを開けると入っているのはこれだけ



 効果はあるのでしょうか

 そもそもデジタル一眼、なぜこんなゴミがつくのでしょうか



 これは私が数年前に大奮発して中古で買った、Pentax *istDというカメラの交換レンズをはずしたところです。
 一眼レフカメラはフィルムでもデジタルでもこのように、レンズマウントの奥にまずミラーがあって、その後ろにシャッター幕があります。ミラーはファインダーに像を導いていて、シャッターが降りるときはミラーが上がり、シャッターが開きます。この音が一眼レフ特有のシャッター音を生むわけです。



 レンズ交換は当然屋外でも行いますので、頻繁におこなわなくても細かい塵ほこりが入り込んでしまうのです。
 上の写真でもずいぶん細かいゴミが見えますよね

 シャッターが開けば、撮像面(撮像素子の前面には光学ローパスフィルターが貼ってあるので実際にはそのフィルター面)が露出しますから、当然ゴミが移動してついてしまうこともあるわけです。フィルムの場合は、一枚ごとに移動するので、つくゴミの量も少ないのですが、デジカメの場合は何万枚撮ってもずっと撮像素子は同じですから、蓄積されていきます。さらに、この撮像素子には電流が流れていて、静電気を帯びることもあるでしょうから、なおさら。
 塵の多いところで、レンズ交換をすればするほど、カメラ内に塵が入り込み、それが撮像面にくっつく可能性が高くなるわけです。さらに悪いことに、レンズについたゴミは、ぼけるのでなかなか絵では見えにくいのですが、撮像面に近いフィルターの表面ではぼけにくく、絞り込むと見えてしまうのです。

 最新のデジ一ではこのゴミをふるい落とすというすごい機能があるのですが、私の*istDにはついていません。

 それでクリーニングが必要なわけです。よく風の強いところでレンズ交換もするし。

 まずクリーニングペンをクリーニングシートにぺたっとくっつけ、ペン自体のゴミを取ります。



 カメラのメニューで、センサークリーンをONすると、ミラーがアップし、シャッターが開きます



 センサー丸出し
 ここにクリーニングペンをぺた
 撮像素子は繊細なので、シャッター半押しの圧力が目安



 拭くのではなく、くっつけたらはがす、そして今度はクリーニングシートにぺた



 またくっつけたらはがして、センサーにぺた



 これを繰り返して、だいたい15回ぐらいでセンサー全面にぺた、出来ました

 撮像面のゴミがシートに移ったはずです

 結果はいかに



 いかがでしょうか、クリックしてみてください。

 綺麗になりましたよね。
 まだ残っているかもしれませんが、初めてやったのにこれだけの効果、すごいですね。

 最新型のデジタル一眼レフ、ゴミ掃除機能がついてるのを買わなきゃと思い込んでいましたが、まだまだこのカメラでいけそうです。

 久々のおとりよせのヒットでした。 馬刺し以来かも

銘機が転がり込んで来た

2007-10-01 17:38:26 | Camera
 毎度登場する☆先輩が、いきなり、俺のカメラを買わないかと話を持ちかけてきました。何でだろう。最初はNikonのS3というカメラの話だったのですが、私が、S3よりも、LeicaのM6が欲しいと言うと、あっさり、それでも良いとのこと。

 問い詰めると、なんと新しいバイクを買うのに、資金が足らないんだそうです。でももう発注しちゃってる。なんだかなあ。



 上がその発注したバイクのカタログとM6。どちらもドイツ製ですね。
 なんだかすごいバイクです。

 今持ってるバイクを2台売ってもまだ資金不足。1台はもう売っちゃっていて、もう1台が下取り用。



 この青いやつです。色が好きなので、もったいないなあと思うのですが、新しいほうが軽くて楽なんだそうです、もう年だしなあ。

 というわけで、押し付けられて、じゃなくて、とりあえず預かってきました、M6。 1992年製なので、クラシックカメラではありません。でも91年製のズミクロン、35mmF2.0とともに欲しかった機械なんです。
 M6は私がドイツにいたころ、1984年発売。1998年にM6TTLにマイチェンするまで14年、M7へモデルチェンジした2002年までだと18年も作り続けられたライカ最長のロングセラーです。まさに銘機。



 M兄弟を並べてみました。
 左後ろが1956年製のM3,右後ろが1960年製のM2です。いかがでしょう。ねじの頭が見えなくなってスマートになっていますが、まあ不変のデザインです。今売られている、M7、M8もほぼ同じデザイン。50年以上も同じ。

 まあボーナス払いだったらどうにかなりそうですが、まだ二ヶ月以上あるしなあ、どうしましょう。

 この日は再び長町の、大喜へ。



 魚系醤油ワンタンメンの大盛り880円。



 酒田の満月のワンタンほど薄くて滑らかというわけではありませんが、具沢山。
 魚系のだしも、きつすぎず、細麺とよくマッチしています。ほんのりゆずの香り。
 ここに来たらやはり魚系がいいと思います。



 しかし、どうしようかなあ。     M6。

おとりよせ13

2007-08-26 06:45:01 | Camera
 夕べの10000m、日本勢は残念でしたが、エチオピアのディババの美しい走りは異次元を跳んでいましたね。永遠にかないそうもありません。絹川愛は夜10時に寝る習慣だというのに9時55分スタートはかわいそうでした。次回を期待します。

 おとりよせです。



 これは明らかにカメラ関連です。



 なんだなんだ



 10年ほど前、プロ用の3Dビデオカメラ設計関連の仕事をしていたことがあるのですが、それ以来どうも3D関連ネタには食いついてしまいます。青葉山仙台城址にも3Dシアターがありますね。



 こんな風にカメラレンズの前に取り付けて手軽に立体写真が撮れるアダプターです。
 たまたま私の場合はPentaxの組み合わせですが、52mmのフィルターに絞めこむ仕様なので、どのメーカーのカメラでもサイズが合えば取り付けられます。
 ただし、私が持っていた唯一のフィルターサイズ52mmのレンズは、ピントを合わせるとき(フォーカスリングをまわすとき)レンズの最前面が回転してしまうのです。これだとステレオアダプターも回ってしまい、ちょっとだめ。
 49mmフィルターのレンズなら何本かあるので、49-52のステップアップリングが必要です。

 こんな写真が撮れます。





 L版に印刷して付属のビューワーで見れば立体視できるらしいのですが、プリンタがインク切れで印刷できません。

 またヨドバシカメラに行かないと。

 と思ったらパソコンの画面上でも大きさを工夫すれば見えますね。立体画。
 おもしろおもしろい。

 達人はビューワーがなくても立体視できるかも。

クラシックカメラマン10

2007-08-20 10:44:49 | Camera
 何とかエアコンがなくてもも暮らせるようになった仙台です。

 私には特にお盆休みはなく、先週も普通に八木山に通勤していたのですが、ちょうど仕事を終え、会社を出てベニーランドの横を通る19時半ころ、花火が上がるんですね。ちっちゃいけど毎晩。始めの晩は驚いてハンドルを取られました。八木山橋から上がってくるほうの車もハンドルを取られるので、ちょっと危険。

 久しぶりにカメラの話題。
 ツァイスのカメラはいくつか紹介してきましたが、忘れてならないのが、Contaxです。
 プロ用のレンジファインダーカメラとして、LeitzのLeicaのライバルであったカメラが、ZeissのContaxなのです。



 1950年代前半製造の、ContaxⅡaです。
 そして同じ時代に造られたContaxⅢa。こちらには露出計がついています。



 基本的には戦前から作られていたシリーズなのですが、第二次大戦のドイツ降伏直前に、当時世界のトップメーカーであったZeissの生産設備と、要員が、多く東側に接収され、結果として同じZeissのブランドが東西に存在する時期も長く、混乱しつつ1951年に西ドイツで製造が再開されたモデルが、このⅡaとⅢaです。
 角が丸いLeicaに対して、角ばった無骨なデザイン。
 この時代にして1/1250のシャッターが実用化されていたところも、Zeissのすごいところです。
 どちらも同じSonnar50mmF1.5がついていますが、Ⅱaのは、Zeiss-Opton、Ⅲaのは、Carl Zeiss製になっています。
 美しいレンズです。
 ちなみに接収された設備でロシアが造ったKievというカメラもあります。

 ところで、同じ時代にニコンが生産していたカメラがこれ、以前にも登場したS2です。



 似ていますね。実はレンズマウントも機構的には同じ形です。しかしなぜかレンズマウントからフィルムまでの距離(フランジバック)が0.5mmだか1mmずれているらしいのです。だからレンズの取り付けについては互換性があるものの、ちょっとピントがずれてしまう。不思議な話です。



 しかし似ているのはどちらかといえば、カメラ前面の構造、上面はちょっと違うのです。



 左から、LeicaⅢc、S2,ContaxⅢaなのですが、S2のツマミの配置はContaxよりもLeicaに近いですね。
 NikonはContaxとLeicaのいいとこ取りをしたのかもしれません。

 ちなみにContaxのシャッターは珍しい鎧戸式の縦走り。



 Nikonは普通の幕式横走りです。Leicaと同じ。



 このNikon S2の基本的なメカニズムは、一眼レフのNikon Fへと引き継がれ、現在のNikon一眼レフへと続いています。

クラシックカメラマン9

2007-07-31 09:49:18 | Camera
 今朝の仙台は晴れたり曇ったり



 窓の外側に死んだガガンボが貼り付いたままです。足が4本しかありません。窓が汚れているのでくっついてしまったのでしょうか。年に一度、花火を見に、みんなが来るまでには掃除しなくては。

 クラシックカメラファンに限らず、スティルカメラの世界で最高の名機といえば、多くの人が選ぶと思われるライカのM3,そのM3を初めて入手しました。それも狙っていた自分と同じ1956年モデル。私はモデルではありませんが。



 シリアルナンバー835065、このころはすでにライツのカナダ工場が立ち上がっていて、ドイツ製・カナダ製両方が存在するのですが、これはドイツ製です。
 文献等によりますと、1954年にM3の販売が始まった当時、米国でのボディ価格が288ドル(360円換算で10万円余)、国内では50㎜/F1.5、輸入証明書付きで、約260000円だったそうです。
 この前の年に国内ではテレビ放送が始まっていて、これも文献によると、サラリーマンの平均月収が15000円の時代に十数万のテレビ云々、とあるので、大雑把ではありますが、ライカのボディも白黒テレビも、ほぼサラリーマンの平均年収ぐらいしたことになりますね。今で言えば高級車ぐらいの値段でしょうか。
 戦前はライカで家が買えると言われていたのに比べればだいぶ下がっているものの、全く高嶺の花でした。それだけ円が安かったともいえますね。

 以前から使用しているM2と並べてみました。M2は1957年発売、私のは60年製です。どちらもしっかり動きますが、傷と革装の剥がれが多い並品です。どちらもレンズマウントの下の革が切れていますね。



 右のM2、その発売当時の米国での価格が216ドル。M3よりだいぶコストダウンされています。上の写真で見ても左のM3の方が凹凸が多い複雑な造形です。



 上面はあまり差がありませんが、フィルムカウンターはずいぶん簡略化されてしまっています。またM3の方が古い分シャッター系列が倍々になっていません。のちのM3は倍数系列になります。



 吊り下げストラップ用の耳は、M3は結構凝っているのですが、M2の方が少し前側にオフセットして取り付けられており、レンズをつけたときにうまくバランスが取れるように改良されています。これものちのM3ではM2と同じになっています。



 内部機構にもだいぶ差があるはずなのですが、感性が鈍い私にはよく差がわかりません。
 もちろん一番大きな使い勝手の違いはファインダーで、M3は50mm用が標準、90mmと135mmの枠が出せるのに対し、M2では,35mm,50mm,90mm 用です。広角使いの私がM2を先に入手したのはこの差によります。

クラシックカメラマン8

2007-07-22 10:55:00 | Camera
 1954年に発表されたライカのM3、その後、M2,M1,M4と発売が続き、最近発表されたM8はついにデジカメになりました。デザインも大きさもほとんど変化がない、稀に見るロングセラーのシリーズなのですが、1970年代に大きなデザイン上の変化がありました。M4までは露出計を内蔵しない、フルマニュアルのカメラでした。
 それは、もちろんライカはプロフェッショナルのためのカメラであり、彼らは勘か、外部露出計で露出を決めていたことと、60年代までは低感度のモノクロ写真が主流であり、多少の露出の差は後処理でカバーできたためと思います。

 カラー写真の一般化、他メーカーへの追随という意味でも、ライカがはじめて出した露出計内蔵カメラが71年のM5。それまでのM4よりも一回り大きな無骨なデザインのカメラでした。非常に使いやすいという声がある一方で5年で製造中止になってしまいました。この時代はライカも一眼レフの製造を開始しており、さまざまな挑戦をしていた時期でもありました。もちろん挑戦する相手は日本の一眼レフカメラたちです。
 M5の3年後、74年に出たのがCLです。写真はCLとM2。(情けないことに絵が曲がってますね)



 Mシリーズの機能に露出計をプラスした上にコンパクトにした、スーパーカメラです。製造はミノルタなので、日本製でもあります。コンパクトにして一番影響を受けたのが距離計、基線長といって二重像を見るポイントの間隔がM4の半分以下になってしまっています。よって望遠系のピント合わせには精度が出ません。



 手が小さい私にはぴったりのカメラですが、欧米人の手にはここまで小さくする必要はなかったかも知れません。写真のレンズはミノルタブランドですね。カメラもレンズもすべてライカが設計、ミノルタが製造していまして、両方のブランドで販売されました。



 70年代中盤には、M5とCL、2機種のMマウント露出計内蔵カメラが販売されていたわけですが、露出計のないM4も、マイナーチェンジを続けながら結局M6が出る80年代中盤まで売られ続けるというロングセラーになりました。つまり多くのプロは変化よりもM4を選んだということになります。

 いっぽうCLを製造したミノルタは81年にこのCLを発展させたCLEという超スーパーモデルを発表します。



 28mmレンズから使えるファインダーに、AE:自動露出を加えたモデルです。広角好きの私はもう言うことはありません。日本ではこのクラスのカメラがハイアマチュアに売れると踏んでミノルタは発売したのでしょうし、欧米ではプロフェッショナルにはAEは不要と、ライカは乗らなかったのでしょう。このモデルはミノルタブランドのみの販売です。



 その3年後、84年ににM6が発売されます。M4のボディと同じサイズに露出計を内蔵させることができたのです。でもライカがAEになるのは21世紀になってから、2002年発表のM7で初めてでした。AEだから進んでいるというわけではありませんけど、やはり、Mシリーズにはあまり先進性は必要ないことなのかもしれません。



 ついてるレンズはフォクトレンダーブランドのULTRON28mm/F1.9というコシナ製のレンズです。

 CL,CLEはライカブランド以外ではじめて販売されたライカMマウントのカメラらしいのですが、特許が切れた関係か何かで、最近ではいろいろなメーカーがライカマウントのカメラ・レンズを製造しています。コニカが作っているヘキサーRFというカメラがその中でも一番高品質かと思いますが、そのコニカがミノルタと合併したのは偶然でしょうか。
 最近のライカカメラのOEM供給元はPanasonicですね。きっとどちらの会社も今後すばらしい機械を作ってくれるでしょう。

クラシックカメラマン7

2007-07-05 08:53:37 | Camera
 前回のクラシックカメラマン、5になっていましたが、その前に5がありましたので6に直しました。ごめんなさい。

 北海道に住んでいる従弟とメールをやり取りしていて、話題になったカメラがうちにもあるのを思い出しました。



 ヤシカのエレクトロ35というシリーズのレンジファインダーカメラです。銀座のカメラ市なんかに行った際、ちょっと予算が余るとこんなカメラが買えたりします。
 どちらも1970年、万博の年の発売なので、私のような1950年代以前に生まれた写真好きの方はご存知のカメラではないでしょうか。
 ローソクの光でも撮れるというのがキャッチフレーズ。
 それまでのカメラが機械式、言わばぜんまい仕掛けのシャッターだったに対し、電子シャッターを用いたAE(自動露出)を採用し、露出のオーバーアンダーもランプで表示します。それでエレクトロ35.

 主力機の35GT



 45mm/F1.7という大きなレンズがついています。
 色使いが派手です。

 コンパクト版の35CC



 こちらも35mm/F1.8という豪華なレンズがついています。暗い中で撮影するには明るいレンズが必要なのです。

 ライカのカメラに露出計が内蔵されたのもちょうどこの頃。露出計付きファインダーが標準になったニコンF2も71年発売。これはカラー写真(モノクロより数倍露出がシビア)が一般的になり始めた時代でもあるのですが、写真をたくさん撮る人が、必ずしもメカ好きではなくなり始めた時代、精密機械であったカメラが少しずつ電子機器に移行していく最初のターニングポイントに発売されたカメラということができます。

クラシックカメラマン6

2007-06-25 10:03:11 | Camera
 ビクターとケンウッドの合併が決まったようです。一般には中堅AVメーカー同士ということになるでしょうが、ケンウッドにはないビクターの業務用映像技術、ビクターにはないケンウッド、トリオの無線機技術。うまく融合してあっという製品を生んでほしいものです。うちにもビクターのスピーカーや、トリオのチューナーがあります。

 今日はまた、レンジファインダーカメラと一眼レフの話です。ほとんどコメントは期待できません。

 たびたび登場するライカの名機、ⅢcとM2



 1950年代のカメラ、このあともM4,M5とライカはレンジファインダーカメラを造り続けます。

 そして今回初登場の国産一眼レフです。



 ニコンのニコマートと、ペンタックスSP、1960年代の中級一眼レフカメラ、アマチュアカメラマン向けのベストセラー機です。1954年のフォトキナでライカがM3を発表、歴史的に見るとその後日本メーカーは、一気に一眼レフカメラの開発に方向転換します。
 その技術が花開き、アマチュアの写真好きが飛びついたのがニコマートやペンタックスでした。
 後ろ側を見ると



 ファインダーが真ん中にあります。レンズの真上にペンタプリズムを置く以上、ファインダーはここになってしまいます。
 一方、ライカは、アマチュア向けではなく、プロ用のカメラですが



 ファインダーが左に寄っていますね。フィルムの巻き戻しクランクのすぐとなり、つまり目一杯左に寄せているわけです。
 最近発売されたMシリーズ初のデジカメM8にいたっては(これはさすがに買えないので、引用写真です)



 左端です。
 なぜでしょう。拡大すると





 私は当時の日本人の鼻が低かったからではと思うのです。ドイツ人は昔から信じられないほど鼻が高い。目は引っ込んでるし、一眼レフのファインダーに右目を当てると顔が斜め横を向いてしまいます。左目で被写体を見にくい。日本人は鼻が低いしメガネをかけてる人も多いので、どっちでも同じ、私もそうです。
 最近の若い日本人は別ですけどね。

 もちろんこれだけをポイントに両者がカメラの開発をしたわけではないでしょうが、日本で先に一眼レフが開花したのは、ファインダー位置へのこだわりがなったためではと思うのです。

 あなたはレンジファインダーカメラと、一眼レフ、どっちのファインダーが好きですか?

おとりよせ11

2007-06-22 10:17:24 | Camera
 ついに梅雨入りしました、仙台。でも、教えて斎藤さんの予報では、明日は晴れ、どこかに出掛けたいものです。

 天気が悪いと引きこもりがちの出不精になります。          デブ症。
 で、ついつい楽天で、ポチ。             来ました。

          

 Lensbaby。マニュアルがどこかに埋没してしまって、詳細がわからないのですが、ベローズ付きの固定焦点レンズです。一眼レフに取り付けられます。こんな感じ。

 

 絞りはレンズ前面にドーナツリング型の薄い板を貼る(磁石がついてる)ことで替えられます。4種類。絞り優先Avモードで使用します。
 根本がゴムの蛇腹になっていて、カメラを持ちつつ、両中指でレンズ前面の両端を動かしながらピントを調整します。

 

 そのままだと50cmにピントが合い、両指で、手前に引っ張ると∞側、被写体側に押すと近接側に調整できます。おそらく単レンズなので、周りがぼけボケ。平面的な被写体を撮ると良くわかります。

 

 どんな写真を撮ったらおもろいか、わからないんですが、身の回りで撮ってみました。



 

 今度出掛ける時に持って行こうと思います。   なんちゃって大体買って満足しちゃうんですけどね。 へへへ

 前に買ってみたけどあんまり使っていないカメラを思い出したので、一番絞り込んで撮ってみました。



 魚眼専用35mmトイカメラ、Fisheye2です。これも持って出掛けないと。

クラシックカメラマン5

2007-06-20 08:39:58 | Camera
 爽やかな青空も昨日で終わったようで、今日は薄曇。と思ったら徐々に晴れてきました。

 一昨日の記事で、カメラとファインダーの話を少ししました。写真は風景と時間を切り撮る作業。切り撮る領域を表示するのがファインダーの役目です。一番単純なのが、使い捨てカメラの固定式のファインダー、穴が開いているだけですが、役目は果たしています。しかし、ただの穴だけでは、遠くを撮るときと近くを撮るときで誤差が出てきます。
 ライカなどのレンジファインダーカメラや、レンジファインダーはついていなくても、ふた昔以上前のピッカリコニカのようなコンパクトフィルムカメラでも、中級機以上ならパララックス補正といって、この誤差を補正するためにファインダー内の枠が微妙に動くようになっています。
 
 レンズが固定式なら、これでも何とか画枠については正確なファインダーを作れるのですが、望遠レンズや広角レンズ、さらにズームレンズが出てくると、もういけない。ファインダーばかりにお金をかける必要が出てきてしまいます。ピントは距離計付きならそれで合わせられますが、ボケ具合は想像するしかない。

 それで一眼レフ、フィルムに結像する光を可動式のミラーで曲げてファインダーに導く、これによってパララックス補正を行う必要がなく、望遠でもズームでも正確な画枠を見ることが出来ます。それだけではなく、ピント調整、ボケ具合までファインダーで確認できます。
 ただミラーを動かす部分がカメラの中央に必要なため、さまざまな制約を生み出してしまいます。簡単に言うと、ミラーがあるために、まずカメラが大きくなる、大きくなるとレンズとフィルムの距離が開く、そうするとレンズが大きくなるということです。それでも、望遠中心のスポーツカメラマンのような用途では、一眼レフ以外の選択肢は考えられません。

 ところで、一眼レフ、なぜ一眼レフと呼ばれるのでしょうか。

???

 それは、二眼レフがあるからです。



 時間軸的には二眼レフが先にありました。
 写真は右がドイツの老舗、フランケ&ハイデッケ社のローライコードⅤb、左がそのコピー版とも言える、中国、海鴎社のSeagull4B-1です。似ていますね。コードⅤbは1964年ごろの製品で、89年にドイツのドルトムントで、Segullは90年に北京の物産館で買いました。新品なので90年式かな。
 どちらもそれほど古くはありません。

 昔のカメラに限りません、60年代以降でも、写真屋さんがスタジオや、小学校の桜の下で仰々しく写真を撮るとき、大型カメラの後ろの黒幕の下に頭を突っ込み何やら確認した後、板のような薄い箱を交換してから写真を撮りませんでしたか?
 あれはフィルムの替わりに置いた曇りガラスに映った像で、画角とピントを確認した後に、このガラスをフィルムが入った箱に交換、前面の遮光幕を開けて、スタンバイOKという手順だと思います。つまりシャッターを押すときには何も確認できないのです。これがカメラの原型。
 昨年、一目千本桜を見に行ったときもそんなカメラで撮影している方がいました。



 面倒ですけど、正確に確認して撮影するためには交換するしかなかったわけです。
 それで、手っ取り早く、この問題を解決したのが、二眼レフ。同じレンズを二つ並べ、ひとつを撮影用、もうひとつをファインダー専用にしたわけです。



 カメラ後面側は6cmロールフィルムがあるので、ファインダーは上からのぞきます。上の写真のように上蓋を、かしゃって開けると、曇りガラスのファインダー。



 のぞくだけでもレトロな気分を味わえます。
 上からのぞくので、カメラは首からぶら下げるか、低い三脚に載せることになります。
 これがいいんですね。私のようにシャイな人間は、被写体が知らない人だと、照れて近づけません。二眼だと下を向いているので、もう一歩近寄れるんですね。
 これだと一眼みたいに、横位置にして、縦長写真が撮れないと思うかもしれませんが、二眼は普通6x6cmフォーマット、真四角なので縦位置はありません。横向きにしても同じ形。
 もちろん全く同じレンズではなく、ファインダー用はシンプルになっています。

 あと、一回しか反射させていないので、ファインダーの絵は左右反転になります。慣れが必要。

 どちらのカメラもこんな風にファインダーの形を変えて、使い捨てカメラスタイルにしたり、拡大レンズを出して、より正確なピント調整をすることもできます。スプリットイメージも標準装備。

 

 カメラ前面を見て、どのスイッチが何のためのものか、判りにくいですね。これもクラカメの楽しみ。例えばシャッターのチャージとシャッターはここ。



 レンズの下の丸いレバーを左でチャージ右でシャッターです。

 コードはレンズ固定ですが、ローライにはレンズ交換も可能なローライフレックスという高級機もあります。
 これは持っていないのですが、そのミニチュアを最近ゲットしました。



 ミニチュアフレックスは、デジカメで上のレンズはダミーです。

 つまりこれらの二眼レフが先に発明されその後、ミラーで切り替える方法が発明され一眼レフの誕生です。
 英語でも二眼レフは、Reflex camera。一眼レフは、Single lens reflex cameraです。通称SLR。
 

クラシックカメラマン4

2007-06-18 06:56:06 | Camera
 イタリア語で部屋という意味のカメラ。
 部屋と部屋の間の壁にあいた小さな節穴を通して、明るい部屋の情景が、隣の暗い部屋の壁に映ったものをなぞって書いた絵が写真とカメラの原点ですね。
 大昔はみかん箱ぐらいあったカメラが庶民の手の上に載るまではさまざまな技術者の努力と工夫がありました。

 ドイツ製スプリングカメラの紹介です。ツァイスイコンZeiss Ikon社製の35mm版と6x6cm版。



 節穴に代わるレンズと、壁に代わるフィルムの間にはどうしても距離が必要。フィルムサイズが大きいほどきれいな写真は撮れますが、距離も長くなります。それでスプリングカメラ。携帯するためにふだんは折りたたまれているレンズが、撮影するときにはせり出してきます。ばね仕掛けなので、スプリングカメラ。

 

 カメラとレンズの間は蛇腹でつながれています。じゃばら。 

 

 名機、コンテッサとスーパーイコンタです。フィルムサイズは異なりますが良く似た使い勝手、どちらも1950年頃の製品です。ドイツ製精密光学機械技術の結晶ともいえる、美しい機械です。



 どちらも距離計連動いわゆるレンジファインダー型カメラに分類されます。
 距離計というのは、離れた2点から見る被写体の向きの微妙な角度差から被写体までの距離を計算する、三角測量の仕組みです。離れたといっても数cm、精密なメカニズムと光学技術が求められるのです。
 ライカやコンタックスといったリジッドなカメラは、カメラ本体内のミラーの角度を、レンズフォーカスの動きに連動して動かし、ファインダー内の二つの像を合致させることでピントを合わせます。
 一方スプリングカメラは、レンズがカメラから離れているため、レンズの動きをメカ的にカメラにフィードバックすることが困難です。やろうとすれば、レンズをせり出させるメカがさらに複雑になってしまいます。



 それで考え出されたのが、写真のようにレンズの上についている小さな丸い窓。ここにはめられているガラスは表と裏の面が並行ではありません。若干角度がつけられている楔形。いわばうすーいプリズムです。これを2枚用いて、レンズフォーカスに連動させ互いに逆向きに回して、光軸を水平方向に曲げることで距離計を成立させているのです。二重像をファインダー内で合致させてピントを合わせる点ではライカと同様。
 戦前の技術ですよ。すごいですね。

 ドイツ製距離計連動カメラにはこのような技術の膨大な積み重ねがあり、第二次世界大戦中は枢軸側も連合国側もみなドイツ製かそのコピーカメラを軍用に使っていました。戦後日本のメーカーはついにこの技術とは異なる方法、一眼レフカメラでドイツを超えることになっていくのですが、私はこの1940年代から50年代のドイツ製メカニズム、日本人はまねするしかなかった製品に、ジャーマンスピリッツを感じます。

 ところで、ツァイスのカメラって、ロゴが多いんです。

 

 

 ナルシストが多いのでしょうか、それとも偽造防止?

 

 

 コンテッサを最新のデジカメと並べてみました。デジカメにはライカのエンブレムがついていますが、日本製です。

 

 デジカメは広角ズームとはいえ、レンズ収納時も展開時もほぼ同じ厚さですね。1950年と2006年の製品です。

フォトスタジオその後

2007-06-17 06:46:22 | Camera
 スタジオを作った記事を以前書きました。
 シンプルな割にきれいに撮れるもんだねと、言っていただいたのでその話題です。



 こんな風に置いて、普通のスタンドで光を当てているだけ。カメラの性能がいいのでこれでも撮れちゃいますね。
 でも物をのせてるのはカレンダーの紙。小さい。それで仙台ヨドバシでグラペなるものを買ってきました。



 グラデーションペーパー、いろんな色があるのですが、一番小さいものでもB1サイズ、こんなにでかいと言うか、スタジオが小さいのですね。しょうがないのではさみでカットします。トランプのような材質、印刷。これはダークグレーです。



 ぴったりはまりました。
 Before & After です。




 あんまり変わりません。
 大体、下の写真、ピンボケです。
 よく考えると紙を入れた向きも違いますね。手前はモノを入れる側、左側から撮影しなくては。

 修行が必要です。またレポートします。


クラシックカメラマン3

2007-06-15 06:59:12 | Camera
 南東北の梅雨入りは遅れているようですが、今朝の仙台は梅雨のような天気です。
 梅雨入り宣言、梅雨明け宣言、実にマスコミ用のシステムですね。

 今朝のカメラ紹介は、世界最初のレンズ・ファインダー交換式35mm一眼レフ、Exakta VAREX。東ドイツはドレスデンのイハゲー社の製品です。ドイツのブッパタールのカメラ市で90年に購入しました。



 まさにドレスデンといった重厚さ、VXという1952年ごろのモデルです。
 シャッターボタンはどこ? フィルムレバーは?

 

 普通とは反対側左手側にあるのです。それもシャッターは前面。
 設計者が左利きだったという説と、顕微鏡に取り付けたときに使いやすい(シャッター周りが右側に来る)向きという説があります。
 まあ、ただ写真を撮るには、使いにくいです。



 上から見るとこんな形、実に個性的です。これも顕微鏡を意識しての形かもしれません。東ドイツの科学者用。
 ファインダーも簡単に交換できます。
 世界初にしてレンズマウントはすでにバヨネット。
 エグザクタマウントは日本製のカメラでも採用されています。



 ベセラーというアメリカの会社向けのOEMモデルですが、中身はトプコンRE-2、73年のJCIIシールが貼ってあります。

 レンズはエグザクタ用のビオター58mmF2、VAREXについている方はフレクトゴン35mmF2.8、どちらもイエナのカールツァイス製です。レンズ本体はアルミの削り出し。

 

 現代のカメラにはない存在感があります。

 もっとすごいのはこれ、現代のカメラには絶対にない機能です。



 小さなカッターがついていて、いつでもフィルムをカットすることができるのです。
 当時貴重なフィルムを無駄にしないアイデアで、もちろん暗室作業にはなります。切った部分まで現像して、残りは改めて使い始めるといったことができるのです。東側のスパイが使ったのではと想像も湧いてきたりします。

 不思議な機能一杯の東ドイツ製カメラでした。

クラシックカメラマン2

2007-06-11 06:39:52 | Camera
 今日は天気よさそうですね。でも会社に行かなきゃ。

 クラシックカメラネタ、忘れてました。前回はなんと4月1日。ずいぶん時間がたってしまってごめんなさい。

 今回は、ペンFです。
 オリンパス、私が大学4年の秋、就職活動の最中にスワローズが初優勝した話は以前しましたが、今だから言うけど、実は第一志望がこの会社でした。入れてもらえなかったわけですが。そう言えば、リコーも入れてもらえなかったっけ…………いろいろ想い出して、暗くなってしまいます。

 オリンパスのカメラがブレイクしたのはなんと行ってもペンシリーズ。ハーフサイズのカメラです。ペンのように持ち歩いて気軽にメモできるという意味だと思います。まさに今のケータイ写真感覚。祖父がペンを持っていた話も以前書きましたが、ベストセラーのシリーズでした。
 その最高峰がペンFです。1963年発売、東京オリンピック、東海道新幹線開通の前の年です。



 スマート。非常にシンプルで前面には窓がない、そう一眼レフなんです。もちろんレンズは交換できる。
 でもペンタプリズムの突起がない。そこがペンたる所以。



 普通の一眼はクイックリターンミラーが上方向に光を反射させますが、ペンFは前から見て左に反射させます。そしてぐるっと時計回りに回らせてファインダーまで導くのです。光路長をかせぎつつ、コンパクトになるシステムですね、プリズムが二つ使われているそうです。
 ペンFのすごいところは突起のないファインダーシステムだけではありません。



 シャッターが一眼等で普通用いられるフォーカルプレーンではなく、ロータリーシャッターというシステムなのです。
 スリットのあるチタン製の円盤が回転するシステム、回るスピードを制御してシャッター速度を可変します。このシャッターのおかげで、当時フォーカルプレーンシャッターでは1/60秒でしかシンクロできなかったストロボが1/500秒までシンクロするのです。
 まさに名機。某ホームページにある賞賛を引用させていただきます。

 ペンFこそ、日本製カメラの中でどこから見てもドイツカメラの模倣のあとを残さない初めてのカメラであった。さらに言えば、その後、だれもマネをすることができなかったという意味で二重に独創的なカメラである。

 その後66年に露出計が内蔵されたペンFTになりました。



 オリンパスペンの生みの親は米谷美久という方なのですが、彼が自らデザインしたという"F"の文字がFTではなくなってしまったのが残念ですが、さらに使いやすくなったといえます。

 クラシックカメラって本当にいいもんですね。

おとりよせ9

2007-06-09 16:41:37 | Camera
 スワローズ、坊ちゃんスタジアムで延長サヨナラ勝ちです、それも14連勝中のファイターズ、ダルビッシュ相手。ばんざーーい。勝ち投手は高井、先輩の勝ち。明日からは神宮でイーグルス戦。

 リコーのカメラにGRシリーズという製品群があります。

 これは元々父が使用していたR1という35mmフィルムカメラなんですが、軽くて薄くて24mm相当のパノラマ撮影ができるという優れものでした。当時のカメラとしては最も薄かった方ではないでしょうか。



 リコーはこのR1をベースに高級化高性能化を図り、レンズ性能、ボディの質感、マニュアル機能等を充実させてGR1という高級コンパクトカメラを96年に発売しました。



 プロのカメラマンも使用していたとも言われる伝説の単焦点コンパクトカメラです。その後もGR-xxといった数々の機種がありました(21mmレンズ付のGR21もあります)。

 デジタルカメラ全盛の今は、GR DIGITALという高級デジタルコンパクトカメラが販売されています。いずれもコンパクトな割には大きめのグリップ、大きくオフセットしたレンズ位置に特徴があります。薄くする分長くなってしまうのをうまく処理していますし、金属ボディーにラバーグリップもきまっています。



 このGR DIGITALが以前から気になっていました。シンプルでデザインも渋い。

 一方、これまで愛用しているのが、LeicaのD-LUX3というカメラです。似ていると言えば似ている、横長ボディ。



 PanasonicのLUMIX LX2というカメラのOEM版ですが、クラシックカメラマンの心を揺さぶるライカエンブレム付ということもあるし、16:9の素子を使っていて、なかなか使いやすいカメラです。
 それでも不満な点がありました。ここまでカメラ好き向けに凝っているなら少なくともフィルターは付けられるようにしてよ。青空バックの写真が多いので、PLフィルターが必需品。

 そもそも私がコンデジに求めるポイントはいくつかあります。
 画質が良くて、バッテリーが長持ちすることは言うまでもありませんが、
1. 28mm相当以下の広角撮影ができること。
2. 小型かつタフなこと。
3. 電源オンからの立ち上がりが早いこと。
4. ストロボが収納式等で、デフォルトがストロボオフの使い方ができること。やたら光るカメラはだめ。
5. 液晶以外に、のぞけるファインダーがあること。光学式ならなお良し。
6. ストラップが2点吊りで、首からぶら下げたときにぐるぐる回らないもの。
7. フィルターが取り付けられること
8. ズームがシーソースイッチでなくレンズの回転リングだとなお良し。

 D-LUX3だと、5-8がアウトだったのですが、革ケースの購入で、6がクリアされました。6ポイント

 PanasonicのLUMIX LC1というカメラ(現在故障して修理中)、CCDは2/3インチです。

これは、2以外が全てクリアなのですが、デジイチ並みにでかい。でかすぎるので-2、6ポイント
 実はこのカメラにもLeicaにOEMしたモデルが存在します。DIGILUX2



 良いですね、渋いですね、ほしいですね。

 またちょっと古いけど、NikonのCoolpix5000



 これだと、2、4と8がアウトで、5ポイント

 GR DIGITALだとどうでしょう。
 なんと、外付けファインダーさえつければ、全てクリア、かと思ったら、ズームがない。
 つまり、ズームしないよと割り切れば全て条件クリアなんです。単焦点レンズの方がそりゃあ性能は上のはず。いつか買おうと思ってました。時々限定モデルも出てるみたいだし。

 そうしたら、リコー、そんな物欲親父の背中をさらに後押しするようなスーパーモデルを出してきやがったんです。

 ボーナスももうすぐ出そうな雲行きだし、仙台ヨドバシで一度触っただけで即、購入決定。翌日には楽天で、ポチッ。これです。

 Caplio GX100、なんと24mm相当からの3倍ズーム、ズームなのでGRシリーズではありませんが、ボディの質感はGRシリーズと同じ。この写真は標準装備でアクセサリーシューにつけられる、小型液晶ファインダーと、ワイドコンバージョンレンズ(なんと19mm)と専用アダプターが取り付けられています。
 何にもついてないとこんなにコンパクト。

 のぞけるファインダーはのけぞるファインダー、真上まで向けられます。
 
 おもろい、おもろい。
 ワイコン用のアダプターには43mmフィルターやフードも取り付けられます。純正フードはラバー。
 
 私にとって重要な2点釣りストラップ用に両側に穴が開いてます。
 
 もっと面白いのは、16:9(ハイビジョン画角)でも3:2(フィルム画角)でもない、1:1つまり正方形の写真も撮れるんです。上の方のLeicaのD-LUX3の写真がそうです。上からファインダーをのぞくと昔の二眼レフみたい。

 新しいおもちゃのおとりよせでした。

 使用感ですが、残念ながらシーソースタイルのズームを動かすと、ズームの変化と共に、一旦激しくフォーカスがずれてから合焦します。これではズームレンズと呼べませんね。バリフォーカルレンズです。オートフォーカスのみで使用するなら、大きな問題ではありませんが、変な感じ。これまで使ったカメラではこんな現象はありませんでした。あったとしてもごくわずか。
 もう少しいろいろ使って見ましょう。

追伸: 今、LC1を修理に出していた仙台ヨドバシから電話があり、CCDの不良、無償交換とのことでした。中古で買ったカメラだったし、保証期間もとうに過ぎていたのに、ラッキーです。松下さんありがとう。リコールかなあ

追追伸: LC1のCCD不良で検索してみました。なんとSONYのCCDなんですね、SONYのカメラでリコールされていたのは知ってました。たしかにSONYからは問題が出たら無償交換しますって連絡があったような気がするけど、PanasonicのカメラもSONYのCCDだったりするんだ......