例えばよくあるこんなお話(フィクション?です)。
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月刊「祭」君に「ごめんなさい。」といい続けたモテモテのAちゃん。
二人の共通の友達Bちゃんが、月刊「祭」君に耳寄り情報を持ってきました。
なんと、Aちゃんは最近彼氏と別れたそうです。
「なあなあ、月刊「祭」君。Aちゃん一月前に彼氏と別れて今『フリー』らしいで。チャンスやん。」
「フリー」になったAちゃんに再び告白した月刊「祭」君。その結果は、、、、、、
「ごめんなさい。」
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「フリー」という言葉は、彼氏、彼女がいない状況という意味で使われていると思われがちですが、、、
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@@好きな相手を「自由に」選べる人に、彼氏・彼女がいない時のことを「フリー」という@@
フリーを和訳すると「自由」。
「Aちゃんは『フリー』だ。」という文章は、「『彼氏』という『束縛』がなく、好きなパートナーを選べる『自由』の身である。」というニュアンスがあります。
また、「Aちゃんが『選ぶ』立場にあるということ」、「Aちゃんに彼氏がいない状況を『チャンス』と思う人がいること」を意味するとも言えましょう。
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@@好きな相手を「自由に」選べない人に、彼氏、彼女がいない状況はやっぱり「不自由」だ@@
しかし、上の物語でAちゃんに撃沈された月刊「祭」君に「フリー」という言葉は似合いません。月刊「祭」君も彼女がいない状況なのは代わりはありません。しかし、月刊「祭」君には「束縛」する「彼女」がいなくても、好きな相手に告白してもフラれてばっかりでは、到底「自由に」相手を選べません。相手を自由に選べない月刊「祭」君を「フリー」と呼ぶには、かなり違和感を伴います。月刊「祭」君の場合はタダの「彼女いない人」なんですね。
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@@「俺はフリーだぜ」、「私はフリーよ」に現れる自信@@
彼氏、彼女がいない状況を「フリー」と呼んでもらえる人は、「選ぶ立場でいられる人」、「チャンスと思う人がいること」を前提にしていることを指摘しました。
では、たくさんの異性の前で「俺はフリーだぜ」、「私はフリーよ」と何気なく言う事は、次のようなことを意味するのでしょうか?
「おい、お前らにも、俺(私)様に選んでもらえるチャンスがあるかもよーかもよー」
上から見下されてる?
よっぽど自信があるように見えます。
言葉の使い方には気をつけるにこしたことはないようです。
ちょっと、ひねくれた見方でしょうか?
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