これも相当、昔に書いた記事だが
アレルギーのある方は申し訳ない・・・
僕も事情を知らなかったら 突っかかつっとった
でしょう。
今年も 平和について考える日がやって来た・・・
「平和」 平らかなる和・・・
不平がこの世に存在しなければ この世は平和なのでしょうが
自分さえ良ければ良しとする「餓鬼の命」をもつ人間が権力を
持てば戦争と云う地獄の惨劇へミスリードする事になるでしょう。
強いものに 媚びる「畜生の命」を持つ人間が権力者になれば
これも又結果は同じ。
餓鬼が支配する世は、原因不明の疫病が流行り 天は荒れ
作物は育たず限られた物を我先に奪い合い内紛が絶えない
常に隣国は侵略の期を虎視眈々と窺っているのです。
餓鬼の世界で生きることを許されぬ 優しい人々は隷属させられ
最後には社会淘汰されてしまうのです。
餓鬼の支配する世は「欺瞞だらけの世」
身勝手な「正義」とやらを振りかざし人の生活や楽しみさえも
自分の物にしてしまうのです。
「正義」?ありゃあ体の良い餓鬼の都合じゃん・・・
あれっ?この世情は何処かで聞いた事があるぞ!?
災害や政治難が人々を苦しめるとき、いつも思い出すのが
私の敬愛する日蓮上人だ。
後世、自分本位で身勝手な信奉者のせいで 実像が歪められ
アレルギー反応を起こす人も居ますが、ここで 書くと
膨大な量になり暗礁に 乗り上げてしまうので割愛させて頂きます・・・
彼の崇高な思いは タダ教団拡大や政治権力に取り入るのを
遂げるが為の陳腐な宗教屋の野望等では無くて あくまで、
庶民階層の人々を救いたい一心の民衆救済であったことが
時の執権や信者達に送った手紙にに残っています。
読めば判りますが 凄まじい気迫と勇気が共に
伝わってくるのです。
どんなに勇猛果敢な戦国武将でも無勢であれば
戦はやらぬのです
(負ける喧嘩はやらぬ)っちゅう訳です。
丸腰で最高権力者に諌行を臨もうとする彼の姿を思うと
いつも感動で心が震えてしまうのです。
「私の言っている事が間違えであれば いつでも
家来になってやる!さあ かかって来い!」と
何度も公場対決を呼びかけている。
後世では、この気迫が好戦的なイメージとして誤解されているし
信者獲得の大義に利用されているのがとても残念なのです。
前にも書きましたが 彼が妻帯しなかった理由は
妻子眷属(家族)を思うがゆえに権力の
魔物と対峙する事ができないと知っていた
からです。まあ仏法者であれば周知の戒律なのでありましょうが
何のための戒律なのか判っていないと
無意味な苦行でしかないのです。
日蓮上人は権力者に都合の悪い事を叫ぶ自分自身に
対して脅しや誘いの言葉で揺さぶりをかけてくるのを知っていた。
彼は堂々と頸を打たれる位の覚悟だったのではないでしょうか。
「法華経を捨つるは地獄(戦争)の業なるべし」の文を悪用する
人間がいますが、憤然極まる話 ありゃ何も 教団を辞めたら
「地獄に落ちるぞ」と言っているのでは無いのです。
本意は日蓮上人が自身自分に言い聞かせた戒めであり
決意の言葉だったのではないでしょうか。
ある日蓮教団の知人が「矛盾だらけだ」と嘆いていた人が居まし
たが「日蓮の教えには矛盾などは存在しない。切り文を利用して
あんたの教団が矛盾を創り出しただけじゃないの?」と言い
口論した事がありました。
私が日蓮を愛しているのに教団に属さない
理由はここにあるのです。
仏法者の彼は人間というものを良くも悪くも見抜いていました。
その人間が住む国土は人々の命が投影されたものである
世間でいう浄土極楽も地獄もあの世にあるのでは無く
この世にあるのだと無意味なおすがり信仰を否定したのです。
鎌倉時代、次々に起こる災難のせいで この世を儚み多くの
自殺者が出ました。
日蓮上人は 釈尊の真意を伝えるために餓鬼の都合にされていた
仏法を再構築させる為に宗教改革したのでありました。
まあ キリスト教~仏教に至るまですばらしい教えで、偉人を
輩出した例は沢山あるのですが(マザーテレサやガンジー等)
受け継ぐ弟子達に餓鬼とか畜生の命がある限り
本当の真意は歪められ益々この世が悪くなって行く・・・
本当に正しく広まっていたのであれば 平和の二文字は
とっくの昔に実現していただろうにと悔しい気持ちで一杯ですね。
平和は 神様や仏様が創ってくれるのでは無く
他力に頼るのではなくて
その教えを受けた人間が実現していかなければ成らないと
日蓮上人は身をもって教えてくれたのではないでしょうかね・・・
残念ながら 法華経はこれっぽっちも 広がっていない・・・
PS 此間 テレビでトある国の某宗教者が 修行と称して
片手を挙げっぱなしとか 風呂に一生はいらないとか
やっていたけど 今 ヤッテイル信仰活動もあれと同じ
なのじゃないかな・・・無意味だよ ぷっ!
あっ!そうそう 仏法者の最大の敵、第六天の魔王
(人類の敵)を、敵対する教団の老僧に仕立て上げようと
している人達が居ますが、
あれって 大変な罪だと思いますね。
何故、戦争が無くならないのか・・・小学生でもわかる事ですよ。
本物の魔王がおっかなくって、世界平和にゃなんの影響力も
無い老僧に挿げ替えちまっているので
日蓮の弟子を名乗る人の中から 本物の行者は 出てこんのです。
法華経ごっこは時間の無駄で世界一の暇つぶし
になり、平和どころか、先ず家庭が不和になっちまう。
因って・・・世界平和どころか、騙される信者達が
増え疑心暗鬼になり
力が分散され弱まり 還って、
第六天の魔王が喜ぶ事になりますね・・・・
何か 今の政治事情 与野党勢力が政治不信者を増やしている
ようなwwww 結局、同じ穴のムジナwwww
ほんでもって、知らず知らずのうちに手下に
なっていたりして・・・
モット 視野を広げて小さい処に囚われないように
日本史・世界史を勉強して欲しいものです。
老僧の悪口 何百回言ったところで 良くなるどころか
還って不幸になります。絶対に良くなる事ぁ無いと思いますよ
ありゃあ 辞めた方が 良い!
毒気深入 失本心故 ・・・・
法華経やる人って、道理に明るい人達の筈なのですがね。