☆エンブレム問題で世の中大変ですが、創作というのはまったく誰の影響も受けずに完全にオリジナルの作品を作ることはほぼ不可能です。
多かれ少なかれ、作家というものは色んな作家の影響を受けながら、もがきにもがいて自分の作風を確立していきます。
そしてコンセプトや扱う素材が同じならば、似たような作品が生まれてきます。
☆しかし、それとはまったく次元が異なりますが、むしろ積極的に他の作家の作品をパクって作品を発表する作家たちも居ます。
こちらは完全に盗作です。
私たち彫刻家の世界でも多いです。
概ね盗作した作家の技術レベルは低くて、形だけをパクってあり、作品の出来は非常に悪いのが常です。
特に日本の彫刻家の作品は、ヨーロッパの彫刻家たちからよくパクられます。
かくいう私も盗作されたことがあります。
☆今、毎日、書斎の片づけをしているのですが、夕刻にあるカタログが出てきました。
これはイタリアで2005年に開催された彫刻展のカタログですが、表紙の左側の作品写真、あれっ?と思われる方が居られるでしょう。

そしてこちらは、1998年の日向現代彫刻展で大賞を受賞した私の作品です。

画像を反転してみましょう。

そして角度をつけてモノクロにしてみましょう。

どうです、ぴったりでしょう?!

この作家はネットで私の作品を見て、そのまま盗作しているので、写真では影の部分のアールがよく分からなかったのでしょう。
本体の角が角ばっているのが愛嬌です。
背後のカッティングの部分の形まで一緒です。
☆実は2006年に日向でシンポジウムを開催しましたが、招待作家のCHIFU(ルーマニア)がグリーンパークに観光に行ったときに、彼が息せき切って帰ってきて、目を丸くして、”お前の作品とまったく同じ作品を見たことがあるぞ!!!”と言うのです。
そして、帰国して送ってくれたのがこのカタログです。
あまりにも見事なパクリにびっくりしました。(作品のレベルは小学生レベルですが)
この展覧会にはCHIFUも出品していたので、彼の驚きはただならぬものだったのです。
☆この作家はポーランドのDという女流作家です。
後に分かったのですが、彼女は他人の作品をパクッてばかりいるのですごく有名な作家でした。
このカタログの中の彼女のほかの作品の中には、やはり日本人彫刻家のS氏がフランスのシンポジウムで制作した作品とまったく同じ作品も掲載されています。
多かれ少なかれ、作家というものは色んな作家の影響を受けながら、もがきにもがいて自分の作風を確立していきます。
そしてコンセプトや扱う素材が同じならば、似たような作品が生まれてきます。
☆しかし、それとはまったく次元が異なりますが、むしろ積極的に他の作家の作品をパクって作品を発表する作家たちも居ます。
こちらは完全に盗作です。
私たち彫刻家の世界でも多いです。
概ね盗作した作家の技術レベルは低くて、形だけをパクってあり、作品の出来は非常に悪いのが常です。
特に日本の彫刻家の作品は、ヨーロッパの彫刻家たちからよくパクられます。
かくいう私も盗作されたことがあります。
☆今、毎日、書斎の片づけをしているのですが、夕刻にあるカタログが出てきました。
これはイタリアで2005年に開催された彫刻展のカタログですが、表紙の左側の作品写真、あれっ?と思われる方が居られるでしょう。

そしてこちらは、1998年の日向現代彫刻展で大賞を受賞した私の作品です。

画像を反転してみましょう。

そして角度をつけてモノクロにしてみましょう。

どうです、ぴったりでしょう?!

この作家はネットで私の作品を見て、そのまま盗作しているので、写真では影の部分のアールがよく分からなかったのでしょう。
本体の角が角ばっているのが愛嬌です。
背後のカッティングの部分の形まで一緒です。
☆実は2006年に日向でシンポジウムを開催しましたが、招待作家のCHIFU(ルーマニア)がグリーンパークに観光に行ったときに、彼が息せき切って帰ってきて、目を丸くして、”お前の作品とまったく同じ作品を見たことがあるぞ!!!”と言うのです。
そして、帰国して送ってくれたのがこのカタログです。
あまりにも見事なパクリにびっくりしました。(作品のレベルは小学生レベルですが)
この展覧会にはCHIFUも出品していたので、彼の驚きはただならぬものだったのです。
☆この作家はポーランドのDという女流作家です。
後に分かったのですが、彼女は他人の作品をパクッてばかりいるのですごく有名な作家でした。
このカタログの中の彼女のほかの作品の中には、やはり日本人彫刻家のS氏がフランスのシンポジウムで制作した作品とまったく同じ作品も掲載されています。