◆場 所 三好北部小学校
◆参加者 酒井宏明(西加茂郡・三好北部小)
水谷光孝(海部郡・七宝小)
鈴木佳典(豊田・追分小)
川合英彦(豊田市教育センター)
1 小6・社会 「ひみつ発見、足助城」 -地域素材を生かした発展的な学習-<鈴木先生>
〇単元の概要
・教科書による戦国時代の学習の後、地元にある中世山城を復元した「足助城」を扱う。
・見学、郷土資料館の方のお話をもとに、足助城マップを作成する。
・子どもたちの疑問について話し合う場を設定する。
<参考>
◆足助城 http://www.mirai.ne.jp/~asuke/siro/siro.html
鈴木先生は、毎時間の指導案を用意し、第1時と2時の授業記録(テープ起こししたもの)を持ってみえました。
また、教材研究もよくしてみえました。鈴木先生の情熱が伝わってきました。
・見学では、山城が期待していたほど大きくなくて、「たいしたことない」と子どもたちは思った。しかし、学芸員の方から「足助城主は、城も大きく、強かった」と聞いて、改めて興味を持ったとのことでした。
〇協議から
・地域素材「足助城」を軸として単元を構成し、地域素材→中央史という流れもある。
・足助は、歴史的素材が大変に多い。足助の歴史を一つの軸として、つなぐカリキュラムもおもしろい。その場合、今回のように、教科書-地域素材という形でつなぐなら発展学習。
(例)戦国時代-足助城、江戸時代-加茂一揆、明治時代-中馬街道
・話し合いの中で、城の構造と使われ方、戦いの様子などが話題になる部分と、城の歴史、城主の生き方が話題になる部分がある。話し合いの絞込みが必要ではないか。
・子どもの話し合いたいことと、教師が話し合わせたいことがズレていないか。
・見学後の気づき、疑問を出し合う授業を行ったか?この中から、本当に話し合いたい問題が生まれてくる。子どもたちが共通の土台に立つ。
鈴木先生、お疲れ様でした。
次回、授業の実践の報告、楽しみにしています。
2 校内緑化・花壇について<水谷先生>
勤務校はFBC(フラワー・ブラボーコンクール)に応募しているそうです。
PTAの花壇委員が企画・運営のかなりの部分を担当してみえるそうです。開かれた学校づくり、地域の教育力を生かすという始点からも素晴らしい取組みだと思います。
植物の手入れから教育的な配慮まで大変な苦労があって緑化が推進されていることがわかりました。
3 初志の会全国集会参加報告
<歴史学習における子どもの側から「戦争」に迫る授業>
・「どんぐり拾いと戦争」という具体的な切り口がよかった。
・子どもの側にたつ授業づくりとは、まずその教材にどっぷりと子どもを浸らせることが必要ではないか。当時の子どもの生活を掘り下げる単元構想にするとよい。
・教材に対する共感が生まれれば、子どもの想像力が喚起され、子どもの追究が始まる。
・こうした単元をぜひ実践していきたい。
4 来年度の初志の会・全国集会の提案について
次回若手研について
◆日時 平成19年10月13日(土)午後2時より
◆名古屋NPOセンター(地下鉄「伏見駅」下車。名古屋市中消防署)
提案をお待ちしています。事前に出欠について連絡をください。
初めての方も大歓迎です。お待ちしています。
◆参加者 酒井宏明(西加茂郡・三好北部小)
水谷光孝(海部郡・七宝小)
鈴木佳典(豊田・追分小)
川合英彦(豊田市教育センター)
1 小6・社会 「ひみつ発見、足助城」 -地域素材を生かした発展的な学習-<鈴木先生>
〇単元の概要
・教科書による戦国時代の学習の後、地元にある中世山城を復元した「足助城」を扱う。
・見学、郷土資料館の方のお話をもとに、足助城マップを作成する。
・子どもたちの疑問について話し合う場を設定する。
<参考>
◆足助城 http://www.mirai.ne.jp/~asuke/siro/siro.html
鈴木先生は、毎時間の指導案を用意し、第1時と2時の授業記録(テープ起こししたもの)を持ってみえました。
また、教材研究もよくしてみえました。鈴木先生の情熱が伝わってきました。
・見学では、山城が期待していたほど大きくなくて、「たいしたことない」と子どもたちは思った。しかし、学芸員の方から「足助城主は、城も大きく、強かった」と聞いて、改めて興味を持ったとのことでした。
〇協議から
・地域素材「足助城」を軸として単元を構成し、地域素材→中央史という流れもある。
・足助は、歴史的素材が大変に多い。足助の歴史を一つの軸として、つなぐカリキュラムもおもしろい。その場合、今回のように、教科書-地域素材という形でつなぐなら発展学習。
(例)戦国時代-足助城、江戸時代-加茂一揆、明治時代-中馬街道
・話し合いの中で、城の構造と使われ方、戦いの様子などが話題になる部分と、城の歴史、城主の生き方が話題になる部分がある。話し合いの絞込みが必要ではないか。
・子どもの話し合いたいことと、教師が話し合わせたいことがズレていないか。
・見学後の気づき、疑問を出し合う授業を行ったか?この中から、本当に話し合いたい問題が生まれてくる。子どもたちが共通の土台に立つ。
鈴木先生、お疲れ様でした。
次回、授業の実践の報告、楽しみにしています。
2 校内緑化・花壇について<水谷先生>
勤務校はFBC(フラワー・ブラボーコンクール)に応募しているそうです。
PTAの花壇委員が企画・運営のかなりの部分を担当してみえるそうです。開かれた学校づくり、地域の教育力を生かすという始点からも素晴らしい取組みだと思います。
植物の手入れから教育的な配慮まで大変な苦労があって緑化が推進されていることがわかりました。
3 初志の会全国集会参加報告
<歴史学習における子どもの側から「戦争」に迫る授業>
・「どんぐり拾いと戦争」という具体的な切り口がよかった。
・子どもの側にたつ授業づくりとは、まずその教材にどっぷりと子どもを浸らせることが必要ではないか。当時の子どもの生活を掘り下げる単元構想にするとよい。
・教材に対する共感が生まれれば、子どもの想像力が喚起され、子どもの追究が始まる。
・こうした単元をぜひ実践していきたい。
4 来年度の初志の会・全国集会の提案について
次回若手研について
◆日時 平成19年10月13日(土)午後2時より
◆名古屋NPOセンター(地下鉄「伏見駅」下車。名古屋市中消防署)
提案をお待ちしています。事前に出欠について連絡をください。
初めての方も大歓迎です。お待ちしています。