月刊「祭御宅(祭オタク)」

一番後を行くマツオタ月刊誌

128. お経の省略(月刊「祭」2019.7月9号)

2019-07-14 13:17:32 | 民俗・信仰・文化-伝承・信仰-
●12000秒くらいかかる法華経
この世の中にはかなりの数、膨大な数のお経があります。例えば法華経は六万字を超えるので、一秒に5文字となえたとして(かなり早口)、12000秒つまり、三時間二十分かかる計算になります。
読経を専門にしているお坊さんならまだしも、信者にとっては大きな負担になるし、お坊さんにとっても、行事が目白押しの中では必ずしもそれだけに時間を費やすことができないのが現実です。
ですが、人々は読経と同じ功徳を得られる様々な方法を生み出しました。いえ、人々が生み出したのではなく、仏さまが教えてくださったのかもしれません!?

●アコーディオン!?
三木市口吉川町蓮華寺鬼踊り(毎年2月第1日曜日)の前の読経です。この日は、近隣の寺院からもお坊さんが馳せ参じお経を上げてくださいます。そして、写真のようにお経をバラバラと読み上げます。写真をクリックすると5秒の動画へジャンプします。


●般若心経を
大阪市平野区長宝寺のものです。おそらく般若心経です。一回まわすと一誦したことを意味するのでしょうか。


●ネパールから
大阪市平野区全興寺にて。学校建設のお礼にいただいたもので、中にお経が入っているとのことです。


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