福岡の看板屋 独り言(看板.・カワムラ)TEL092-935-7058

皆様に生かして頂いてる看板屋としての呟きです。内容は独り言なので、万が一気分を害された方が居られましたら何卒ご容赦。

ちょっと 遅いが追悼・・・

2014年11月30日 | Weblog

 

ちょっと 遅すぎたが・・・私も 高倉健さんの追悼を


健さんの映画作品の終焉の地が長崎県平戸市だと言う・・・


ほんで、思い出すのだが、昔、小学生だった頃 クラスの友人6人位で 連れ立って平戸へキャンプへ行った事があった。引率は クラスで頭が良く、ちょっと変わった(妙に大人びた)O君の親父さんだ。故郷帰りついでに 僕らを平戸に連れて行ってくれるとの事だ。


なんと いっても 驚いたのは この親父さん、立ち姿・振る舞い・しゃべり方・高倉健さんに良く似ていたのだ。角刈りの頭にサングラスをかけ、ベージュ色のサマージャンバーのチャックを喉仏一杯迄閉めて ボストンバックを片手で肩に背負い 年老いた婆さん(彼の母)に「ばっちゃーん帰ったぞー」と低音の声で呼びかけるのだ

「うぉっ!シブい 健さんやがっ!」

「うぉい!おい マサカ 親父さん、渡世人じゃーなかろうな」とツイ口走る私・・・

「しっ!」と隣りの奴に肘鉄を喰らってしまった。

顔は厳ついが中々優しい方で何だか、健さん本人と旅したみたいで 今でも得した気持ちになっているのだ・・・O君のお父さんと健さんは、何処かで魂の繋がりがあったのかも知れない。

それにしても すげーファンだったんだろうな・・・雰囲気は其のものだったのを覚えている。


丁度 その頃の健さんの映画は役どころが変わり 「八甲田山」「幸せの黄色いハンカチ」「野生の証明」と健さんの魅力を最大に引き出した作品ばかりが登場した。どれも俊逸な作品で この短期間にいろんな高倉健を観る事が出来たのだ。

「八甲田山」では、知的で思慮深い寡黙な明治男。指揮官の重責を思い知らされた作品

「幸せの黄色いハンカチ」では、不器用で脛にに傷持つ無骨な元炭坑夫 健さんの不器用なイメージはこの映画の影響が凄かったのだろう それほどリアルで印象深かった。

「野生の証明」では ハードボイルドな唯唯カッコいいベストコマンド・・・この映画は不思議な空間に誘ってくれる作品だった。テンポが良い娯楽の傑作っちゅうか・・・仁侠映画とは違う健さんのカッコ良さが網羅されていたバイ!やっぱり佐藤純彌監督はすげー プロデュサーは言わずと知れた角川春樹氏、兎に角センスの良い方で手がけた作品は必ず大ヒットで「商売は掛け算で儲かって行く」と名言を残した怪物だ。この世界では神様的存在だったのだ兎に角影響は凄かった。あれ観て特殊部隊に入った知人もいるくらい。

※健さんとは関係ないが映画監督の巨匠といえば野村芳太郎監督と深作欣二監督を挙げておく。こりゃ ワシのポリシー


どの作品も映画監督が凄腕だったので どれも大ヒットだった。この三作品は何回観たかな・・・確か映画館で 弁当を持ち込んで 友人達と一作品8回位は見直している・・・

健さんの俳優としての夏季の作品としてふさわしい映画だったと思う。


山田洋次監督が健さんを撮ったのが良かった・・・あの映画からは リアルな人間の息使いが感じられ生活臭が有り まるで演者さん達が隣に座り 同じ場所の空気を吸っているように錯覚した。銀幕という不思議な境界から始めてスターが飛び出した精神的3D映画と言えるだろう。単純なストーリーなのに、あのように深い作品に仕上がるとは・・・何と言っても 驚くのは、その時代の情景と言うか空気の色が映りこんでいるのだ、画面見ただけで、あーあの時代だと一目瞭然。山田氏、天才じゃなかろうかと やっぱり真の芸術家だ。

増して大好きな武田鉄也氏健さんが共演してる夢のような作品だ。最高に腕の良い絵描きのような巨匠が描く活動写真に自分の姿が永遠に残るってのぁー最高だろうな。って 本人じゃないからわかんねーか





道理

2014年11月20日 | Weblog

毎度のこと・・・

上からお湯を沸かす人達政策にゃあ 頭が下がる。GDPがマイナスやったって お嘆きの人々達を見るにこりゃあ 誰もが危惧してた事なんで小難しいこと抜きにして 何を今更スットンキョウな事を言うとるんだ


だって 冷たい風呂を沸かすのに 下から沸かさず 上からバーナーで炙り ワザワザ差し水・・・イヤ!ドライアイスをぶち込んどるんじゃもん

沸くかい そんげなもん! 少し上水が温かくなるかなと思いきや 待ち構えていた異人さんに「持ってって下され」と貢いでいる有様・・・悪戯に時が流れるのは必定。ずっと水風呂のままなのぢゃー 凍え死んでまうわい!

大企業の経常利益が増えたとて 国民は元気にならんのやから 景気が良くなるわけが無いのだ。

大阪城の堀を自ら埋めて 合戦に備える浅はかさ・・・ アー インチキでもない限り負けるな コリャ。


PS GDPあげるんなら 国民ば元気にせんと・・・大企業の商売相手は国民なのだから あー それから見せ掛けだけの「江戸時代の羊羹」だけは辞めてほしい・・・失望すっからね ありゃ精神的に良くない。


命名 「捨て牌解散」 後であーじゃこーじゃ言うても 指摘せなんだアンタ達(有権者)のせい!と  民度低けりゃ再任だろうな・・・

でも 何処も頼りにならんし・・・確実に投票率落ちるやろうね 沖縄の人達みたいに熱心なら別だが 

時は今、年末のゴタゴタで人々の関心が向かない時期・・・      

ああっ!そうかそうなりゃ同じ結果ヴぁい!      

世間じゃ「大義のない解散」って言ってるけど「信を問う誠実さで」言い訳が立つのか!

やっぱ 頭良いわwwwww勝負師やな~ 地方創生案は地方へのガス抜きか・・・やるなぁ 前言撤回!(ちっちきちい~) 

もう こうなりゃ ヤケクソだ!「ええじゃないか! ええじゃないか!♪」とアダモステみたいにそこら辺をフンドシ一枚で叫びながら転げまわる人間が出てくるかもしんない!って・・・んな事あるわけないか現代人に集団ヒステリーはないもんね・・・