かあちゃんのはしっこライフ

東京のはしっこに住んでいるかあちゃんの
あれこれです。

『小さいおじさん』

2013-12-17 | 本・音楽
尾崎英子さんの小説の題名です。
久々に1冊読み終わりました

曜子、紀子、朋美。
28歳、中学2年生の時に
クラスメートだった3人のお話です。
クラス会での再会をきっかけに
なんとなくつながり出した3人。
(+他の何人かも)
地元の「音無神社」に現れるという
都市伝説の「小さいおじさん」の存在をからめながら
お話が進んでいきます。

クラス会や同窓会って不思議な空間ですよね。
久しぶりに会えて嬉しいし、楽しいのだけれど
当時の付き合い方によっては、もうずいぶん経つのに
わだかまりを引きずっていることに気付かされたりして。
先日も、そんな話を飲んでる席でしたばかり!

小説の3人も中学当時、とっても仲良しだったわけではなく
クラス会で再会しなかったら連絡を取り合うこともなかった。
動き出せずにいた3人が、音無神社のご利益か小さいおじさんの
不思議な力なのかわからないけど、一歩前へ進んでいく・・・
さわやかな読後でした。

第15回ボイルドエッグズ新人賞受賞作。
って、こういう賞があったこと、知りませんでした
万城目学さんの『鴨川ホルモー』も受賞作でした!




東京ディズニーシーへ

2013-12-16 | おでかけ
何年ぶりか忘れるくらい久しぶりに
東京ディズニーシーへ行って来ました。
クリスマスのイベント中のTDRなんて
息子が小さい時に行ったっきりだわ~

TDRマニアの妹に連れられ
開園の2時間前には到着しましたが
すでにものすごい人が並んでおりました

アトラクションにはあまり乗れないと初めから思っていたので
のんびりゆっくり回るつもりが、意外と乗れてしまい
あっちへこっちへの大移動となりました


ランドほど大きくはないですが
雰囲気のあるツリーはかわいい


スピード感あふれるアトラクションも大好きなんですが
見て回れる『フォートレス・エクスプロレーション』が大好きです。
「ザ・レオナルドチャレンジ」という
謎解きのプログラムにも参加してきました。
階段の上り下りが大変ですが、楽しかったです。


初めて体験した『タートルトーク』もおもしろい
あの受け答えはどうやっているのかしら?
妹とその娘がからんだので、余計おもしろかった

そういえば、東京ディズニーシーではお酒が販売されていたんですよね
それほど寒くなかったので、チョッと遅めのランチでビールをいただき、
夜はスパークリングワインを




夜はやっぱり綺麗ですね






思ったほど寒くなくて助かりました。
たくさんたくさん歩いた、楽しい1日でした。
連れてきてくれた妹に感謝

おまけ

東京ディズニーシーからくっきりと富士山が見えました。



1日居たい♪

2013-12-09 | おでかけ
前々から行ってみたかった
『国立国会図書館 国際子ども図書館』に
行ってきました

ここは国立の児童書専門の図書館で
閲覧のみの利用(貸出ができない)です。




明治39年に帝国図書館として建てられた建物は
重厚でとってもステキ


石造りの階段


木と鉄の階段

資料室にたどり着く前に見たいところがたくさんで
時間がたりな~い


1階のこの扉の向こうに『世界を知るへや』があって
「ぐりとぐら」や「おふろだいすき」などの外国語に訳された本や
(企画展示かも・・・)
いろいろな国のことについて載っている本が置いてありました。
部屋の中心にある長い机の上にはレトロな地球儀。
椅子も子ども向けで小さくてとてもかわいい

  木のドアです
ここが「子どものへや」の入り口
「子どものへや」は円形に配列された本棚があります。


3階の大きな窓

本が置いてある所は写真が撮れないのですが、
室内を撮影したポストカードがご自由にお取りくださいと
置いてあります。


2階にある第一資料室、第二資料室へは
カバンは持ち込めないので
部屋の外にあるロッカーに預けて
貴重品等を備え付けのビニール袋に入れて入室します。
児童書はもちろん、児童書関連の参考図書がたくさんあります。
展示もいろいろ企画されていますし、
展示に使った本のリストももらえます。

平日には見学ツアーもあるそうなので
いつか参加してみたいな~

『ターナー展』の帰りだったので
ほんの少ししか滞在できませんでしたが
とっても魅力的な図書館でした。


上野を散策

2013-12-08 | おでかけ
東京都美術館に行くために
上野公園の中をうろうろしただけなんですが、
紅葉も美しく、得した気分です





『伊賀上野NINJAフェスタ in 上野恩賜公園』などもやっていて

可愛い忍者さんたちがたくさんいました

東京都美術館の裏手には
「旧東京音楽学校奏楽堂」なる建物がありました。



趣があってステキ


こちらは東京都美術館の敷地にあったオブジェ。
巨大なボーリングの玉のよう。
反対側の下のほうに小さめの穴があって
そちらから覗くと、切り取られた空が見えました。
たくさんの人が写真を撮っていました。
目を引くものね

絵画の鑑賞

2013-12-07 | おでかけ
上野にある東京都美術館で開催されている
『ターナー展』に行ってきました。



ターナーと言えば思い出すのが
山下達郎さんの『ターナーの汽罐車』
夏目漱石さんの『坊ちゃん』

残念ながら『ターナーの汽罐車』に出てくる絵
「Rain, Steam and Speed」の展示はありませんでしたが
(所蔵している美術館が違うんですね)
『坊ちゃん』のターナー島の松に
似た感じの絵はありました。
「チャイルド・ハロルドの巡礼―イタリア」がそれ。
『ターナー展』のHPによると
夏目漱石がロンドン留学中に見た可能性があるらしく
漱石がイメージした作品の有力候補なんだそうです。

ヨーロッパの各地にスケッチに行ったターナー。
イタリアの風景もいいですが、
イギリスの風景を描いた絵が、私は好きです。
「月光、ミルバンクより眺めた習作」は
お月様の綺麗さが印象的でした。

ターナーが持ち歩いたスケッチブックや
使っていた絵の具、パレットなどの展示もありました。
絵の具のチューブが発明される前は
豚の膀胱に絵の具を入れていたそうです

ちなみにターナーは、私生活を明かすことを好まない
釣り好きな人だったとか。

予想通りの混雑ぶりでしたが
行って良かったです。

12月18日までなので、興味のある方はお急ぎを~