昨日『考える子ども』300号が届きました。
『考える子ども』は初志の会の機関紙です。
第1号は、昭和33年11月であり、50年以上発刊されてきました。
300号は、記念号として特集が組まれています。
初志を忘れずしたたかに改革を 市川博(帝京大学)
「考える子ども」と初志の会の迫力 上田 薫(本会名誉会長)
また、初志の会の外部方からの稿もありました。
「考える」子どもの姿を多面的に学びたい 臼井嘉一
評議員17名、の方からの「考える子ども」300号に寄せて
加藤九二代 300号に寄せて
霜田一敏 社会科の初志から教育の初志へ
戸崎延子 今こそ「初志の会」の出番
戸田久雄 教育の本質的なことに目を向ける
外山 明 私の澪標-「初志の会」を回想して-
西 良孝 医者は病気をみ、名医は病人をみる。教師は…
橋本輝久 だまされない人間を育てよう
長谷川正巳 つながりを求めて
深谷孟延 初志の会がゆえに
前田勝洋 子どもありきの逍遥
松村好雄 初志の会は宗教か
溝端祥浩 初志の会はわたしたちの拠りどころ
水戸貴志代 「温故知新」若い人びとへ
山本良苗 現場を離れた十年
若林シゲミ 300号記念に寄す
渡辺富士男 伸びよ-その時、その場所で-
森 茂 長坂家のころ
運営委員11名の方からの「考える子ども」300号に寄せて
堀 智晴 自分の生き方を問う会
江口勇治 300号に寄せて
田中恵子 初志の会と私
廣川治夫 考える力の育成を重視する教育活動を
荻野俊明 初志の会について思う
足立敏雄 2020年・『考える子ども』400号へ
市川則文 会は、どんな子どもをめざしたか、めざすのか
小酒井厚子 安東を引き継ぐ
近藤久史 能力
田代裕一 「考える子ども」に書いたこと
樫村憲一 よき出会い
そして特集と関連した、研究者、現場教師の稿が並びます。
藤井千春 「個」を育てる教育技法の習得と伝達
小林宏己 実践と研究を統一する存在としての教師
水田辰男 300号に思う 教育実践の「まなざし」の豊かさと確かさを
川合英彦 元気がでるサークル-「やりがい」が教師の資質向上に-
川合春路 支えあい学び合う場としての「考える子ども」
歴代編集長の思い出
渥美利夫 長い年月だった
的場正美 現代的問題と考える子ども
島本恭介 気が休まらない毎日です
連載講座
田島 薫 絶対のよいモデル依存(塾式)授業からの脱却と、新しく求められる初志と授業
山根栄次 初志の会の半世紀(4) 初志の会と私の社会科教育研究
入門講座
竹中輝夫 わたしの授業観を変革させた一つの契機(5) 学び方(学ばせ方)を変革させよう(その1)
林間抄残光(8) 上田先生のリアルタイムのエッセーです。
職員室の風景
宮沢知可子 「職員室をのぞいてみると…」
図書紹介
福田宏美 『個が深まる学び-安東小学校の挑戦-』(明治図書:上田薫・安東小 著)
研究集会の報告
征矢 隆 第44回長野県研究会報告
中村有佐 2006年関東地区研究集会
堀田隆長 東海地区研究集会-社会科がめざす子ども像-
古 隆子 2006年関西社会科の初志をつらぬく会冬季研究集会報告-今、一人ひとりに『生きる力』を育てるには-
田上 哲 西部地区研究集会を終えて-集会を通して確認すること-
時評
中村栄三 危機意識の洞察を変革の活力に
実に多くの方に思いがこの一冊につまっています。
普段合うことのない方がたですが、わたしたちの仲間が、こんななにもいることを実感します。
そして、全国各地で、初志の会をよりどころとして活動してみえる方がいることを心強く思いました。
手元に届いた「考える子ども」について、ぜひ感想、コメントをお寄せください。
また、「考える子ども」を希望される方は、初志の会のホームページより、会員、誌友への手続きをとってください。
▼初志の会ホームページ
http://homepage2.nifty.com/shoshi/