疾風の帰り径

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クラシックカメラマン9

2007-07-31 09:49:18 | Camera
 今朝の仙台は晴れたり曇ったり



 窓の外側に死んだガガンボが貼り付いたままです。足が4本しかありません。窓が汚れているのでくっついてしまったのでしょうか。年に一度、花火を見に、みんなが来るまでには掃除しなくては。

 クラシックカメラファンに限らず、スティルカメラの世界で最高の名機といえば、多くの人が選ぶと思われるライカのM3,そのM3を初めて入手しました。それも狙っていた自分と同じ1956年モデル。私はモデルではありませんが。



 シリアルナンバー835065、このころはすでにライツのカナダ工場が立ち上がっていて、ドイツ製・カナダ製両方が存在するのですが、これはドイツ製です。
 文献等によりますと、1954年にM3の販売が始まった当時、米国でのボディ価格が288ドル(360円換算で10万円余)、国内では50㎜/F1.5、輸入証明書付きで、約260000円だったそうです。
 この前の年に国内ではテレビ放送が始まっていて、これも文献によると、サラリーマンの平均月収が15000円の時代に十数万のテレビ云々、とあるので、大雑把ではありますが、ライカのボディも白黒テレビも、ほぼサラリーマンの平均年収ぐらいしたことになりますね。今で言えば高級車ぐらいの値段でしょうか。
 戦前はライカで家が買えると言われていたのに比べればだいぶ下がっているものの、全く高嶺の花でした。それだけ円が安かったともいえますね。

 以前から使用しているM2と並べてみました。M2は1957年発売、私のは60年製です。どちらもしっかり動きますが、傷と革装の剥がれが多い並品です。どちらもレンズマウントの下の革が切れていますね。



 右のM2、その発売当時の米国での価格が216ドル。M3よりだいぶコストダウンされています。上の写真で見ても左のM3の方が凹凸が多い複雑な造形です。



 上面はあまり差がありませんが、フィルムカウンターはずいぶん簡略化されてしまっています。またM3の方が古い分シャッター系列が倍々になっていません。のちのM3は倍数系列になります。



 吊り下げストラップ用の耳は、M3は結構凝っているのですが、M2の方が少し前側にオフセットして取り付けられており、レンズをつけたときにうまくバランスが取れるように改良されています。これものちのM3ではM2と同じになっています。



 内部機構にもだいぶ差があるはずなのですが、感性が鈍い私にはよく差がわかりません。
 もちろん一番大きな使い勝手の違いはファインダーで、M3は50mm用が標準、90mmと135mmの枠が出せるのに対し、M2では,35mm,50mm,90mm 用です。広角使いの私がM2を先に入手したのはこの差によります。
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