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ブログ・若手研

愛知でサークル活動をしています。授業づくり、サークル活動、初志の会について、ワイワイ、一緒にしませんか。

19年3月21日(水) ブログ仲間から

2007年03月21日 | 18実践・東海市の戦後とわたしたち
ブログを通して交流させていただいている仲間がいます。
東海市で行った授業について資料を送付したところ、ブログで紹介してくださいました。

◆愛知からの贈り物(はーと&ハート2007)
http://kfujita11.exblog.jp/4974208/
 昨年度、東京学芸大に内地留学されたkeiさんのブログです。keiさんには、『考える子ども』に原稿執筆をお願いしました。「豊かな学力-子どもと共に創る授業から見えてきたこと-」(2006.9月号 NO.304)に共感された方も多いはずです。


◆つながりのある授業を目指して
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/rintaro1214/comment/20070319/1174251882#comment
 上越教育大学院で「学び合い」をテーマに研究を進めてみえるhirarinさんです。「学び合い」は子どもを主体とした授業で、学ぶ点が多くあります。また、hirarinさんの教育に向かう姿勢、「志」がすばらしい方です。

また、静岡のつぼみさんは、研究主任をしてみえるご自身の勤務校で、来年度の研修テーマを「子どもがつなぐ、子どもをつなぐ授業づくり」にしたい、メールをいただきました。

東海市での公開授業は、多くのことを学んでいただけるものではありませんでしたが、めざしたものについては、多くの方に共感していただけるものだったようです。

ブログ、不思議なパワーを持っていますね。
つぼみさんには、初志の会・東海集会(静岡)に参加していただき、お会いしました。
keiさんには、『考える子ども』の原稿などでお世話になっています。
hirarinさんには、上越教育大学の西川先生とのメールのやり取りの折にお世話になりました。
keiさん、hirarinさん、つぼみさんという方とのブログを通しての交流が、
ブログの世界を超えてたくさんの力を私に与えてくれます。

19年3月7日(火) 授業実線「東海市の戦後とわたしたち」最終日

2007年03月07日 | 18実践・東海市の戦後とわたしたち
1月からスタートした東海市での授業が今日、最終日でした。
今回の実践で、お話を聞かせていただいた方に学んできたことを踏まえてお礼の手紙を書きました。
 子供たちにとって、東海市は「ふるさと」です。その東海市には、いろいろな人が様々な思いをもってこの市に住んでみます。市が今の姿になるまでにはたくさんの人の生き方、思いがありました。今回の実践はこうした人の思いをさぐるものだった気がします。
 1月からずっと週に1,2度東海市の6年2組で授業をさせていただいたこと、私にとって、すばらしい勉強になりました。アロエの育毛剤を送ってくれたT君、ウルトラマンの絵を毎時間の感想用紙に描いてくれたY君など、様々なことが思いだされます。
 今日の授業の最後に、お別れの会を開いてくれました。「旅立ちの日に」の歌、声、心に響きました。

本当にありがとうございました。


19年2月28日(水) 東海市での公開授業

2007年02月28日 | 18実践・東海市の戦後とわたしたち
27日、公開授業を行いました。
東海市内の先生方が参加してくださいました。

授業前、黒板に「34人でつなげる授業をしよう。授業の流れをつくろう」
と書きました。

現状と問題点について、市民の側と企業の側の両論から考えました。

「企業がこんなにがんばっている。だから、ちょっとくらいがまんした方がいい」という意見、みなさんはどう思いましたか。ぜひ聞きたったところです。

また、対策のお金の出所のところ、企業と市役所の関係は、考えたいですね。

みんなすばらしかった。

3月6日楽しみです。





19年2月26日(月) 明日、つなげる授業を!

2007年02月26日 | 18実践・東海市の戦後とわたしたち
今日、6年2組にお邪魔しました。
今までの一人調べを振り返り、自分の考えをまとめました。

このブログ、Y君見てるかな。

この前、卒業式の歌「旅立ちの日に」を練習していましたね。
みなさんとは、1月から、1ヶ月足らず、
数回授業をしただけだけれど、
歌を聴き、別れが悲しくなりました。
今まで、東海市の歴史を追っかけてきたことが思い出されました。

今日、教室の黒板にメッセージを残したよ。
読んだかな。
横小6年2組、みんなで「つなげる授業」をしようね。

19年2月23日(金) 東海市での授業・一人調べから

2007年02月25日 | 18実践・東海市の戦後とわたしたち
空気の汚れについて子どもたちが一人調べしてきました。
担任のM先生の協力でB紙にまとめることができました。

Rさん、Hさんは市役所まで聞きに行ったそうです。
また、家の人に細かなところまで聞いていた人もいましたね。

・昔に比べるときれいになった。
・企業が努力していることがわかった。
という意見もありました。
お父さんからの聞き取りで
「昔光化学スモッグ警報がでて、外で遊べなくなった」
と聞いてきた人もいました。

今日は、たくさんのデータで、全員が発表できませんでした。
次回に回します。

19年2月22日(木) 人間の生き方に迫る授業-共感と葛藤

2007年02月23日 | 18実践・東海市の戦後とわたしたち
東海市で授業をさせていただいてるが、その柱の一つは、人間の生き方に迫る授業だ。
人物に生き方に共感する場面とその子の中で葛藤する場面を設定したいと考えてきた。
 東海市の戦後の歴史の中で、埋め立てによりに海苔づくりを止めた人、釜石や九州から製鐵の仕事をしにやってきた人、そうした人物の生き方に共感させたい、そして、その人々の葛藤について、その人の立場からとらえさせたいと構想した。
 実際の授業では、ふさわしい人物を絞り込むことなど、いくつかの困難に遭遇している。状況は、ベストではないが、子どもたちと追究を深めたい。
27日、公開授業。


19年2月12日(月)  届いたメールから

2007年02月12日 | 18実践・東海市の戦後とわたしたち
明日、東海市の授業があります。
休日、その準備をしました。
子どもたちの姿を想像しながら、授業の準備をするのは楽しい作業です。
こんな発言をするだろう、展開に応じてこの資料でゆさぶろう、
今までの授業感想や座席表に目を通しながら考えます。
決して授業は、うまくはいかないのですが。

昨日、あるメールが届きました。
下記ブログをご覧下さい。
◆教務日記:19年2月12日(月) 生きることの意味-原圭三さんの生き方-
http://blog.goo.ne.jp/goonorisada/e/1633f36eb66b39ec3084a931f2ae3016

※「教務日記」は「ブログ・若手研」と同一管理者の勤務校でのブログです

19年2月10日(土) 東海市の授業実践・コメントから

2007年02月10日 | 18実践・東海市の戦後とわたしたち

東海市の授業実践を進めています。
2月4日のこのブログにコメントをいただきました。
19年2月4日(日) 東海市での授業実践   http://blog.goo.ne.jp/hnk333/e/78937020a2f5cbf3db0708a3d3180586


興味深く読ませていただきました、 (次年度横須賀小学校PTA)
2007-02-09 11:05:36
はじめまして、次年度横須賀小学校PTA会長の松永と申します。

興味深く読ませていただきました、私事では、ありますが、次年度のPTA会長としまして、公害(もちろん各種の製鉄関係)のリサーチをしていまして、拝見いたしました。

ご承知のとおりここ東海市とくに、横須賀地区の鉄粉の飛散は子供たちにとって毎日ごく当たり前のこととなっております、しかし製鉄からの財源等の関係上、市と製鉄所はすでに一体と考えてもおかしくない状況です。

大人から、この公害問題を解決することはたぶん無理でしょう。

大人がだめなら、子供達からそんなことを考えています。

HONDAの企業理念は、子供たちに青空を です。

製鉄所にも、こんなことを言ってほしいものです。

微力ですが、がんばってみます。
またご縁がありましたら、よろしくお願いいたします。

 
文面からもお分かりのように、
コメントをいただいた松永様さまとは、全く面識がありません。
なのにこうして、意見を交換できることに、驚きました。
ブログの力を感じました。

子どもたちはこれまでの学習で、
埋め立て、海苔の養殖に携わってみえ人、釜石から移ってきた人のことを追究してきました。
 
空気が汚いという意見も出てきています。
 
また、製鉄所も、相当の企業努力をしてみえることが、
下調べでわかってきました。
市民、企業、行政、様々な視点から多面的にとらえさせたいと考えています。
 

 
 



19年2月4日(日) 東海市での授業実践

2007年02月05日 | 18実践・東海市の戦後とわたしたち
東海市で、1月22日(水)、29日(月)、2月2日(金)と3回授業をさせていただいている。

子どもたちから疑問をひろい、それについて話し合う展開です。

2月2日の授業では、霜田一敏先生(愛知教育大学名誉教授・現淑徳大学)にも授業を参観いただいた。
「想像することが力」という霜田先生の考え方を取り入れて授業を進めている。
問題は、子どもの内なる問題である。

私は、これまで、事実の価値について考えさせる授業が多かった。
資料など事実を子どもがどうとらるかを問題にしてきた。
授業における問題も社会的な問題が多かった。
社会的な問題を子どもたちが自分の問題としてとらえ、アプローチしていくことをめざした。
今回は「子どもの内面にある問題」を扱いたい。

授業で子どもたちに疑問をどれだけ持たせることができるかを第一にしていく。
そして授業後の子どもの動きを受けて次の授業を展開する。

資料を教師が与えることは子どもの想像力を奪う場合と、子どもの想像をかきたてる場合がある。

次は2月6日です。




19年1月22日(火) 東海市での授業(第2時、3時)

2007年01月24日 | 18実践・東海市の戦後とわたしたち
今回は、前回の子どもたちの疑問を出し合い、その疑問について話し合う授業を行いました。

子どもたちからは、
「なぜわざわざ埋め立てをしたのだろう」と
「新日鐵(当時東海製鐵)がどうしてできのか」
という疑問が多くだされ、それについて自分の予想を出し合いました。

埋め立てについては、海の方が工事費が安いという意見と山を平らにした方が安いという意見がでました。
公害に配慮して、住宅から遠い海の上に造ったという意見や、海外から石炭、鉄鋼石などを運びやすいから、という意見もでました。
自分たちで、想像して話すということは、考えることですね。

今回の意見でどれか一つが正しいいうわけではありません。
みんなが真剣に考えたことが貴重ですね。
わからないところは、ぜひ、聞いてみましょう。

また、埋め立ての工事をするとき、議論はなかったのか?という疑問もでましたね。

当時、海苔の養殖がさかんだったということから、たくさんの人が、今日の授業の感想に「反対しなかったのだろうか」と書いていました。
また「ぼくのおじいちゃんは、のりを作っていた」とK君は書いていましたね。
当時はどうだったのでしょう。
ぜひこれから考えていきたいですね。


授業後、クラス写真を撮らせていただきました。
まとまりがよくて、明るいクラスです。
写真にもその雰囲気がでていました。

それから、授業後、いくつかの場所で何人かの方からお話を聞きました。
大きな時代の変化の中で、それぞれの立場で、この東海市の戦後を生きてみえたんだな、と感じました。

授業の中で、子どもたちが、そうした人の思いから学べたらと思っています。

ただ、子どもたちのできるたけ身近な人でこうした人がいないかもあわせて探っていきたいと思っています。

家に帰って、子どもたちの授業感想を読みました。
また、「先生に一言」という欄に、いろんなことが書いてありました。
クラスのみんな、ありがとう。先生も楽しかったよ。




19年1月19日(金) 授業の構想を練る

2007年01月19日 | 18実践・東海市の戦後とわたしたち

今日、横須賀小で授業をさせていただいているクラス巣の担任、W先生からからメールをいただきました。

昨日は,授業ありがとうございました。また,新日鐵の見学大変勉強になりました。 コの字型座席表を添付しました。
今朝,児童には「昨日、昨日の先生がほめてくださったよ。」と伝えました。みんなとても喜んでいました。
 また,C男君はに,「どうして自分の家の会社ができたか家の人に尋ねたことある?」と聞いたところ
「聞いたことはない」そうです。しかし,その後,本人から「なんで,おじいちゃんは会社を建てたのかな。」
と,質問があり興味をもったようでした。本人はお父さんに聞いてみるつもりのようです。
 また,いつか授業で本人が発表してくれることを期待しています

クラスの子どもたち、全員と言葉を交わすことがでこきたこと、よかったと思います。
また、少し子どもの中に東海市の過去を学ぶことに興味を持った子もいたことがまずうれしかったです。
私から、以下のような返信をしました。                       

ありがとうございます。
授業記録には現れませんが、
子どもと授業者の対話って、とても大事だと思っています。
今回W先生にその部分を担っていただいています。
W先生が、子どもをしっかりとらえてみえるので、とても助けられています。

今、構想を練っています。
昨日東海市役所OBのSさんを訪問した折、
「東海市の新日鉄を考えるとき、公害のことははずして考えられない」
とおっしゃっいました。
また、クラスには空気の汚れを気にしている子が多かったですね、
 
当時、東海市では大気汚染の問題が相当深刻だったようです。
汚れているからといって、東海市と製鉄所は切り離せませんよね。
公害とどう折り合いをつけるのか。
 
東海市は公害防止協定という法律を作ったそうです。
その法律にいたるまでのあたりも、学習課題になってくるのか、
と考えて構想しいます。
(以下略)

自分の家族の歴史を足場にした単元構想が、打ち合わせの段階で修正することになりました。今回、公害という新たな視点をいただきました。戦後史をとらえる視点として、さぐってみたいと思います。

    ※この記事は、19年1月20日(土)にアップしました。


19年1月17日(水) 東海市の授業スタート

2007年01月18日 | 18実践・東海市の戦後とわたしたち

1月17日、東海市の戦後史の授業、第1時を行いました。

◆自己紹介 自分の名前と、一言を言ってもらいました。短い言葉のやり取りですが、どんな子なのかな、声を出してもらうことを大切にしました。
◆本時のねらい
 自分たちの住む地域は、戦後の大規模な造成工事(埋め立て)が行われ、製鉄所ができたことに興味を持つ。
 埋め立てと東海製鉄(現新日鐵)の企業立地、その後の東海市の様子について自分なりの疑問、調べてみたいことを持つ。
◆資料
 ○写真 1 現在の東海市臨海部の航空写真
      2 50年前の航空写真
      3 完成した高炉
      4 釜石市から東海市へ転入してくる人の様子
 ○資料 東海市の人口の推移(グラフ)
◆本時に子どもたちに伝えたいこと
 ・資料を見て気づくこと。
 ・発言をつなげる授業のおもしろさ。 

◆話し合いのルール
 1 意見がある子は立つ。
 2 意見を言い終わった子は、次の子を指名する。
 3 特に指名してほしい子は挙手する。
 4 友達の意見と自分の意見をつなげて考えて発言する。

◆白紙座席表の活用
 子どもたちには、白紙の座席表を配布し、友達の発言を聞いて、思ったことなど自由にメモでするようにしました。

◆ふりかえりカード
 授業の終末にふりかえりの感想とともに、
次の5点について、5から1で点数をつけてもらいました。
 1 想像をふくらませて、その頃のことを考えましたか。
 2 友達の意見がわかるように心を込めて聞きましたか。
 3 ゆっくりとみんなに伝わるように発言しましたか。
 4 友達の考えとつなげて考えたり、意見をいいましたか。
 5 理由を考えて意見がいえましたか。

◆授業の実際
 用意した写真を2枚使ったところで、時間が来てしまいしました。
 自己紹介の時間があったことと、資料を見て気づくこと、話し合いの約束などを伝えていくと、予定通りには進みませんでした。
担任のW先生が日頃から子どもたちを育ててみえたため、子どもたちは話し合いの約束をうまく使って話し始めました。

◆座席表に授業の感想をまとめる
 ふりかえりカードを回収して、感想・疑問を座席表にまとめました。
多かった疑問は、以下の通りです。
 ○ なぜ、海を埋め立てて工場をつくったのか?
 ○ 新日鐵はどうしてつくったのか(来たのか)?
 ○ 埋め立ての方法は?
また、「土地を広げるとき、議論はなかったのか?」という疑問もありました。

※この記事は、19年1月20日(土)にアップしました。

 




 

 


 


1月15日(月) 事前アンケートの実施

2007年01月17日 | 18実践・東海市の戦後とわたしたち

東海市で行う戦後史の授業を前に、ペアを組む担任の先生に事前アンケートをした。 15日、その結果を送っていただいた。用紙をfaxで送っていただければ、とお願いしたところ、結果をエクセルで打って送付してくださった。M先生、ありがととうございました。頭が下がりました。 事前アンケートをしていくつか、わかったことがありました。 以下は、私から、W先生にあてたメールです。(児童名はカット)

W 先生
 
大変な作業をしていただき、恐縮しています。
ありがとうございました。
 
子どもたちにとっての歴史とは、
やはり、古墳~江戸の頃の殿様、細井平洲、そして、小学校の百周年なんですね。
そんな中で、昔、横須賀町でした、と34吉村君が言っているところが目にとまりました。
また、学校の歴史も知っていますね。
 
新日鉄に対するイメージが少し意外でした。
環境を重視して「新日鉄のおかげだけど、~」とつづっていますね。
家族が新日鉄に関係するA君は、こうした友達の意見を聞いたら、どう思うか、どう動き出すかな、と思いました。
 
人口の増加については、子供たちのまわりにいろいろな事実があって、関心を持っている子もいますね。(4名) そして、「ぼくも」というB君は、当事者としてとらえていますね。おもしろいと思いました。
人口の増加を「知らない」という子が多いのも、少し意外でした。
でも、「いつごろから東海市に住んでいまか」に対して、10人の子が、引越しを経験していますね。
B君のように自分自身のこととして、つながった時、この子たちが、動きだす気がします。
おもしろいと思いました。
 
いよいよ、授業が始まります。
授業は不安ですが、子たちとの出会いがとても楽しみです。

19年1月12日(金) 東海市での社会科授業実践打ち合わせ

2007年01月13日 | 18実践・東海市の戦後とわたしたち
今日、東海市行う学校で打ち合わせを行いました。
 東海市立横須賀小学校
玄関で教頭先生、教務の先生が出迎えてくださり恐縮しました。
 
5時間目、授業をさせていただくクラスの授業を参観させていただきました。
子どもたちの手の挙げ方がまっすぐでした。
そして、授業の途中で「教科書を開いてください」とW先生が言うと、クラスみんながすっと教科書を開きました。
「~です。どうですか。」と誰かが言うと、他の子はハンドサインで意思表示していました。
子どもたちは素直で、きちんと指導されていると、感心しました。

それからW先生は、男子も女子も「~さん」とさんづけで呼んでみえました。
後で教頭先生から、これは横須賀小全体の昔からの伝統とお聞きしました。子どもを大切にした取り組みですね。

その後、W先生と打ち合わせをしました。
私が挑戦したいこと、大切にしたいこと、授業構想についてお話ししました。
子どもたちの様子お聞きすると、W先生がエピソードを交え、的確に話してくださいました。W先生が、普段から子どもを大切にしてみえることを感じました。

温かく迎えてくださった横須賀小の先生方、本当にありがとうございました。
これからスタートです。よろしくお願いします。
 

19年1月5日(金) 東海市にて

2007年01月05日 | 18実践・東海市の戦後とわたしたち
愛知県東海市は市を挙げて授業改革に取り組んでみえます。

その様子は、以前、このブログでも紹介させていただきました。
◆ブログ若手研:平成17年12月10日(土) 『授業改革に挑む』(東海市教職員会)
http://blog.goo.ne.jp/hnk333/e/da19f5c6a95a8de205cb5257d86b5e98

昨年11月には、中学校区を単位として全小中学校で研究発表会を実施されました。
◆東海市教育実践中間発表会
http://www.medias.ne.jp/~yokosuks/

今日はその東海市の教員研修センターにおじゃましました。
        

この施設は、今年4月、教員の力量向上を目的に開設された施設です。
◆東海市立教員研修センター
http://www.city.tokai.aichi.jp/~school/kensyu-c/newpage1.html

そして、午後から、東海市の教職員全体研修の様子を拝見させていただきました。

        

11月の研究発表の様子を各中学校区ずつ、校長先生が舞台に立ってプレゼンを行われました。そしてその後、代表の方によるパネルディスカッションを行われました。

「教育改革は授業改革」「授業改革は教師の力量向上」を全面に掲げ、全市を挙げて切磋琢磨してみえる姿に深い感銘を覚えました。

実は、この東海市で、社会科の授業をさせていただくことになりました。
クラスをお借りして、一単元を行います。

担任でない者がどこまで子どもをとらえ、子どもの追究を支えていけるのか、
また、地域のことを十分にとらえていない者が、社会科の授業ができるのか、
正直、大変不安に思いました。

それでも、
機会を与えてくださった方に感謝の気持ちをこめて、
精一杯取り組まなければと思いました。

担任の先生との連携など、お願いしなければならないことがいくつも出てくると思われます。
授業づくりについて多くの方と共に学ぶことができたらと思います。

単元は、戦後史をと考えています。
東海市は、戦後「製鉄の町」として発展した新興重工業都市だと知りました。工業化、人口の流入、産業構造の変化など、変貌していったこの地域の歴史は戦後日本の歴史の一つの典型ではないかという教材のおさえです。
アプローチとしては、自分の父や祖父といった家族、地域の方を足場として、もともとの地元の方、故郷を離れ転入してきた人々がどんな思いで、どのような生き方をしてきたのか追究したいと思っています。

今日は、教員研修センターの小林さんからお話を伺い、
東海市役所情報課の森課長様をじめ何人もの方から情報をいただきました。
お忙しい中、大変丁寧に対応していたき、頭がさがる思いでした。
そして、東海市の戦後を考える上でのいくつかの視点と、行政サイド、企業サイド、転入された方、地元の方など、単元の柱となる人を何人も紹介していただきました。単元の構想を少し膨ませることができました。

        
市役所の1階に上の掲示板がありました。
東海市の人口、現在10万5,710人。
この数字の中にいくつもの人間のドラマ、そして一人一人の思いが込められている気がしました。
これから、子どもたちと、そして、担任の先生と一緒にさぐっていけたらいいなと思いました。

教員研修センターの山本所長、小林さん、お忙しい中、ありがとうございました。
そして、深谷先生、機会を与えていただき本当にありがとうございます。

きっと思うようには進まないと思います。
でも、そこから学ぶことがあると信じます。
心を込めて取り組ませていただきます。

-参考-
◆東海市教育委員会
 http://www.city.tokai.aichi.jp/~kyouiku/kyouiku.html
◆書籍「授業改革に挑む」チラシ(PDF版)
 http://www.funajima-e.aichi-c.ed.jp/a_home/syuppantirasi.pdf