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疾風の帰り径

BROACHに存在した「疾風の通り径」を移行しました
ブログ内リンクが以前のまま、画像が移行出来てないものは、修正予定

美しく碧き黒部

2009-09-30 07:07:04 | 汽車旅行
 バスツアーの二日目は宇奈月温泉に向かいます。
 宇奈月と聞くと、うなずきトリオを思い出すのは私だけでしょうか。



 富山地方鉄道の宇奈月温泉駅と、黒部峡谷鉄道の宇奈月駅が隣接して建っています。



 この頼りない車輌に乗るのが二日目のミッションなのでした。



 観光客の数にあわせて増結するらしいのですが、この日は2台のディーゼル機関車に13両の客車、半分強がトロッコ列車と呼ばれるオープン車輌なのでした。



 ※この辺の写真、カメラのセッティングが前夜のまま、-1.3ステップアンダー補正なので、暗い写真ばかり。そのまま修正しないで載せています、すみません。


 連なるダムとダム湖に沿って列車は登っていきます。フニクリフニクラ。



 スイスに来たみたいですね。



 発電所の建物までライン河の古城風。



 しかし車内の案内放送が室井滋なんです。



 やっぱり猫が好き以来好きな女優さんなんですけどね、びっくり。富山出身なのでした。



 ダムといえば、あえて好んで来ている訳ではないのですが、前週の只見川と今週の黒部川、国内有数の大水力発電地帯を続けて訪問してしまったのでした。



 一時間ほど、碧い黒部川と山々の景色、トロッコ列車とレールの軋み音を楽しんで、鐘釣駅に到着。

 黒部峡谷鉄道の終点は欅平なんですが、このツアーでは此処までです。



 この辺りは紅葉の名所であると共に、名水の里、さらに温泉もあるんですが、車では来る事が出来ません。



 川を眺めながら15分ほど歩きます。



 楽しそうな水辺に降りていくのです。



 この河原が普通の河原ではないのでした。



 河原を掘るとお湯が湧き出てくるんですね。露天風呂もあります。

        

 弁当を食べた後、足湯。



 5分ぐらいで足が真っ赤になりました。



 再びトロッコ列車で宇奈月へ戻ります。



 この超狭軌鉄道、あの有名な黒四ダムなど、黒部川上流のダム建設のために造られた資材と人員運搬用の鉄道なんですが、支線もあるし、駅もたくさん、しかし観光客はその一部だけを利用しているんですね。
 そして鉄道会社の親会社は関西電力。黒部川上流のダムは、北陸電力ではなくて、関西電力が開発してきたものなんですね。

 東京電力が福島や新潟に原子力発電所を建設しているのと同じです。

 この鉄道、4月20日から11月一杯までの営業なんですが、発電所や鉄道ののメンテナンスは冬でも必要。



 そのため、なんと線路に並行して屋根つきシェルターが続いているんです。

 宇奈月から欅平までは20km。



 人がやっとすれ違える幅のトンネルを冬には、月金で毎日鉄道員が交代で往復するそうです。片道6時間。

 添乗員の調査によれば、鉄道のトンネルや橋の部分には冬季歩道はないので、まんま橋を渡るのだとか。看護師さんも歩いていくことがあるそうです。それが仕事とは言え、すごいですね。



 無事宇奈月に戻りました。

 後日動画も公開しますので、お楽しみに。

港のヨーコ、たそがれ、ブルーライト

2009-07-09 06:00:00 | 汽車旅行
 昨日は久しぶりに車を会社の第二駐車場に停めざるを得なくなり、ぶらぶら歩かされましたが、結婚式場に綺麗な紫陽花がありました。



 結婚式場らしい白い紫陽花、うっすらと緑がかっていますかね。



 手入れがいいのか、そういう品種なのか、資福寺の紫陽花と比べると、リッチで大柄です。

===

 毎月、大人の休日倶楽部会員に送られて来る旅の雑誌があります。CLUB。最新号はこちらで読むことが出来ます。
 対象が50歳以上であり、記事の内容も丁度良い加減で楽しんで読んでいるのですが、同じような雑誌がもう一つあるんですね。それが、東北新幹線等の椅子のポケットに入っている、トランヴェール。一部の記事はこちらで閲覧できます。



 写真はどちらも6月号なんですが、どっちも横浜特集なんです。偶然でしょうか。

 もちろん共にJR東日本の編集です。
 東京の人が横浜に遊びに行っても、JR東日本があまりもうかるとは思えないので、狙いは主に東北・北関東在住者でしょう。



 片方がどちらかというと歴史話題系、もう一方が呑み家ネタ系ではありますが、メイン記事はどちらも音楽、それもJazz。
 登場するJazz clubもダブっていて、こちらは、エアジン。Nigeriaを逆さまにした店名とか。



 こういう時って一回の取材で両方の記事を書いたりするんでしょうか。
 こちらは、Bar Bar Bar。



 テレビの取材でも、私たちはついつい効率を考えて、使い回し出来ないのと言いがちなんですが、実際にはほとんどそんな事は出来ませんね。
 ライターとカメラマンの名前を追ってみましたが、一応重複はしていませんでした。

 横浜開港150周年だからだったのかな。

 大人の休日倶楽部といえば、最近のCMで小百合さん五所川原に行っていますね。
 先日行った立佞武多も登場しています。

xx王子発祥の地か

2009-06-21 19:13:49 | 汽車旅行
 なんとスワローズ、三試合連続のサヨナラ勝ちで7連勝。
 独走状態だったジャイアンツに2ゲーム差です。今日神宮に行っておけばよかったかも。

 昨日は朝に家を出て、新幹線に乗ったのでした。

 二階建てのMaxやまびこ、二階は満席とのことで、一階の通路側だったのですが、大宮で席が開き窓側へ移動。
 一階席の窓際の張出しと言うか、飲み物やらケータイを置いておくのに手ごろなスペースって、ちょうどホームと同じ高さになるんです。



 駅に停車したときにちょうどベンチの前だったりすると、妙に気まずくなります。

 上の様な写真を撮ろうと、カメラを構えている時にスカートのお嬢さんがいた日には逮捕。

 やまびこだと大体二時間ぐらい、はやてに乗れれば100分で東京駅に到着します。E5系が就航してもこれがせいぜい90分になる程度でしょうか。

 ねとっとした亜熱帯の空気を感じながら、中央線の快速に乗り換えます。

 今回の東京の旅で私が乗った車両には良くこれが貼ってありました。



 最初はまた逮捕かとあせりましたが、週末はオジサンも乗れるんですね。良かった良かった。

 久しぶりの中央線のせいか、間違って青梅行きに乗ってしまい、国分寺で高尾行きの特別快速に乗り換えました。

 東京駅からちょうど一時間ぐらいで八王子に到着します。

 八王子、小さいころから馴染んだ名前ですが、考えて見るとちょっと変わった地名です。
 調べてみると、神道の神様の一人、牛頭天王の8人の王子神が祀られている「八王子権現」があるからだそうです。
 牛頭天王はスサノオノミコトとも関係が深く、天王洲や天王寺の天王も彼のことだそうです。

 数年前に駅前にこんな立派なビルが出来ました。

       

 立川、町田と共に都下を代表する街八王子ですが、なんと知らぬ間に人口は50万人を越えており、大都市になっていました。政令指定都市以外では4番目に多いそうです。
 大学が多いので20才前後の人口が異常に多いのと、市内に陣場山や高尾山と言ったハイキングコースで有名な山々があること、が仙台市と似ています。

 大事な昼飯。仙台から上京するといつも何を食べようか迷うのが昼飯です。
 仙台と違って晴れてるし、とにかく暑いので、冷し中華を探したのですが、最近良く名前を聞く「天下一品」には無さそうで、結局ここに入ることにしました。

       

 哲麺
 たたずまいで決めたんですが、八王子の商店街、安っぽい七夕飾りが目立ちますね。

       

 メインはラーメンらしいのですが、この日はつけ麺です。八王子は暑さが有名なんですが、此処にも冷やし中華がありません。
 何だかずいぶん久しぶりに食べるつけ麺。



 矢鱈いろいろ注文が付けられるシステムなんですが、特に聞かれなかったので黙ってデフォルト。
 1.5玉の普通サイズ500円に磯海苔のトッピング120円。
 大盛りでも600円でしたが、替え玉50円はすごいですね。



 後から来た高校生が、固めでこってりとか注文しています。

 麺は結構太目かも。

       

 これで、ばりかたとか、はりがねは、ありえないですよね、だとすると、太いのはつけ麺専用で、ラーメンはきっと細麺なんでしょうな。そうすると替え玉50円もラーメンだけかも。

 ちょっと焦がし系の豚骨醤油味で、美味しいつけ麺でした。次回はラーメンをばりかたで行って見ましょう。

 この後バスに乗ります。西東京バス。
 実は、昨年都内で、メトロカードが使えず、大恥をかいたので、今回これが心配の種だったのです。



 たぶん数年前に購入したバス共通カード、一応西東京バスのHPでは使えると書いてあったんですけど、やっぱり乗るまでは心配で心配で。八王子の皆さんに白い目で見られたくないし。

 八王子のバスは仙台と同じ後のり、前で降りる時に支払いなんですが、なんと恐るべし西東京バス。
 入口の横に、整理券の機械、最新式Pasmo/Suicaのマシンと並んで、共通バスカードのリーダーも並んでいます。運転手のとこにはさらに両替機と現金箱、博覧会です。八王子のおじいちゃんおばあちゃん達、対応出来ているのでしょうか。

                     つづく。

最後の夏休み

2009-04-28 05:00:00 | 汽車旅行
 今週は水曜日に祝日があるだけなんですが、すでにゴールデンウイーク前半だったんですね。

 ちょうど20年前、1989年の晩夏というか初秋。

 2週間の夏休みを貰い、旅に出たのでした。



 8年間いたヨーロッパでの最後の夏休み。

 最初の年は休みがもらえなかった記憶がある(と言っても、ワールドカップのバックアップでマドリードに3週間半いたので、夏休みみたいなもんでした)ので、その間の6回はどこへ行ったのか思い出を辿ってみました。

 1983年は、おんぼろパサートを転がして、南ドイツからスイス、リヒテンシュタインそしてオーストリーのチロル。これは前に少し書きましたね。
 1984年からは、少しまともなアウディ80で、まずはルクセンブルグ、南フランスからアンドラ、スペイン、またフランスに戻ってモナコ、イタリア、またフランスに戻ってスイス。
 1985年は、弟が来て、また南ドイツロマンティック街道からスイス、イタリア、モナコそしてまた南フランスからパリまで。この旅行中に日本では日航機の大事故がありました。
 1986年はツアーでギリシャのロードス島
 1987年もツアーで、南スペイン、アンダルシアめぐり。
 1988年、ソウルオリンピックの年が思い出せないので、日本に来ていたのかも。

 まだ報告しなければならないツーリングが沢山あるということですね。

    

 それで、1989年は9月の1日に夜行列車でイタリアに向かったのでした。



 実は帰りの切符しか残っていないのですが、こんな切符で、寝台車に乗り、ケルン、スイスのバーゼル、チューリッヒを通り、ゴッタルト峠を越えてイタリアへ。片道¥15,000ぐらい。

 イタリアは15日間の一等車乗り放題パスを使いました。3万円弱かな。



 朝着いたのは、ヴェネツィア。確か二泊はしたと思います。

 駅前には怪しげな客引きが沢山いて、まずは宿の確保。この時の旅の宿は全て飛込みだったと思います。ヨーロッパで宿を探す時、面白いのは、小さなペンションなんかで部屋があるかどうかフロントでたずねると、必ず、100%まず部屋を見せられます。旅人は部屋を見て、値段を聞いて、決めるんですね。



 ローマやミラノだと車に乗せられたりして、冷や冷やものなんですが、ヴェネツィアには車はないので、優しそうな親父を見つけて値段だけ先に聞いてから一緒に歩きます。



 その親父のペンションに決めて荷物を放り投げ早速探索です。



 ヴェネツィアがどんなところかは、行って見ないとなかなかわからないのですが、地図で見ると島です。江ノ島や志賀島みたいに本土と橋でつながっている、島。



 その真ん中に大運河と呼ばれるS字型のメインストリートがあり、この大運河と、街の周りには中型の定期水上バスが、普通の街のバスのように走り回っています。

 大運河にかかっている橋は三本だけ。



 他にも小さい運河が蜘蛛の巣のように広がっています。

    

 写真を見ると判ると思うのですが、島に建物が建っているのではなく、浅瀬に建っているんです。

    

 だからここは島ではなく、アドリア海の浅瀬なんですね。そこに街がある。



 道路の代わりに運河があるのです。

    

 だから車の代わりに舟。



 不便な街なんです。

 普通運河というと、陸地を掘削して人間が作った川のことですが、ヴェネツィアでは、建物が並んだその隙間が結果として運河になったわけです。



 もちろん永い歴史を刻んでいるし、オンリーワンの観光地ですけど。

 この街の歴史は、塩野七生さんの物語でどうぞ。

 全くの偶然なんですが、翌日が年に一度のゴンドラレース。



 REGATA STORICA。良くそんな日に宿が取れたものです。



 有料のスタンドもあるし、建物のベランダにも人が鈴なりでしたが、私は運河沿いの船着き場に陣取りました、もちろん無料。



 さっぱりレースの仕組みはわかりませんでしたが、とにかく綺麗な舟が沢山通っていきました。



 どんな食事をしたか、記録は残っていません。

 15日間のツーリングパスで、このあと、ピサ、ローマ、ヴァチカン、シェナ、サンマリノ、ミラノ、モンツァ、コモ、フィレンツェを回りました。



 私のカメラは、CANON A-1です。

 ヨーロッパネタはこちらにまとめてあります。
 右にある、"どんなネタが読みたいの?"のコラムから、「ヨーロッパの裏通り」をクリックしても同じ場所に飛べます。

ああ宮島や、宮島や

2008-06-07 05:46:28 | 汽車旅行
 昨日の広島、戦艦大和のミュージアム見学会がセッティングされていたのですが、これに参加するとどうしても14:15の仙台行き唯一のフライトに乗れない、それで自由行動になりました。



 ちなみに広島では、7日から9日が「とうかさん」と言うお祭りの週末。いち早く浴衣を着て街を歩くと言う6月第二週末のお祭りだそうでした。
 ちょうどそのお祭りの中心の稲荷神社(稲荷をとうかと読ませるようです)がホテルの前で、華やいだ雰囲気に満ち溢れていましたが、お祭りを見てくることは出来ませんでした。もう一泊すれば良かった。



 それで広島駅からJR西日本に乗り、宮島へ向かったのでした。
 私が大昔に天気カメラを取り付けた宮島タワーは影も形もありません。

 15分おきに往復してるフェリーで島へ渡ります。170円。



 島は、鹿と、修学旅行の小学生であふれています。



 厳島神社の大鳥居。海はほぼ満潮の時間で、注意書きの看板もこの通りです。



 やはり、日本三景で世界遺産、世界中からの観光客も大勢。



 ところで広島と宮城、とても似ているんですね。



 広島県の人口は288万人で全国12位、宮城県は236万人で15位です。
 広島市単独では116万人で全国11位、仙台市は103万人で12位なんです。
 経済規模も、県庁所在地への人口集中も同じ。



 どちらにも、プロ野球チームがあり、サッカーチームはJ2で昇格争いをしてるし、日本三景の宮島と松島があって、牡蠣の収穫は一位と二位。



 浅野50万石に、伊達52万石。海の幸が豊富で、酒も旨い。



 ほかにもいろいろありそうですね。
 ※京都府が265万人で13位、京都市は147万人で7位ですから、これも近い、しかももうひとつの日本三景、天橋立は京都府にあるのです。



 神社の本殿では、なんとまた結婚式でした。



 なんとも不思議な空間です。



 能舞台もありました。



 参道の商店街の規模もたいしたものです。



 その中の一軒、びーえむあいさんまたまたお奨めの「焼きがきのはやし」で休憩。



 この季節でも、生牡蠣がいただけます、少し小ぶりかな。そして



 いけます、いけます
 ここにはびーえむあいさん取材に来ているのですが、マスターに聞いたらちゃんと覚えていてくれました。松村邦洋さんだったしね

 この日も台湾のグルメ番組が取材中。



 松島にも来て欲しいものです。

 フェリー桟橋がある対岸の宮島口、リゾートっぽい雰囲気もなかなかで、良いところだなあと思っていたら



 新築のマンション、販売中です。

 このあとのんびり広島空港へ移動して、空港のレストランでアナゴ飯をいただこうと思っていたら、宮島でのんびりしすぎたと言うか、計算ミスと言うか、広島空港ちょっと遠すぎ、リムジンバスが着いたのがフライト15分前。
 ANAのスタッフと空港内を走らされる羽目になってしまい、アナゴ飯どころか、お土産のチーズ入り紅葉饅頭すら買えず仕舞い。またまたとほほです。



 しかし、まあ無事に飛行機にも乗れ、もし乗れなかったらまたまた新幹線で6時間でしたから、やれやれです。

 東北に帰ってきました。これは七ヶ宿湖かな。



 情けないことに3時過ぎなのに腹ペコ、仙台空港でお昼をいただきました。

 そして初めて仙台空港アクセス鉄道(何とかならないのかなこの名前、アナウンサー泣かせでもあるし)で仙台へ。



 広島空港にもアクセス鉄道があれば、アナゴ飯が食べられたのかもしれません。

 鈴木水産でカツオを買って帰宅しました。

いい日旅立ち

2008-06-05 09:52:39 | 汽車旅行
KC3A0001.jpg
今日は広島へ出張です。
それも行きは新幹線はやてと、のぞみを乗り継ぎです。合計六時間弱。仙台広島の航空便は日に一便だけ。これに乗ると会議に間に合わないのです。
東海道新幹線には、東北新幹線にない喫煙ルームと電源コンセント、検札があります。
どちらが進んでいるんだろう。
車内でバソコンいじってるひとはのぞみの方が多いようです。
今日の仙台は曇りから雨、広島は逆なので、天気的には良い旅になりそうです。


世界遺産菅沼合掌造り集落

2008-03-04 07:24:50 | 汽車旅行
 恒例3月初旬の大人の休日倶楽部会員パスウイーク。
 昨年は函館に行ったのですが、今年は北陸へ。パスでは3日12000円乗り放題で福井まで行けるのですが、今回は雪の合掌造りを見に行くことにしました。五箇山や白川郷へは、富山からバスを乗り継いでも行けるのですが、見所が分散しているのでレンタカーを借りました。

 五箇山には1977年に一度だけ、それも夏に行っています。30年ぶり。昔は峠越えで行ったものですが、今は北陸からは高速であっという間です。
 国道もかなり綺麗に除雪されていました。



 世界遺産に指定されている合掌造り集落は3ヵ所。
 岐阜県白川郷の荻集落が最大。そして富山県五箇山の相倉集落と菅沼集落です。

 東海北陸自動車道を富山か高岡から1時間、五箇山ICを降りて、国道156号線を走るとすぐ、眼下に菅沼集落が見えるポイントがあります。



 3ヵ所の中では一番小さな集落で、合掌造り家屋も9戸しかありませんが、その分最も保存状態がいいそうです。

 一般車は集落には入れませんので、有料駐車場に車を停め、3階分エレベータで降りて集落に入ります。変なの。
 初日は雪が深そうだったので、管理事務所で長靴を借りました。



 人が住んでいるので、雪かきはされていますが、本当に最低限の行動範囲だけ。



 ポストは機能していないと思われます。
 もう3月だったせいか、雪は何度も屋根から地面に落下しているようでした。



 だから茅葺の上にはあまり雪が残っていません。



 ここまでの村内の写真は初日のもの。
 最初の俯瞰とここからは翌日。天気が良くなりました。



 集落の周辺は大体飲み込めたので、この日は有料パーキングには入らずちょっと先の路側帯に車を停めました。

 白川郷より、五箇山のほうが雪が重く、屋根の傾斜も急だそうです。



 綺麗な風景を堪能できましたが、住んでいる人の苦労は計り知れません。



 村内には民宿が一軒あるとの情報でしたが、電話したところ、閉めてしまったそうです。この集落には宿泊施設はなくなってしまいました。

休日倶楽部大繁盛

2008-03-03 18:17:40 | 汽車旅行
今大宮を出て仙台に向かっています。この東北新幹線はそれほどではありませんが、高岡からの、はくたかや、越後湯沢からの、とき、吉永小百合世代や、綾小路君麿世代で満員。
JRは儲かっているかどうか、誰かがどこかで笑っているのか、はたまた誰かが損しているのか、興味深い現象です。



強風で

2008-03-01 13:18:24 | 汽車旅行
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休日倶楽部で日本海沿いを通過中。
直江津を過ぎたら雪も止み、親不知を過ぎたら青空も見えて来ました。よしよし。
携帯で写真を撮るとたまにこんなに。不思議ですね。
そんなに風が強いわけではありません。


ほくほく線

2008-03-01 12:28:05 | 汽車旅行
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越後湯沢からは金沢行きのはくたかと言う特急、名前が私向き。ほくほく線と言う聞いたことがない単線を走りますす。
大体、越後湯沢で乗り換えるのが意外です。
乗り継ぎ時間が五分しかない越後湯沢で迷わず買った弁当がこれ、林道かまめし。なぜか担当幸田晋。
牛タン弁当と同じように、紐をひくとほくほくに。
それで、ほくほく線か。


プラットホーム

2008-02-23 07:44:40 | 汽車旅行
 昨日は、某キー局男子アナと、我が社の女子アナの結婚が、ヤフーニュースのエンタメトップに載った上、女子アナ紹介のホームページにリンクが張ってあったために、我が社のホームページサーバーがパンクしました。ヤフーおそるべし。
 今日その結婚式があります。

 また、タイトルにあるラジオドラマが芸術祭の優秀賞をとったお祝いの打ち上げがあったのですが、その前にもう一度ドラマをみんなで聴こうということになり、スタジオで54分、出演者のみなさん(さすがに緒形さんは来なかったけれど)やスタッフと一緒に、じっくり聞かせてもらいました。



 全く関わってもいないし、実は初めて聴いたのですが、良いですね、ラジオドラマ。それも1年前に廃線になったくりでんの話。



 うちの若手のミキサーが担当したもの。
 彼らは2年前に同じ芸術祭のラジオドキュメンタリー部門で大賞を獲得しているので、今回の優秀賞は社内的にもそれほどインパクトはありませんでしたが、たいしたものです。



 私ももう少し若い時にこの会社に来ていたら、ミキサーもやってみたかったと思っています。

 でもラジオドラマなんて、今後ますます作れなくなっていきそうです。

 ところで昨日、新年度の人事異動の内示があり、7年強在籍した制作技術から、報道取材の部署へ異動することになりました。これまでも兼務だったので足の指2本ぐらいは突っ込まされていたのですが、完全移籍です。

 早出勤務が基本的になくなるのは◎ですが、緊急出勤は増えそうです。

 残った3月の中継を楽しみたいと思います。