今回のツアーのメーンエベント会場へ向かいます。

by D40
行ったことがある方はすぐわかりますね。
井田川沿いの駐車場と街を結ぶ坂道。ライトアップされています。

これは午後6時ぐらい、諏訪町の石畳でしょうか。

まだ始まるまで一時間あるので、人もまばらです。

富山市八尾町に来ています。やつおと読みます。

有名な「おわら風の盆」は毎年9月の1-3日に開かれる、秋の収穫を祈るお祭り、盆というのは、お盆とは関係がなく、風がおさまることを意味しているそうです。
台風来ないで、と言う事でしょうか。

その風の盆の中心は、町流しといわれる、踊りの行列。

全くプログラムはなく、それぞれの流しの頭領が、流したくなったら流すという、お祭りらしいお祭りで、その街流しを見られる幸せは、なんとも味わい深いのですが、一晩中街の通りで待ち構えていても、見られない人もいるというものなんです。

もちろん、お祭りは、地元の人たちが楽しむもので、観光客はそのおすそ分けに預かるだけなんですが、さすがに毎年何十万人も集まると、地元の人もある意味緊張を強いられるし、もちろん地域起こしには貢献するわけで、それで生まれたと思われるポストイベントが、この「月見のおわら」なんですね。

某ツアー会社が企画し、団体旅行を独占契約。9月下旬の週末二日間、それも各二時間だけのイベントなんです。

上の立て看板の様に、ツアー客優先のイベントなんですが、出入り口にもぎりが立っているわけではないので、実質的には誰でも只で見られます。バスの駐車場は独占ですが、一般車用の駐車場はあったようでした。

本来の風の盆は、街の中心がさらに小さく区分けされた、町内会のような11の組織、諏訪町とか、東新町とか、その部分だけを基本的に流すのですが、月見のおわらでは二本のメーンストリートをずっと流します。

なので、同じところにずっと居れば、必ず複数の流しが見られるわけです。
風の盆では、観光客を裁くのも各町内会ですが、月見のおわらではツアー会社の添乗員。

この晩は、西町、上新町、今町、下新町、福島の5グループだけが流します。

日曜日も同じグループだったのか、別の町だったのかは不明です。

七つのゾーンをひとつの町流しがそれぞれ30分かけて流します。

合計二時間なので、ずっと一ヶ所に居れば4グループ見られるわけですね。

私は流れと反対に歩き回って10グループは観られた勘定になりますが、同じグループを何度も見ていることになります。

暗くてほとんど写真が撮れないし、撮れたとしても、見たことがない人には絶対に伝わらない、幽玄な音楽と情緒。

もうすぐ新しいブログサイトに引っ越す予定ですが、それにあわせて動画も見られるようにしますので、少しお待ちください。

フラッシュや三脚は禁止と謳っているんですが、ずっと光ってるし、お喋りしてる人も大勢いるし、もっと静かに鑑賞すれば、感動も深まると思うのですが、掟破りで台無しなのは、本まつりも、月見のおわらも同様でした。
最後に開かれる輪踊りには誰でも参入可能です。

街の雰囲気を味わうにはもちろん本まつりの方が良いと思いますが、より観客が少なく、確実に町流しを見られるという意味では貴重な「月見のおわら」でした。
ちょうど月見のシーズンに行われる、月見のおわら、薄曇の空で、月も良く見えず、月見ならぬ、玉子とじになってしまいました。

by D40
行ったことがある方はすぐわかりますね。
井田川沿いの駐車場と街を結ぶ坂道。ライトアップされています。

これは午後6時ぐらい、諏訪町の石畳でしょうか。

まだ始まるまで一時間あるので、人もまばらです。

富山市八尾町に来ています。やつおと読みます。

有名な「おわら風の盆」は毎年9月の1-3日に開かれる、秋の収穫を祈るお祭り、盆というのは、お盆とは関係がなく、風がおさまることを意味しているそうです。
台風来ないで、と言う事でしょうか。

その風の盆の中心は、町流しといわれる、踊りの行列。

全くプログラムはなく、それぞれの流しの頭領が、流したくなったら流すという、お祭りらしいお祭りで、その街流しを見られる幸せは、なんとも味わい深いのですが、一晩中街の通りで待ち構えていても、見られない人もいるというものなんです。

もちろん、お祭りは、地元の人たちが楽しむもので、観光客はそのおすそ分けに預かるだけなんですが、さすがに毎年何十万人も集まると、地元の人もある意味緊張を強いられるし、もちろん地域起こしには貢献するわけで、それで生まれたと思われるポストイベントが、この「月見のおわら」なんですね。

某ツアー会社が企画し、団体旅行を独占契約。9月下旬の週末二日間、それも各二時間だけのイベントなんです。

上の立て看板の様に、ツアー客優先のイベントなんですが、出入り口にもぎりが立っているわけではないので、実質的には誰でも只で見られます。バスの駐車場は独占ですが、一般車用の駐車場はあったようでした。

本来の風の盆は、街の中心がさらに小さく区分けされた、町内会のような11の組織、諏訪町とか、東新町とか、その部分だけを基本的に流すのですが、月見のおわらでは二本のメーンストリートをずっと流します。

なので、同じところにずっと居れば、必ず複数の流しが見られるわけです。
風の盆では、観光客を裁くのも各町内会ですが、月見のおわらではツアー会社の添乗員。

この晩は、西町、上新町、今町、下新町、福島の5グループだけが流します。

日曜日も同じグループだったのか、別の町だったのかは不明です。

七つのゾーンをひとつの町流しがそれぞれ30分かけて流します。

合計二時間なので、ずっと一ヶ所に居れば4グループ見られるわけですね。

私は流れと反対に歩き回って10グループは観られた勘定になりますが、同じグループを何度も見ていることになります。

暗くてほとんど写真が撮れないし、撮れたとしても、見たことがない人には絶対に伝わらない、幽玄な音楽と情緒。

もうすぐ新しいブログサイトに引っ越す予定ですが、それにあわせて動画も見られるようにしますので、少しお待ちください。

フラッシュや三脚は禁止と謳っているんですが、ずっと光ってるし、お喋りしてる人も大勢いるし、もっと静かに鑑賞すれば、感動も深まると思うのですが、掟破りで台無しなのは、本まつりも、月見のおわらも同様でした。
最後に開かれる輪踊りには誰でも参入可能です。

街の雰囲気を味わうにはもちろん本まつりの方が良いと思いますが、より観客が少なく、確実に町流しを見られるという意味では貴重な「月見のおわら」でした。
ちょうど月見のシーズンに行われる、月見のおわら、薄曇の空で、月も良く見えず、月見ならぬ、玉子とじになってしまいました。