福岡の看板屋 独り言(看板.・カワムラ)TEL092-935-7058

皆様に生かして頂いてる看板屋としての呟きです。内容は独り言なので、万が一気分を害された方が居られましたら何卒ご容赦。

世襲を考える

2009年05月09日 | Weblog

 

最近、様々な所で「世襲」について議論されていますね・・。

この前、商工会から 「家業の後継者はいるか」等のアンケートがありました。 

推察するに この不況で 我が子に家業を継がせるどころか

自分の代で精一杯」が殆どの方達の本音ではないでしょうかね。

何を隠そう 表向き、私も家業を継いだ2代目というスタンスなのですが

自立という言葉を重んじた父とは全く別の場所で 起業していましたので 初代と同レベルと言う訳ではありませんが まあそこそこの辛酸は舐めたつもりです。

厳父の親を頼ろうもんなら 「成らず者」扱いでしたね。

世知辛い世の中、私としては もし、我が子に家業を継がせるとするならば、創業の厳しさで回り道するより ある程度のステージからの出発の方がより高いステージに移行できるのではないかと思いますが、看板屋という職業は止めておいた方が無難かな。昔気質の私としては ちよっと寂しい限りですが

継がせるのに消極的な理由としては様々ですが この業界は閉鎖的で他人の存続を喜ばない所が理由かな・・・。他の業種はこの不況を 協力しながら乗り越えようと 必死に頑張っている所もあります。

歴史を見ても、戦国時代 宿敵同士が協力し合い同盟を結び 覇王からの侵略に立ち向かう 例が沢山ありますが ひょっとしたら 天が、人間を極限の状態に導き、 協力の大切さを説いていたのかも・・そんな気がしてなりません。

現代に言い換えれば「覇王=権力」なのですが・・・。」

此間、役所の人と街の景観がどうとうか こうとかで 看板を規制する条例でもめましたが観光で食っている街ならいざ知らず 商業の街で そりゃないでしょうと 言っちゃいましたよ。政治行政を傍観していると 油断もすきもありゃしないのです。

私の激しいツッコミに 担当の方もタジタジでしたが 暇つぶしで政(まつりごと)やってもらっても困ります。(まあ、無秩序に沿道で乱立する商業看板や無許可で公共の場所や土地所有者に了解を得ていない場所に設置している看板は論外として)

自称庶民の議員さん達投票日迄は有権者の味方ですが それ以降は 一転して行政の味方になりますから要注意ですね。変幻自在とはこの事かな・・。

ウソップ!

議員さんは お調子者の遺伝子が後継ぎの条件なのかも・・・・。誠実な人間だったら 日々自責の念で やってらんないでしょう。

テーマから反れてしまいましたが 看板業等、団結しない職種は社会の中で自然淘汰されてしまう訳で、この職種程 横の繋がりがないのも昔からの慣例なのであります。(昔は芸術家が多かったせいかな 

これも、零細の悲哀なのでしょうかね。協力するところは明るいのに・・・。

大工さん達は仲間で協力して助け合っているのが良いですね。

人格者が多いのも頷けます。結構 後を継ぐ人が多い訳だ。

 

昭和時代を懐かしく思う 今日この頃、 世の中の経済がまともだった頃、

ホームドラマのシーンで子に家業を継がせるのが親の夢みたいなシーンがよくありましたが 殆どの業種が安定していたんですね・・・ あの頃が懐かしいですね。 

ほいでもって 明るいはずの21世紀初頭・・・・・

訳のわからん ルール無用の博打経済で 世界中が同時不況とは・・・・

バンバンとモチベーションが下がりますね。この最悪の時代を見事的中させていた 

ある歴史家が利他主義の重要性を説いていたそうですが、

おーおーっ!さもありなん!

利己主義、我欲の王道を極めた社会でこれを聞くと 天の声を聞いたみたいで

とても神聖じゃないすっか!懺悔するこっちゃわ・・・・。

政治屋を筆頭に、インチキで暴利を貪る業種等 まあ 金が唸って 旨みのある業種は こぞって 後を継がせたがっておりますが・・・いいなぁ 儲かって・・・

後継ぎいないんだったら 後継ぐよお~♪お声がけよろしくううううっ!

あっ!私の信条は「誠実」だから向かないか・・・・。

PS 桑田さんはやはり ただ者ではないですね。天才だ・・・・。

   彼がビートルズをカバーすると自然とカッコいいんですよね。

   他の人がやると とってつけたように なるんだけど。

   BEATLESファンの私としては メンバーが復活したような錯覚を覚えましたね。

   兎に角 カッコいい・・・。

   

 

 


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