月刊「祭御宅(祭オタク)」

一番後を行くマツオタ月刊誌

388.伝承の再現だんじり-大阪市城東区諏訪神社-(月刊「祭御宅」2022.7月4号)

2022-07-27 11:30:28 | 屋台・だんじり・神輿-装飾の工芸、新調、改修、修復-
令和元(2019)年、諏訪だんじりは新調されたそうです。そこには地元の伝承や文化財への敬意があらわれていました。

●ひとまずだんじり全景
このサイトによると、新調だんじりは本体製作は大下工務店、彫刻は辰美工芸が担当したとのことです。




●獅子ではなくよく見たら、、
 後面の懸魚を見ると見事な獅子、、ではありません。

実は、、、











獅子舞です。
諏訪神社は豊臣時代から伝わるとされる獅子舞がつたわっているとのことです。市の無形民俗文化財に指定されております。だんじりのような華やかな文化いがいのものも大切にされていることがつたわってきます。


●左専道
獅子舞は正面の番号持ちにも彫られています。文字には、「左専道」とあります。

左専道は、もともと左遷道とよばれていたそうです。菅原道真が太宰府に左遷されたときに諏訪神社にたちより岩に腰かけたという伝承がのこっています。
正面懸魚にその場面か彫られています。


そのおりにすわったという腰かけ岩は今も残っています。










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