疾風の帰り径

BROACHに存在した「疾風の通り径」を移行しました
ブログ内リンクが以前のまま、画像が移行出来てないものは、修正予定

たぶん64になっても

2009-09-15 06:41:11 | Music
 先日The BeatlesのリマスターCDボックスが発売されました。

 音楽好きの記者が張り切ってカメラクルーと共に、午前零時に取材に行ったら、CD ショップに並んでいたのは一人だけだったという笑い話がありました。ニュースの絵になりません。

 たぶん私が中学一年生のときに、初めて買ったLPがビートルズだったと思います。

 まだありました。



 A Beatles Collection of OLDIES, but Goldiesです。

 おそらくビートルズ最初のベスト盤。当時2000円でした。
 福田一郎氏がライナーノーツを書いているのですが、中身はRevolverのことばかり。

 貯金をはたいて買ったものでしょう。
 まだビートルズが存在していた時期でした。


 それ以来もう40年以上ビートルズを聴き続けているわけですが、一番好きな曲が多いのは二枚目に買ったLet it beです。

 それでリマスターが発売されたと言うことで、早速おとりよせ。

     

 サージャントとアビーロードの2枚、アメリカ盤です。

 CDの意匠も当時のレコードラベルデザインのままなんでしょうか。



 昨日ちょっと聴いた限りでは、さっぱり違いはわかりませんでした。
 まぁアレンジが変わっているわけではありませんから。
 大音量で聞き比べないと。

 何だかいろいろおまけが入っていて、アビーロードには、こんな写真も



 いろいろ何枚も撮っているんですね。
 実際仕事で何度か通ったことはあるのですが、記念写真は残っていないようです。

 今回好きなレットイットビーを買わなかったのは、



 わりと最近にNAKEDを買わされていたからです。

 NAKEDが売れたから今回のリマスターの企画になったのかもしれませんね。

 ちなみに今回のCDボックスには13アルバム14枚のオリジナル盤が含まれるのですが、OldiesやHey Judeは入っていません。

 此処でまた古の写真登場。



 高校一年のとき、悪友の一人がビートルズの写真集を手に入れてきて、隣の新宿御苑で、私のFTbで撮ったと思われる写真。ビートルズメンバーのポーズの数々を真似て撮ったりしたのでした。

     

 15ポーズほどありますが、私はリンゴの役のようですね。

街が音符で満たされて

2009-09-14 06:08:43 | Music
 東京周辺にはないと思われるイベント開催のお知らせ、朝の花火、号砲がこの日も青葉山とビル街の間に響き渡りました。さらに開始時刻の11時にも再び。

 仙台では週末どこかでイベントがあり、開催が決まると花火で知らせる慣わしが今でも残っているんですね、水戸でも確かそうでした。北関東ではアドバルーンを上げるというのもあったような気がします。



 ジャズフェスの二日目、ちょっぴり前夜のお酒も残ってはいますが、年に一度のイベント。

 日曜日も昼から定禅寺通へ。

     

 まずは毎回立ち寄る場所。



 Kakiyaですね、一年中牡蠣を食べさせる小さな店。

              

 イベントの時だけ店の前に出店を出すんです。



 串焼き、弩級の牡蠣3個で350円。3本1000円。

 牡蠣ビールにはまだ時間が早いかな。



 橋本ビル前で演奏していたのは、SPIRAL。

 SADEのような乾いて爽やかなヴォーカル。



 此処で早くも昼飯。

 国分町をうろつきます。

 有名な牛タン店には長い行列。
 そうですよね、地元が潤うためのイベントでもあるわけです。

 わたしは長浜ラーメン、一閃閣へ。



 24時間営業だったんですね。

 あっさりのバリカタ。700円。

          

 もちろん替え玉も。100円。



 再び定禅寺通へ。一番丁通にもステージがありましたが、こちらはPOPS系、若い人向けでしょうか。



 この写真、ご存じない方にはただの杜に見えると思いますが、ここが定禅寺通の東の入口です。
 この杜のケヤキの下に三車線x2の車道と歩道、グリーンベルトがあるんですね。そんなに広くない分、音が綺麗に響きます。
 ジャズフェスのときは、東半分の東行きがホコ天になります。

 街という場所は、食べて飲んで買い物をするだけの場所ではなく、多くの市民にとっては生活の糧を稼ぐ場所でもありますよね。



 週末になると、そのビジネスマンがひしめいている部分がぽっかり開くんですね、街の中で。もちろん仕事をしている皆さんもたくさんいるんですけど。



 ジャズフェスは、そんな週末の街の広場や、通りやオフィスビルの前庭を、心地よい音楽と歓声で満たす作業なんです。



 写真は、HONEY TOAST。正統派のジャズコンボですか。

 最近新しく仙台に建てられるビルの多くには、このイベントを意識した前庭が造られているとも聞きます。
 素晴らしいですね。



 こちらは勾当台公園。

 さすがにここは高低差があるので、多くの観客が集まるバンド向き。
 此処ではブルースやR&Bが聴けます。

 この日は素晴らしい女性ブルースギタリストの唄と演奏を楽しみました。



 ファイヤー大道ブルースバンド。



 再び定禅寺通。

 あれ?



 SPIRALの女性ヴォーカリスト、掛け持ちです。こちらはHARVESTかな。
 結構掛け持ちのミュージシャンは多いようです。
 アマチュアが多いので、当日ドタキャンのメンバーもいるでしょうしね。



 メディアテークに駆けつけます。



 こちらは毎回聴きに来る、MMJG、Mixy Modern Jazz Group。

 今年も元気で楽しい演奏を繰り広げてくれました。

 土曜日は雨の予報も出ていましたが、日曜日は晴天。
 人出も日曜日のほうが多かったようです。

       

 さらに散歩は続きます。



 だいぶ陽も傾き始めた定禅寺通りの西の端。

 秋田から来たSYS Project。
 モト冬木似のベーシストが中心のトリオでした。



 ちょっと私には難解。

 こんな演奏が二日間、昼前から夜まで、よりどりみどり。

 風になびく欅の葉音まで爽やかでした。

     

 ぶらっと歩いて散歩で行ける私は幸せです。

 今年は74万人がスイングしたとか。

 これで仙台は秋を迎えるのでした。                さみしい。

街中がステージ

2009-09-13 09:25:16 | Music
 ジャズフェスが始まりました。ステージは46箇所。

 昨日は体調が今一でしたが、何とか街に繰り出しました。

 アーケード街周辺の会場は11時から始まっているのですが、定禅寺通は恐らく交通規制の影響で、12時過ぎに始めるんですね。

 それでとりあえず、メディアテークへ。



 4sleepwersと言う福島のバンド。上手なヴォーカルでスタンダードナンバーを聴かせてくれました。

 前のオジサン、寝ちゃ駄目よ。

 その後通りを行ったり来たりしましたが、どうもツボにはまりません。

 それで昼飯。
 晩翠通りのすし処幸村で、海鮮丼。



 950円。平日のお得ランチはこちら、サエモンさんの取材です。

       

 その後、今年も宮城県美術館へ。中庭にステージです。

 Jazz in Museam、去年は鈴木勲さんが出演したんですが、今年はリオデジャネイロからサンバのバンド。



 先輩のお孫さんがもうすぐ生まれるからという訳ではないのですが、産婆。

 パルチデイロス・ド・カシッキ、覚えにくい名前です。

 少数ですが、コアなサンバファンが踊りまくっていました。



 打楽器が四人で、バンジョーとマンドリンの合いの子みたいなのと、6弦ベース?

 陽気で楽しげでしたが、私にはどうもみんな同じように聴こえる曲ばかり。



 60分のステージのラストは、リオのカーニバルのようにみんなで踊りましょう、ということで、



 盛り上がりました。

 この日はこれで退散です。

     

 家で特番を視聴。

     

 その後夜は送別会がありました。

 呑み仲間の一人が10月に関東に異動になるのでした。
 一番町周辺はジャズフェスで混んでいそうなので、東口側に集合



 極 鮮菜 喜庭、きわみせんなきっていと読みます。ワンコインランチのレポートはこちら、ぱんだ(親)さんの子育てブログへ。

 この晩の料理の内容はこちら、またまたサエモンさんのブログをどうぞ(手抜きです)。

 二次会は(店名忘れた)、おっちょこ(庄内人さんありがとう)



 びーえむあいさんの以前のレポートはこちらで。(手抜きだ)

 おしゃれな居酒屋なんですが、何故か客層が、女子のみかカップルばかり。男が50%を越えるグループは私たちだけ。
 どうしてでしょう。

 サエモンさんのレポートもアップされましたので、ご覧ください。おっちょこで二次会

 おおさん、成田でも頑張って、また仙台に戻ってきてくださいね。こんな素敵な店もあるし。

 何とか地下鉄で帰宅できました。

輪廻転生赤い糸碧い音

2009-07-08 06:20:00 | Music
 先日、新宿歌舞伎町のラーメン屋さんのマスターが、偶然元同僚だったことを書きまして、すごいねと言う反応が沢山ありました。
 実はそれよりもう少し前に赤坂某局で、同時期の別の同僚にも会った事があったんですね。
 
 別の業界に行った同僚たちですから、どちらも全くの奇遇。

 まあ東京は故郷なんでそんなことがあるのかもしれないんですが、まだあるんです。

 私が仙台に来る前に住んでいたのは水戸ですが、その前は東京大田区の南雪谷。
 東急池上線の雪が谷大塚と御嶽山どちらからも歩けたんですが、商店街が賑やかなのが、雪が谷大塚駅でした。

 自転車やバイクで通勤していた時期もあったのですが、普段の買い物は雪谷商店街。
 駅から家に帰る間に二軒、酒屋さんがあるんですね。
 どちらも、地酒やワインが充実していて、当時(10数年前)としては進んでいた酒屋さん。

 私はあまり同じ店に集中的に通うたちではないのですが、駅のすぐ前と言うか階段出口の並びにあって、雨でも濡れずに飛び込めるのが、宮田屋さんでした。そんなお客さんのために、にわか雨が降ると店頭にはビニール傘まで並ぶ商売上手。
 ずいぶんそこで買い物をしたはず。
 時には、おやじさんにお願いして、非売品の一合枡をもらったことがあるような気もします。

 時は過ぎ、故あって二度転職し、水戸経由の常磐線で仙台に来たのですが、1月入社の私より8ヶ月前、年度的には同期入社の、美人アナウンサーが、な、な、なんとこの駅前酒店の、看板娘だったのです。社員番号も私と一番違い。年齢は二周りぐらい違いますけど。
 店に出ていたこともあったらしいので、会っていたかも。
 もちろん一升空けてもニュースが読めるぐらい、社内有数の酒豪。

 まさに縁は異なものです。

 袖摺り合うも他生の縁、多少の円ではありません。

 皆様も、人はそんな風に繋がっていることをお忘れなく。 

 そんな宗教的な気持ちになりたいと言うわけはないのですが、その昔の同僚に会った歌舞伎町ナイトの翌日、SYABIに行ったときにミュージアムショップでこんなものを見つけました。即買い。

      

 何でしょう、蓮の花の図柄がすでに仏教チックですよね。

 お香セットとかが入ってる感じですか?

 でも電機メーカーの人は泣かされた経験があるはずの”CE"マークがあるし、MACHINEの文字も。



 ひっくり返すと、ラジオっぽいかな?

 愛父愛母三って???

 大きさは煙草の箱ほど。開けてみると、



 buddha machineⅡ、と言うまさにマシンなんです。FCCマークも付いてます。

      

 いわゆるMP3のディジタル音源を再生するプレーヤー。但しメディアの出し入れも出来ないし、録音も出来ません。

 つまり、買ったときに入っている楽曲だけが再生できるマシンな訳です。

 電源スイッチ兼用のボリュームのほかに、スイッチがひとつと、もうひとつボリュームみたいな調節が出来るんですが、これがピッチコントロール。つまり再生速度が変えられるんです。



 何が入っているかと言うと、これが宗教チック。

 ちょっとサティのピアノにも似てないことはないかもしれないけど、想像してもらうには、もしネパールかチベットあたりの宗教寺院にBGMが流れているとしたらこんなだろうというシンプルだけど不思議なメロディ。
 日本の大きな神社で神事のバックに流れる演奏のアジア風とも言えるかも。
 これがエンドレスで聴けるんですな。

 全部で九曲しか入っていないんですが、スピードを替えられるので、早い時と遅いときでは違う曲みたい。

 音質は歪みも多く猛烈にアナログ。

 曲は試聴可能です。BUDDHA MACHINE ⅡのHPで、まず画面をクリックし、右下にあるSOUNDをさらにクリックすれば試聴画面です。購入も可。

 有名ミュージシャンの中には、何台も大人買いして同時に部屋の中で鳴らし瞑想にふける人もいるとか。
 どんな煩悩にまみれているのでしょう。

 ヘッドホンでも聞けるので、近所のお寺からでも、ヒマラヤまでトリップできるかも。

トランジスタラジオ

2009-05-05 15:04:27 | Music
 青森ツーリング中に、忌野清志郎の訃報に接しました。

 高校一年の頃、聞いていたフォーク系バンドのひとつ、RCサクセションは、大学祭などにも良く出演していて、御茶ノ水あたりに聴きに行ったものです。
 古井戸や、かぐや姫なんかも。
 当時のRCはアコースティック楽器だけの3人組で、清志郎は大柄のフォークギターをかき鳴らしながらあの声で絶叫していたのを覚えています。



 小林晴雄は父の弟、兄弟の順は、8人兄弟の3番目であるうちの父(故人)、kanoko父上(故人)、晴雄叔父、snowgooseの母上の順番になります。
 父の兄弟の中では4人が宇都宮から東京に移り住んでいて、私が高校や大学に進む時には、晴雄叔父に保証人になってもらいました。
 高校に入学した時の、叔父貴からのお祝いは、油絵道具のセット。
 中学生の時の私の美術作品は良く見ていてくれたので、少しは才能を感じてくれていたのかもしれません。

     

 そんな叔父貴が、教え子がレコードを出す話をした時、私はすでにRCを知っていました。

 私が唯一覚えている叔父貴と清志郎の逸話は、卒業単位が足らなかった教え子に、一枚絵を描いて来い、と言ってその絵の出来が良かったので卒業できたという話。
 叔父貴から聞いたのか、清志郎がラジオかどこかで話をしていたのかは覚えていません。



 うちに唯一あるレコードは1982年の「BEAT POPS」。
 チャボこと古井戸の仲井戸麗一が加わった頃には、もうすっかりロックバンドになっていて、二人の演奏風景はまるでミックジャガーとキースリチャードそのもので実にいかしていました。

 当時のユーミンやサザンのレコードは結構揃っているので、まあ自分で買うほど好きというわけではなかったようです。

 でも、一番好きな曲は「トランジスタラジオ」です。このアルバムじゃないんですけど。

授業をさぼって
日の当たる場所に いたんだよ
寝転んでたのさ 屋上で
タバコの煙 とても青くて
内ポケットにいつも トランジスタラジオ
彼女 教科書 拡げてる時
ホットなナンバー 空に溶けてった
こんな気持ち うまく言えたことがない
Nai、ai ai…
ベイエリアから リバプールから
このアンテナがキャッチしたナンバー
彼女 教科書 拡げてる時
ホットなメッセージ 空に溶けてった


 名曲です。

 当時私が使っていたラジオは、ICラジオでした。
 たぶん中学生のときに貯めていたお年玉で買ったラジオ。堅実でしょ。



 SONYのICイレブンです。
 手元には無くて、時々オークションで探していますが、まだ未入手。

 ポケットに入るサイズではありませんでしたが、いつも枕元にありました。寝相が悪いので、良く後に倒れ、DCプラグのケーブルの付け根が切れてしまったものでした。

 僕の好きな叔父さんは突然、時の人になってしまったようで、朝日新聞にも三浦友和も含めた3ショット写真が載ったようです。

 合掌。清志郎は稀有で無二の才能を持ったアーティストでした。

 私の絵の才能は、いまだ開花していません。音楽も。

イメージの詩

2008-10-16 07:11:21 | Music
♪ こーれこーそはと 信じれるものが この世にあるだろうか 信じるものがあったとしても 信じないそぶり

♪ 闘い続ける人の心を 誰もがわかっているなら 闘い続ける人の心は あんなには燃えないだろう

♪ 長い長い坂を上って 後を見てごらん 誰もいないだろう 長い長い坂をおりて 後を見てごらん 皆が上で 手を振るさ

♪ 空を飛ぶのは鳥に羽があるから ただそれだけのこと 足があるのに歩かない俺には 羽もはえやしない

♪ 誰かが言ってたぜ 俺は人間として 自然に生きてるのさ 自然に生きてるって わかるなんて なんて不自然なんだろう

                    ※ここで聴けます。←クリック



 中学生のとき、吉田拓郎が好きだった吉川拓史くんという友達が学校のそばに住んでいて、良く放課後に拓郎を一緒に聴きました。その中で一番好きな唄がイメージの詩です。
 カッコ良かったなーー

 それで、銀塩カメラで撮ったイメージをどうするかという話に、無理やり移行するんですが
 これまでは、普通に写真屋さんやコンビニへネガフィルムを持って行き、現像と同時プリントを頼んでいました。
 でもそうするとプリントがどんどんたまってしまいます。
 私の場合、銀塩写真はポジティブに撮影に出かけた結果というよりも、コレクションのカメラの動作を確認するための作業という意味合いが高いので、持て余していたのです。

 そうしたら、百日紅さん(拓郎と同郷?)のコメントで、ラボでCDRに焼いてもらっていますだって。
 目から鱗でした。

 さっそくお試し。



 近所の小さな酒屋さん、今ではホワイト急便、クリーニングの受付がメインになっているようなんですが、そこで現像とCD焼きをお願いすると、700円でこんな風に翌日受け取り。
 サムネールプリントも付いてきます。



 このCDRにフィルム1本分の画像と、それを見る簡単なアプリが入っているのでした。
 一応プリンタブルなディスクが使われていたので、撮ったカメラの写真と、中身を印刷してみました。



 デジタル化してくれる画像サイズは、1940x1287、250万画素相当のJPEGイメージ。1から1.5MB程度のサイズでした。
 フィルム1本ずつ、別々のCDで、追加書き込みは不可。
 コンパクトフラッシュやSDカードへの書き込みもやってくれそうなんですが、酒屋の親父さんに聞いてもさっぱり。

 これからいろいろ試してみます。

 昨日のブログに載せた写真も、Leitz minolta CLで撮ったイメージをこれでデジタル化したものですが、モダンカメラマンⅡで紹介したこのカメラ



 Contax Tで試射したイメージも載せておきます。













♪ 古い船には新しい水夫が 乗り込んでいくだろう 古い船をいま動かせるのは 古い水夫じゃないだろう

♪ なぜなら古い船も 新しい船のように 新しい海へ出る 古い水夫は知っているのさ 新しい海の怖さを

This is Ground control to Major Tom..........♪

2008-09-25 07:51:15 | Music
 最近TBSの新ドラマ番宣にタイトルの唄が流れていて、はっとさせられます。
 社内はテレビがついているところが多いので、一日中何度も何度も。

 David BowieのSpace Oddity ←試聴
*最近音楽を無料で試聴できるサイトが出てきたので、音楽ネタにはその無料試聴サイトへのリンクを張ってみようと思います。上の試聴をクリックしてみてください。


 高校生の頃一番好きなアーティストで、初来日の折は新宿の厚生年金会館に行きました。
 後期のよりPOPになったBowieよりも、Ziggy Stardustや、Diamond Dogsの音が好きですね。

 ドイツで買ったこんなレコードがあります。



 Bowieのシングルピクチャーレコード10枚組、ヒット曲が20曲収められています。
 宝物ですね。



 Space Oddityは、単独飛行の宇宙パイロットが宇宙遊泳中に交信を絶つ内容でした。妻への愛を語りながら。

Ground Control to Major Tom
Your circuit's dead,
There's something wrong
Can you hear me Major Tom..........

Your circuit's dead 恐ろしい言葉です。

夕べは誘われるままに、広瀬町の一燈へ。



 新坂通りに面したマンションの一階にある小さなお店です。



 会社の先輩が、脱サラして数年前に開いたお店。カウンターに椅子が六脚だけ。
 場所柄病院関係のお客さんも来るようです。

 焼き鶏や鯨のユッケとともに「栗駒山」の純米をいただきました



 ACLサッカーを見ながら呑んでいたら、先輩が記者時代の元ライバルが集まってきて、釧路の知り合いから送られてきたとか言う珍味をいろいろといただくことが出来ました。
 そろそろ上がろうと思っていたところだったのですが、もったいないので栗駒山おかわり。



 私のサーキットが途切れ途切れになる夜でした。

音の交差点には

2008-09-15 03:41:14 | Music
 ジャズフェス二日目
 昨日は雨が降ると言われていたわりには、あまり降らず、せっかく傘も持っていたのに、荷物にしかなりませんでした。



 この日はまず、一昨年初めて見て聴いて楽しかったこのバンド
 昨年もメディアテークで聴きました
 早めに行って一番前に陣取ります。



 東京から毎年やってくるMMJG ミクシィモダンジャズグループ
 4回目と言うことでしたが、私のように毎年聴いてる人が多いようで、終わった後もずいぶん花束やら集まっていました。
 とにかく乗りが良くて楽しいステージ。



 この場所、定禅寺パークビルヂング前、ビルのウインドウにケヤキ並木が映って綺麗な場所なんですが、客席(ただの歩道)とステージ(って言ってもベタ)の間が歩行者通路、人や自転車が演奏中も行き交います。



 朝から天気が良かったはずなんですが、この演奏中に雨が降ってきました。
 でも客席は上手いこと大きなケヤキの木陰、ステージだけ雨粒が落ちています。

 まいったな。傘がない。

 午後はJAZZ in ミュージアムと言うのに行くことにしていたので、雨宿りと時間調整もかねてぶらぶら、木町通りで飯屋を探します。
 日曜日と言うこともあってあまり開いてる店がなく、結局広瀬通交差点の南にある鄙びた中華やさんで野菜タン麺。
 一旦雨は強まりましたが、食べ終わる頃には小降りに。仲之瀬橋に向かって広瀬通を歩きます。

 西公園の南を通り過ぎようとしたら、シャカタク風のサウンドが聞こえてきたので、藪の間を通って覗いてみると



 こんなはずれにもステージがあるんですね
 プログラムによれば、西公園庭園跡



 岩手から来たAZYMATH
 なかなかパワフルなヴォーカルです。

 雨だし傘はないし、時間もなかったので1曲しか聴けませんでした。
 このあと仲之瀬橋を歩いて渡り、仙台二高の前を通って宮城県美術館へ



 現在美術館は改修中で休館しているのですが、その中庭でライブがあるのでした。



 Jazz in ミュージアムと言う企画です。



 正式な「定禅寺ストリートジャズフェスティバルin仙台」のイベントではないのですが、タイアップステージと言うことで、準イベント的な取り扱いでプログラムには載っています。

 一番搾りを買って、たまたま空いていた前列端っこに割り込みました。タイルの床に直座り。



 飲み物売り場の横にパンフレットやCDが並んでいたので、眺めていたらド派手な衣装のご老人が、皆さんにパンフレットを配ろうとされていました。名前だけは知っていたのですが、そのご老人がこの人です。



 ISAO SUZUKI 鈴木勲さんです、ジャズには疎い私は良く知らなかったのですが、日本ジャズ界の重鎮。



 御年75歳、若手を率いて来仙です。
 キーボードは板垣光弘



 ISAO SUZUKI OMA SOUND
 プログラムによれば、初日の午後にドコモタイアップステージで、夜には市民広場のSaturday Night Jamでワンステージ演奏しているはずで、お元気です。あとから判明したのですが、この日の夜も市内でもうワンステージ。



 勲さんが弾いている楽器は300年前に製造されたビオラ何とかというチェロの親戚で、それにエレキベースの弦を張り、ギターマイクとイコライザーをつけたもののようでした。



 勲さん歌も唄うんですね



 ドラムは川口弥夏
 スケールの大きな演奏でした
 ちょっと若かりし頃の丘みつ子に似ています。(古すぎ!!)



 トランペットは中村恵介、素晴しい演奏でした、きっと有名な人なんでしょう。



 そしてサックスが纐纈雅代、難しい漢字ですが、こけつまさよ、と読みます。
 ほっそりしているのに豪快、ワイルドな演奏です。アクロバティックな勲さんのベースと彼女のサックスを残りの3人が支えている感じ。
 勲さん曰く期待の新星。かっこいいですね。でもちょっと疲れていたかも。



 一旦休憩があり、後半の演奏
 なんと勲さんはお召し替えです。



 定禅寺通りで聴くジャズとはずいぶん違う、プログレッシヴと言うか、アグレッシブな演奏でした。



 ストリートの演奏と違って90分楽しむことが出来ました、ただで。

 纐纈雅代さんのHPに載っているスケジュールによると

[9月・september]

鈴木勲(b)【solitude】CD発売記念ツアー
纐纈雅代(as)
中村恵介(tp)
板垣光弘(p)
川口弥夏(ds)



9/11(木)栃木県那須塩原・タイムズカフェ
9/12(金)福島県いわき市・berクィーン
9/13(土)14(日)仙台市・定禅寺ストリートJAZZフェスティバル
9/14(日)仙台市・サテンドール



9/15(月)盛岡市・スペインクラブ
9/16(火)秋田県大舘市・ミントンハウス
9/17(水)青森市・DISK
9/18(木)青森県西津軽郡鰺ヶ沢町・海遊食「たきわ」
9/19(金)青森県西津軽郡鰺ヶ沢町・日本海拠点館ホール
9/20(土)秋田市・Cat Walk
9/21(日)山形県鶴岡市・酒田Ber Chic



9/23(火)長野市・グルービー
9/24(水)七尾・場所
9/25(木)金沢市・もっきりや
9/26(金)27(日)名古屋市・jazz in lovely
9/28(日)静岡県浜北市・雪月花

 すんごいですね、ミュージシャンの生活って。
 演奏終了後も並んでCDジャケットにサインしていました。



 ところでこの演奏の休憩時に知らない男性から声を掛けられたのです。
 なんと、毎度コメントを寄せていただいているkazuさんでした。
 元々仙台御出身で、私の仕事の先輩LYNX☆さんの幼馴染。妹さん御夫婦と一緒に初めてジャズフェスを聴きにご旅行中でした。来仙することすら知らなかったので驚きです。70万人が48のステージに集まっていると言うのに。もちろん初めてお会いしたのです。奇遇。
 ゆっくりお話したかったのですが、新幹線の時刻が迫っていてお別れしました。
 これからもよろしくお願いします。

 いつの間にか雨も上がっており、また歩いて来た道をのんびり戻ります。
 今年のTシャツを買っていないことを思い出し、西公園内を探しますが売店が見つかりません。

 結局また定禅寺通りへ、東京エレクトロンホール宮城の前で、さだまさしのインタビュウ取材をしてきたと言うFディレクターと会って立ち話し、市民広場の端で無事LサイズのTシャツをゲット、その隣にある麒麟麦酒工場直送のタンクから一番搾りを注いで貰っていたら、またまたK野夫妻と遭遇、C葉君も一緒です。本当に良く会います。喉が渇くタイミングまで同じ。
 乾杯しているとS瀬さんも通りがかりました。
 歩きすぎて疲れていたので、このあと数バンド眺めましたが、あまり乗らず、家路に就きました。といってもまた歩いて帰ったのですが。



 今年のジャズフェスのテーマは、「音楽の交差点」
 まさに音楽好きのスクランブル交差点、第18回定禅寺ストリートジャズフェスティバルin仙台は終わりました。

ジャズフェス速報

2008-09-13 18:21:33 | Music
 9月13日、実は大学のクラブ同級生が披露宴を横浜で挙げていて、直前にお呼びが掛かっていたのでした。
 この年で披露宴、すごいですよね、うらやましいです。
 でも、どうも〇〇式とか、XX宴は苦手で、ちょっぴり悔しいからもありますが、欠席です、ごめんなさい。今度萩の月を持って遊びに行きますのでよろしく。

 ジャズフェスは11時スタート
 今日はまずブルースを聴くべく、勾当台公園野外音楽堂へ



 爽やかな緑の中
 まずは仙台のR&Bバンド「Jah Jah Monk」



 このあと東京から「デルタ兄弟」と言うそれはそれは楽しいブルースバンドを聴き、次の山形は小国から来た「本間電気楽団」の途中で、一旦昼飯。 家福でもりそばを4枚注文するもやっぱり足らず結局2枚追加、6枚で850円でした。

 蕎麦屋から戻る道すがら、錦町公園で仙台のフィドル入り学生ブルーグラスバンド「Off-Beat Time」を二曲だけ聴いて再び野外音楽堂へ。
 今度はまた東京のブルースバンド「江戸前ブルース亀若」



 まあ大体女性プレーヤーのところで足が止まりますね。





 亀若を楽しんだ後、雨が降りそうになってきたので、家に近いほうへ移動します。

 勾当台公園滝前で演奏していた青森のブルースバンド「BB HEADS」



 男だけなので足は止まりません。
 定禅寺通りシンボルロード夏の思い出像前で演奏していた、地元のジャズピアノトリオ「デルタ・サンドイッチ」



 ピアニストの後姿セクシーですね。
 此処は毎年レベルの高い演奏が多く、人でいっぱいです。

 このあと、メディアテークまで行ったら、表の喫煙所に、お馴染みK野夫妻。
 いろんな所でよく会いますねぇ。
 このあとヴァイオリンのバンドがあるよというので、一杯呑みながらお付き合い。



 東京&仙台の遠距離ヴァイオリンカルテット「flow's」です。
 聞いたことがあるようなラテン系の楽曲が素敵で、もっと聴きたくなりました。



 一番好きな楽器の音はギターなんですが、ヴァイオリンも良いですね。
 ヴァイオリニストは身重、大きなお腹でがんばっていました。



 ほかにも写真は撮ったのですがほとんどフィルムカメラの試し撮り。現像したあとお見せします。

 ぶらぶらしているときに友人から、同級生のカジュアル披露宴の写真が届きました。悔しいけど載せちゃいます。



 しかしS熊、おい、私服カジュアルは良いけど、新郎がポロシャツかよ!! まあしょうがないかな。
 このあと電話でおめでとうを言うことができたのですが、普段は車椅子の彼、この日ヴァージンロードを歩けたそうです、泣けます。
 みんな奥さんのおかげです、ありがとう。


 西公園のほうをぐるりと散歩して一旦のつもりで家に戻りました。スワローズ戦を見ながら昼寝。ジャイアンツに連敗。
 今18時20分。もう一回出かけようか迷っているところです。

 20時現在、結局家でケーブルテレビのジャズフェス中継見ながら、日高見。やっぱりね。

もうすぐ曲がり角の向こうから...♪♪

2008-09-10 06:54:55 | Music
 今日も仙台周辺は晴れのようです、休みたいなあーー

 パラリンピックの佐藤真海選手は残念でした。

 今週末13日14日
 ついにやってきます
 仙台最高のイベント



 定禅寺ストリートジャズフェスティバル←公式HP
 今年は48ヶ所のステージに714バンドが集まるのです
 ジャズだけでなく、ブルース、ロック、フュージョン、サンバ、ワールドミュージック(なんのこっちゃ)、ゴスペル、沖縄、エトセトラ、ほとんどアマチュアですけど、全て無料で聴けます。



 去年までは毎年初日は仕事だったのですが、今年からはついに二日間とも楽しめそうです。
 昨年の初日の様子→ I just called to say......
 同じく二日目の風景→ 定禅寺ストリートジャズフェスティバル
 一昨年の雰囲気→  街にあふれる 音があふれる ビールもあふれる



 今年はジャズコンボも聴きますが、ブルースバンドを攻めようかと思っています。ジプシーヴァイオリンは無いかなぁ

 雨が降りませんように

金髪の羽白鴨

2008-07-18 07:00:44 | Music
 葛飾柴又にある「とらや」のおいちゃんの決まり文句

 「バカだねぇ、ほんとに、バカだねぇ」

 これを繰り返さない日はないくらい、ばかばかしい事件が毎日、日本でも世界でも起こっています。何でこんな事件のために、多くの人が汗を流さなければならないんだと思う一方で、つくづく私たちは、他人の不幸を飯の種にしている因果な商売と、哀しい思いをする今日この頃です。


 最近ちょっと放送されなくなったかもしれませんが、6月までかな、やたら曲が耳について、妙にレトロなCMがありました。

 CRYSTAL GEYSER のCM

 この曲が気になっていて画面をよく読むと

 Blonde Redhead の文字、 レッドヘッドというのは鴨の種類のようです。

 早速取り寄せました。



 「23」
 テクノポップなのかな。何でも良いけれど。

 なんとNYで活躍する日本人女性とイタリア人男性のバンドでした。

 癒されるサウンドです。

 このバンドのことを調べていたら面白い事実。
 上の写真のCDジャケットは輸入盤なんですが、日本で販売されているのはこれなんです。



 間違い探し。

 何で違うのか、どうも輸入版の写真では問題があり、替えたらしいのです。どうしてだろう。

猿とカブト虫

2008-07-11 04:03:51 | Music
 時々思い出すのですが、小学校高学年の頃、フジテレビで「ビートポップス」という音楽番組がありました。
 インターネットで調べてみると、1967年ごろ始まったようです。司会は大橋巨泉と星加ルミ子。おひょいこと藤村俊二も出ていました。

 宮城県では、1962年に仙台放送が開局しているのですが、1970年にミヤギテレビが出来るまでは、フジ系と日テレ系、テレ朝系のトリプルネットだったようなので、放送されていたかどうか不明です。
 東京では土曜の午後3時か4時頃でした。

 おそらく日本で最初の洋楽系音楽テレビ番組。映像付きの素材もあったような記憶があるのですが、ほとんどはスタジオフロアがディスコ状態で、曲に合わせて女の子たちが踊っていたと思います。
 ローリングストーンズ、ビーチボーイズ、変身前のビージーズ、小山ルミ??

 白黒だったはずなのですが、私の記憶にキョーレツに残っているのは、ビートルズの「LADY MADONNA」やフラワーチルドレンのカラフルなイメージです。



 この頃はちょうどグループサウンズの全盛期でもあり、ヒットパレードやシャボン玉ホリデーに出まくっていましたし、モンキーズの30分番組が毎週放映されていて、どちらも大好きでした。モンキーズはTBS系列だったので、おそらく仙台でも放送されていたでしょう。
 この後中学校時代は深夜放送全盛期。カメのオールナイトニッポンで、ビートルズのサージャントを全曲通しで聴きました。すごい番組だと当時は感動していましたが、スタッフが楽したいだけだったのは今良くわかります。

 このあたりが私の音楽の原点。ずっと変わりません。

 後年、1980年代に、毎週のようにBBCのTVセンターに通っていた頃、カメラの納入試験をやる部屋が、なぜかTOP OF THE POPSのスタジオ(STUDIO 4)の隣の小部屋(4C)で、ビートポップスはこの番組の真似なんだという事が良くわかりました。こちらは世界の音楽番組の原点ですね。この当時はボーイジョージ全盛。

 私の中ではおそらくテレビのモンキーズが先で、すぐあとにビートルズを聞いたのですが、もちろん歴史的には逆で、英国のBEATLESの成功に刺激されてオーディションで結成されたのがアメリカのMONKEES。バンド名のスペルをいじるところまで真似しています。

 それから、RCサクセションがBEAT POPSというアルバム出してますね。やはり原点なのでしょうかね。
 ちなみに私はRCの「僕の好きな先生」の甥です。SNOWGOOSEKANOKOも。KANOKOは姪か。

何かが海をやってくる

2008-03-18 09:20:35 | Music
 いよいよ寒さが終わる彼岸に入りました
 何よりです



 スクラッチノイズの続編です。続々編かな

 ストレートアーム用の中古ヘッドシェルが届きました。ヤフオクで落札したもの。



 なぜか二個一組で、どちらもプラスチック製。長さが少し異なります。
 これはどうもDENONのストレートアーム用らしいのですが、なぜか一方はうちのアームに刺さるのに、もう一方は駄目、不思議ですが微妙に形状が違うようです。要切削。

 交換針も到着。針が曲がった、ピッカリング用です。



 JICOという会社が生産しているDIAMOND交換針ですから、国産みたい。これもヤフオクで落札した新品です。オリジナルも買えるのでしょうか。まだまだ研究が必要です。



 オリジナルの静電除去ブラシのアームがゴールドなのに対し、JICO社製はシルバーです。



 とにかく取り付けます。



 オリジナルの針は曲がってしまっているので比較できませんが、やはり音は変わるのでしょうね。



 曲がったカンチレバーは、一度だけなら元に戻す方向に曲げ直せるかもしれませんね、駄目元でやってみようかな。

 これで今日聞く愛聴盤はサディスティックミカバンドの「黒船」、1974年のレコードです。



 あのビートルズのホワイトアルバムや、ピンクフロイドの狂気、プロコルハルムやロキシーミュージックのプロデューサー、クリストーマスがプロデュースした名盤ですね。
 若き日の名人たちの演奏が絡み合います。「何かが海をやってくる」、「黒船」組曲。すばらしい演奏です。
 このレコードの制作が縁でクリスは加藤ミカと不倫仲になり、ミカは加藤和彦と別れてクリスと結婚します。でもミカバンドの名前は今でも使われているんですね。

 クリストーマスは片方の耳が悪いといわれていて、彼がかかわった曲はステレオ感に乏しいという説があるのですが、ステレオ感を離れた非常に深みのあるアルバムです。

 こんど、加藤和彦 細野晴臣 坂本龍一で何か曲が出るという噂を聞いています。

続スクラッチノイズ

2008-03-15 07:48:05 | Music
 昨日は休みだったのですが、午前中に一時間だけで終わるはずの作業があり、出社したのでした。案の定、作業は夕方までかかり、結局帰宅したのは夜七時、トホホです。

 ネタ造りに出かけられなかったからというわけではないのですが、昨日の続きです。



 我が家にあるレコード用のカートリッジです。
 黒いのが先日入手したSHUREのM97xE、金色のがPICKERING(好い名前でしょ、金色のピッカリング!)、銀色のがオーディオテクニカです。



 10年ぐらい前に買ったオーディオテクニカが駄目になったので、ピッカリング(XV-15/625E)を使おうとしたら、この通り



 カンチレバーが曲がって、針があさってのほうを向いています。
 駄目だこりゃ、というわけでSHUREを買ったのでした。

 使っているプレーヤーはたいしたものではないのですが、カートリッジが替えられる以上、アナログチックな調整が必要です。レコードファンにとってはこういう機械仕掛けがなんともいえませんね。このプレーヤーはほとんど電子制御ですけど。



 ただこのプレーヤー(ビクターQL-Y44F)アームがストレートタイプで、ヘッドシェルが特殊。
 標準タイプのシェルが付けられないのです。



 上が付属特殊シェルにつけたSHURE。
 下が世間一般標準タイプのシェル(オーディオテクニカのカートリッジについていたもの)につけたPICKERING。



 カートリッジの違いを楽しむには、プレーヤー付属のシェルにいちいち付け替えないと出来ないわけです。

 せっかくレコードが聴けるようになったので、交換用のヘッドシェルと、ピッカリングの交換針も探さないと。

 今日のLPは我が愛聴盤から、鈴木慶一とムーンライダース「火の玉ボーイ」
 「髭と口紅とバルコニー」が一番のお気に入りです。