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Tさんの家改修工事  構造補強

T_house130524

(Tさんの家改修工事は sato*sato という名前になりました)


Tさんの家の改修工事

構造補強が終わり、下地組に入っています。

昨日は、その確認に行きました。

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みどり建設さんは、可能な範囲で、ほとんどの材料に構造補強金物をつけてくれました。

今回の工事では耐震補強工事をするのではありませんが、30年ほどになる木造住宅ですので、できる範囲で金物を付ける事は、( 保険みたいな意味ですが、) 有効です。

設計中にいっしょに小屋裏に入り、建築当時の金物の取付の不備をご説明してから、とても気になってしまったご主人にも 満足していただけたようです。

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写真は、元押入があった部分ですが、柱を取るために、梁を足しました。

右の柱は、新しいものに取り変えてもらいました。

元の柱は、押入の造作のために大きく欠き込まれていて、今回露出するにあたり、その欠き込みの大きさが心配でしたので、これで安心です。

木造住宅は、極端な言い方をすると、なんでも出来てしまいます。

違う言い方をすると、「 大きな力が加わった時や長い時間が経っても持ちこたえるか 」 を無視しても作れてしまうのです。

そんな事は今でもあり得るのですが、古いものだと、耐震とか耐久に対する考え方が まったく違いますし、意識もずっと希薄でしたから、天井や壁をはがしてから 「 うわっ! 」 と思うような事も出てきます。




木造住宅のリフォーム は、できれば

壁・天井・床 をはがして、悪いところは全部直す

事を考えてください。


そのために

きちんと設計をする事と、きちんと仕事をしてくれる施行者 が必要 です。








新築も ・・・・ リフォーム  リノベーション も  ・・・・

実現したい暮しを想い描く事は   同じです。

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自分らしい家や暮しに対する思いを語りあい 育て 実現する家づくり

志田茂建築設計事務所

注文住宅設計  住宅・マンションリノベーション/リフォーム設計
小さな家:企画住宅 LWH





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