神奈川県の駅。
多分、川崎辺り。
でも景色は実際の景色と全く違う。
昭和の寂れた駅・・・ という感じ。
私は急ぐ。
もう終電間近のはずなのだ。
電車がホームに入って来た。
私は走る。
飛び乗る。
ほっとしながら窓の外を見ると、隣にもう一台の電車が止まっている。
う・・・ 間違えたかも
と思うと同時に電車のドアが閉まり、動き出す。
次は~ ○○~ ○○~
○○ってどこだったっけ? ・・・ 確か群馬県だ
神奈川から乗って次の駅は群馬県かよ・・・ _| ̄|○
降りて引き返す事も、乗り換える事も出来ない。
おまけに降りたら深夜だ。
私は周りにいる人達の中から、親切そうな主婦らしき年配の方に聞いてみる。
駅の周りにビジネスホテルはありますか?
聞きながら、私は群馬の友人に相談してみようと数人思い浮かべる。
あせりながら。