ブログ・若手研

愛知でサークル活動をしています。授業づくり、サークル活動、初志の会について、ワイワイ、一緒にしませんか。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

授業分析・授業研究の成果をどのように後継世代に継承するか

2006年09月23日 | 社会科教育
現在、大量の退職者を迎える「2007年問題」が教員の中でも話題になっています。
また、教育、とりわけ教師力、授業力の向上が社会的にも話題になっています。
今回、この問題を後継世代への継承という視点からをらえたシンポジウムに参加しました。

18年9月16日 愛教大公開シンポジウム(主催:愛知教育大学教育実践総合センター教科教育研究部門)

◆テーマ「わたしの授業分析・・授業研究、その成果を後継世代にどのように伝達するのか」
◆シンポジスト 五十嵐司朗(愛西市立佐屋小教頭)
        西川 純 (上越教育大学)
        木村博一 (広島大学)
        市川正孝 (安城市立錦町小学校教諭)
◆特別報告者  土屋武志 (愛教大)
◆司会     舩尾日出志(愛教大)

詳しくは以下のHPにて(シンポジウム案内)
http://www.aichi-edu.ac.jp/news/060916_sympo.pdf

五十嵐先生は、教頭としての立場、また中学の保健体育の実践を中心にした講演でした。

西川先生は、活力のある職場は、集団参画型であるとして、はっきりした目標のもとでそれぞれがアイデアを出しながら仕事を進める教師集団であることの大切さと、職場のお茶を飲みながらの同僚との会話(お茶研)の重要性を熱く語られました。

木村先生は、社会教科立場から、授業研究の視点(目標、内容、方法)についてお話いただきまた。

市川先生は、カルテ、座席表という手法を用いた授業実践についてお話がありました。

また、特別報告の土屋先生からは愛教大が現在模索している市民参画型教育養コーディネーターシステムと学部と院との連携による6年一貫教員養成についてお話がありました。教員養成においてもOJT(職場での訓練)とPBL(プロジェクト方式の学習)を重視すること、大変によいお話だと思いました。

学校は、後継者育成のノウハウを持っているか。

今回の研修の中でいくつか、ヒントをいただきました。紹介します。
・教師の資質として重要なものは、①子どもをばかにしない②職場の同僚となかよくやる。の二つ。1人の人間がもつ力は限られている。だからこそ、上記2点があれば、必ず伸びていく。(西川)
・職場の先生方への問題意識の喚起。日頃、先生方に関係ありそうなことをかいたメモを配布する。くいついてくる先生がいればそれでいい。(五十嵐)
・授業研究を見たら、必ずコメントを授業者に渡す。(五十嵐)
・職員の年齢構成がいびつ。中堅教員が不足している。(西川)
・抽出児で仕組む:「で・に・を・は」(市川)
「抽出児で授業案をつくる」「抽出児にはたらきかける」「抽出児を生かす」「抽出児はどんな子か、どう変わったか」
・明日の実践に向けて元気が出てくる授業分析、授業検討会を(木村)
・授業を見てみんなでワイワイ言う研修が一番いい。(西川)


継承したい内容、継承の仕方など広い範囲にわたっての内容で、時間が大変短く感じました。


トヨタ自動車をはじめ優れた企業は、必ず人材育成の独自のノウハウを持っています。
私たち現場教師は、現職教育(校内の教員研修システム、組織)、サークル活動あるいは初任者研修などがあります。現在、現職教育を担当している私のの関心はこのあたりにあります。

私は、一番大切なものは、その人がやりがいを感じることだと思います。
やらされているものは、そのしばりがなくなれば終わります。継続しなければ身につかずに終わってしまいます。
やりがいを感じたとき、その人は自ら動きだします。
そしてやりがいがを継続する環境を作り上げることが、ポイントだと思っています。
コメント (3)   トラックバック (1)

18年9月18日(月) 社会科・教材開発のやりがい

2006年09月18日 | 社会科教育

※この記事は、同一管理者によるブログ「教務日記」の再掲です。

今、豊田市の副読本「とよた」の編集作業を進めています。
先日、共に仕事をしている編集委員のK先生から、メールをいただきました。
紹介したいと思います。

 
副読本の編集委員をはじめて、7年目になりますが
ずっと愛知県のページを担当しています。
渥美や豊根、瀬戸、愛西市と遠いとこばかりで出か
けるのが大変ですが、取材は楽しいです。
いろいろな新しい発見があります。
 
例えば、渥美のスプレー菊は、関東方面では高く売
れるそうです。名古屋では、開店したときやお葬式
の花は、近所の方が持って行ってしまうのですが、
関東では、また、次のところに使い回しできるので
菊一本の単価が高いそうです。
 
また、4年生を担当すると、副読本の人脈で、赤津
焼の体験を子どもたちにさせてもらっています。
 
スプレー菊の話おもしろいですね。初めて知りました。式花の扱い方の地域性と商品の需要の関係、きっと子どもたちはスプレー菊の出荷先を知って「なぜスプレー菊だけは関東への出荷が多いのだろう?」と疑問を持つことでしょう。生産者は消費者のニーズに応じた商品開発をしていることに気づかせる面白い教材になりそうです。さらに、この教材は「なぜ中部では花を振舞ってしまうのに、関東の人は使いまわしをするんだろう?」と風習について考える発展性も秘めています。
 
今回の改訂で、K先生は「低地のくらし・愛西市立田地区」の単元を全く新しく執筆されました。
現地取材から始めての労作です。
K先生は「豊田市社会科副読本編集委員」という名刺を自作してみえました。
K先生のこの仕事にかける情熱、真摯な取り組みに頭が下がりました。
そして、大変だけれど、やりがいがある。その楽しさを知ってみえる先生だと思いました。
 
教材を開発し、単元を構想する力が、教師にとって大切な力だと私は思っています。
K先生は、副読本以外にも、勤務してみえる学校でこうした教材開発と実践を積み重ねてみえた方です。
副読本作成は、子どもたちのものであると同時に、使用する教師にとっても見本となるものといえます。
K先生の姿勢は、きっと多くの先生方の見本となるものと思います。
 
K先生、素敵なメールありがとうございました。
 
コメント

18年9月10日(日) 初志の会東海研究部会-静岡にて

2006年09月10日 | 初志の会・若手研
今日、静岡・富士市にて東海研究部会が開催されました。

新幹線で新富士駅へ。空の中央に山並みが浮かんで見えます。
「富士山だ!」その大きさに改めて驚きました。

午前中は東海の冬季合宿集会(静岡)の打合せを行いました。
その中で、夜の懇親会は、参加していただいたすぐれた実践家の方たちと膝を交えて話す会にしたいという案がでしました。お楽しみに。
11月11日、会員・誌友の方に案内を発送します。ぜひご参加ください。

午後は冬季合宿集会で提案される先生の実践について現在までの経過と今後の構想を検討しました。

学校内のビオトープ探検から、子どもたちの思いがふくらみ、魚を飼ったり、看板を立てようとしたところ、「卒業生が作ったものだから」「生き物がいるから入って遊ばないように」という6年生からの声と指導部からのお話があったそうです。そこで子どもたちとE先生は…、というお話でした。
検討会では、教材、子どものそれぞれについて多くの意見がでました。
2学期の今後の展開が非常に楽しみな実践です。
冬の合宿集会での提案を期待したいと思います。

また、提案者のE先生は、大変丁寧に子どもたちの様子を記録してみえました。今日の資料は、抽出児のとらえ、テープ起しによる授業記録4時間分、抽出のことを書きためた日記でした。
E先生は、「はじめ抽出児OT君のことが嫌いだった」「いまだにOT君のことをつかみきれていない」「自分から~しようと言う子ではない」と言われました。どちらかというと抽出児にしにくい子といえそうです。そのOT君をあえと抽出児に選び実践してみえるE先生を応援したいと思いました。
 実践の中でE先生とOT君の心つながりを感じる場面もありました。OT君の今後の変化、そしてE先生の今後にも注目したいと思いました。
E先生、がんばってくださいね。

それと、検討会の中で静岡の先生方がE先生にかけられる言葉の優しさを感じました。みんなでE先生を盛り上げていこうという気持ちが伝わってきました。
日頃のサークルの雰囲気を思いました。

富士山は冬が一番きれいと今日教えていただきました。空気が澄み、雪を冠した富士山をみんなで見たいものですね。1月の会を楽しみにしています。
静岡の先生方、本当にありがとうございました。

帰りに、T先生に教えていただいた名物のお菓子『田子の月』をお土産にしました。「おいしい」と家族に評判でした。


★初志の会・東海合宿集会(静岡)
◆期 日
 平成19年1月6・7日(土・日)
◆大会主題
 「今子どもをどうとらえ、育てるのか」
◆内容
 ○座談会
 ○講 演
  ①霜田一敏(淑徳大学)
  ②小酒井厚子先生(元安東小学校)
 ○分科会(6分科会)
      1年生活(静岡より)
      小4社会(岐阜より)
      小5家庭科(三重より)
      小6社会(三重より)
      中3道徳(愛知より)
      特別支援小学部(愛知より)
  ○懇親会
        
この集会に興味をもたれた方は、下記へご連絡ください。
hnk333●ybb.ne.jp <●を@に置き換えてください。>
コメント

18年9月3日(日) お葬式 

2006年09月04日 | Weblog

今日、岐阜大・石川先生のご実父の葬儀がありました。
79才だったそうです。

若手研として、石川先生には大変お世話になりました。

今回も、霜田一敏先生を始め、早川君、豊田の先生など現場の教師がたくさん弔問にいらっしゃいました。学校現場に数多く足を運んでみえる石川先生ならでは、と感心いたしました。

私は、岡崎より霜田先生に同乗していただいて、一緒に参りました。
コメント

18年9月2日(土) 全国の初志の会関連サークルについて-全国集会での反響

2006年09月02日 | サークル

今日、初志の会研究部長の小林先生(東京学芸大学)より、以下のメールをいただきました。

この夏の全国研究集会では,
各地区研究サークルの紹介をさせていただきありがとうございました。
おかげさまで,「各地区で日常的に実践・研究に努めていらっしゃる方々が
こんなに大勢いらっしゃるのですね,勇気づけられました」といった感想が集まり,
大変好評でした。
そこで研究部としては,これらのサークル紹介を一部を
ぜひ「考える子ども」にも誌上掲載して,集会に参加できなかった人々にも
お伝えしたいと考えています。


すばらしい企画ですね。

これを機会に新しく勇気をふるってサークルの門をたたく人
サークル間で交流の交流など新たな動きがきっと生まれることと思います。

小林先生、ありがとうございます。
どんなサークルがあるか、「考える子ども」が楽しみです。

コメント