随分前の記事 十数年前も 今と同じような事を
書いていたんだなぁ・・・っちゅう事ぁ~
何も良くなっとらんじゃぁ~ないかっ!
齢(よわい)四十半ばも疾(と)うに過ぎ・・・
「自分に足らんのは あと金だけ・・・
これさえあれば即身成仏!」と
思うことがある。
良き家族、健康に恵まれ 精神的には幸福感に満ち溢れている私
(愛犬のティアラちゃんも 美犬で忠犬だワン!)
別に 有り余るほどの金が欲しいと言うのではなく
家族が楽しく暮らせて 旅行にでも行ける位の金があれば十分だ。
人間ってえのは よく出来た生き物で 寝貯め 食い貯めは
出来ない この二つが出来ぬから 仕事(金)や食物を
独り占めする事ができないのだ。
しかし 時に、科学や技術は 自然の摂理に逆らい
余計なものを作り出してしまう。
個人の欲を実現させる為に 大多数の他者を
お払い箱にしてしまうのだ。
満腹中枢が破壊され 一人勝ちで巨大になった
メカゴジラのような団体が、勝者となり
庶民を虫けらのように ふんずけて行くだろう。
しかし その先には 虫 一匹住めない だだっ広い不毛地帯が
広がっているだけ。
やがては そのゴジラも その地で餓死する事になるだろう。
海外に逃げても同じこと・・・
所詮 巨大でメカニック化された
ロボット肉食獣は食物連鎖のトップにゃ不向きなのだ。
何しろ 人間を生かさないのだから・・・
私は「欲」を否定しているのではない
欲ってのは 人間にとって 無くてはならなぬ
インセンティブ(馬のにんじん)だ。
これが 無くなると人類は滅びてしまう。
この欲を良い方向に持っていけるのが 倫理道徳なのであり
究極、宗教の役割なのではないだろうか。
現実的には 政治かな・・・
(んんっ もっと 真面目にやらんかい)
有体に言えば どうだろう 前者に挙げた項目の中で一つでも
褒められたものがあるのだろうか・・・
人間の思想が狂えば 国が衰退すると言うのは
あながち嘘じゃないみたいだ。
日本は駄目だと国を捨て 海外に出て行こうとする前に
内需拡大を掲げ 皆を幸せにして欲しい・・・
「物が売れない!? 電気自動車は皆 欲しいと
おもっとるよ・・・」
ただ 皆、それを買う 金や仕事が無いだけなんだ。
(我々の世代、過去、車のドレスアップに1千万円以上使った友人が
大勢いた 給料は少なかったが 仕事は無くならないと思って
いたみたい・・・どぎつい車の香水とシャカシャカ コンポを連想する
思い出だ・・・)
若いやつらだって 決して働きたく無い訳でもないし
ケチでも無い。
未来が安泰であるならば 遠慮なく恋愛や趣味を 謳歌する筈だ。
大体、一家の大黒柱が 自分の家、家族を捨て 他人の家族を
食わせると 言うのならそりゃ 浮気というもの! 戸籍抹消だ。
蚊の一刺しにもならぬ 看板屋の独り言・・・
ご容赦頂きたく候・・・
PS 「便利」をキーワードにした発明よりも
世界の人々が飢えないよう
な科学技術の発展こそが 皆を幸せにするのではないかと思う・・・
これ以上の「便利」にゃ 正直言って
皆、ついて行くのに精一杯なのではなかろうか・・・
次々新しいものが出て 買ったものが 直ぐに時代遅れの
ポンコツになっちゃうんだから購買意欲が失せちまったのも
一つの原因だ。
家電やパソコンはそういう点で信頼性にかけるのだ。
あわてて競い合ったり 販売回転率を良くする為だけに
腐心したのであれば本末転倒だ。
「あわてる乞食は貰いが少ない」とはよく言ったものだが
あの「乞食」は貪欲な人間の事を言っていたのだと
改めて思い知らされる・・・
乞食とは貧乏人の事ではなく 食を必要以上に乞う人間=餓鬼
人が死のうと 救済するどころか お構いなしに
金を貪り続ける
人間達の事なのである。「小欲知足」を知れっ!
かつて 庶民の看板屋 かく語りき・・・
またまた追伸「高価な便利」は不況の中では
流行りにくいだろう 「高価な便利」とは 生活に余裕が
あってこその欲望の一つなのだ・・・
誰の言葉かって? 庶民の底流を知る 看板屋の言葉だよん。