HBD in Liaodong Peninsula

中国と日本のぶらぶら街歩き日記です。2024年5月からは東京から発信します

南鑼鼓巷 - 北京で人気の胡同

2020-11-04 | 北京を歩く
北京らしい昔ながらの暮らしの景色といえば、胡同です。

旧北京城である二環路の内側に入ると、今も狭い路地にひしめきあうように風情ある平屋の建物がたくさん残っています。



胡同は元の時代から続いているそうです。

目を見張るような近代都市の北京でも、中心の故宮周辺には胡同がたくさん残り、市民が昔ながらの生活を営んでします。

当時、故宮の東西側には貴族が、南北側には一般市民が住んでいたそうです。
多くの建物に庭があり、それを中心にして住宅が広がっているそうです。この建築様式は四合院と呼ばれています。

胡同に足を踏み入れると、時代劇に入ったような感覚になります。

観光地として名高い、東城区の南鑼鼓巷という胡同に行ってみました。



胡同の老房子をリノベーションして、おしゃれな店が並んでいます。



茶色ではなく黒いレンガ使われているのが北京の胡同の特徴です。



こういう老房子の利用の仕方はとてもいいですね。日本の古民家カフェのようなものです。

狭い路地に狭い店内ですから、店内は人であふれて密な空間になっています。

こういう歴史的建造物の活用は世界各地で行われていますが、中国でも人気のようです。
こちらでは若者の姿が目立ちます。



北京の胡同には、南鑼鼓巷のようにほぼ完全に商業化したところもあれば、昔ながらそのままというところもあります。

今後、市内の胡同をたくさん歩いてみようと思います。
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