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彫刻家のつれづれ日記2

彫刻家・田中等のつれづれ日記をお送りします

風琴の駅

2016-01-24 19:43:41 | 日常
☆日本中は40年ぶりの大寒波とか。

高鍋町は遠くに尾鈴山の山並みが雪雲で煙っているだけで、平地は日中は日差しが強く寒さを感じませんでした。

しかし、さすが陽の落ちた夕刻からは強烈な冷え込みとなりました。

☆お昼前から、昨日荷降ろしした白御影石を削岩機で割る作業をしました。










これで移動できると思いきや、まだ重すぎてリフトのタイヤがぺちゃんこになります。

やはり割ってみると大きいし、リフトのタイアの空気圧が足らないのか。

明日、再度作業しなければなりません。

☆午後半ばからは、新富町文化会館へ、劇団ゼロQ第12回公演”風琴の駅”を見に行きました。

HP日記にも書いていますが、この劇の原作者は私の教え子の藤井貴里彦君です。

そして彼はこの新作を見ることも無く、今月17日に急逝してしまいました。




”風琴の駅”は昭和35年夏の、南九州のとある小さな駅の待合室で展開される、ノスタルジックな面白おかしい人情劇で、藤井君らしい優しさに満ちた劇です。

藤井君は藍染工房を主宰しながら、時代劇作家だったお父さんの血筋を受けついで児童文学者となり、そしていまや劇作家として高い評価を得て、彼の戯曲は紀伊国屋でも上演されるまでになりました。

私は彼の生前は、とうとう都合が付かず、彼の劇作品を見ることができませんでした。

藤井君は高校時代から仲間たちと8ミリ映画を作ったり、今に繋がる活動をしていましたので、私にとっては藤井君の戯曲世界は馴染みの深いものです。




十日えびす そして 中町新年会

2016-01-11 09:33:20 | 日常
☆昨日の報告です。

昨日は”十日えびす”でした。

午前に一番街の十日えびすにお参りしました。




えびすさんの姿がよく見えないので、別画像でUPします。

このえびすさんは私の彫ったものです。






このえびすさんの熊手を買うと近年調子がよいので、今年も熊手を求めました。

去年はマレーシアに戻って参拝できなかったので、秋以降全く仕事が来なかったのかな?

自分の彫ったえびすさんに願をかけるのも変ですが、設置して神事をして魂を入れてもらった時点で、お祈りの対象となります。






☆そして、夜は中町公民館の新年会でした。

十日えびすの日に新年会をするのが中町公民館の習いです。








伊藤一彦先生 第57回毎日芸術賞受賞

2016-01-09 09:53:55 | 日常
☆今朝の宮日新聞文化欄に、恩師の伊藤一彦先生の第57回毎日芸術賞受賞の記事があった。

毎日芸術賞といえば、日本を代表する優れた芸術家に贈られる賞である。

正月早々、おめでたいニュースである。

昨年は高校同窓生の宴に2度お見えになったが、一度目はちょうどマレーシアからヤップさんたちが来られたときでお会い出来なかったし、2度目の同窓会のときはトルコに居て出席できなかった。

歌人の佐々木幸綱氏から、私と伊藤先生との合同作品集を出しなさいと言われているのだが、伊藤先生は読売文学賞、現代短歌賞など一流の文学賞を立て続けに受賞され、今回の毎日芸術賞でとうとう日本を代表する芸術家になられてしまった。

一方の私は、賞など無縁の田舎の彫刻家で、バランス的に大家となられた伊藤先生との合同作品集なんて、次第に夢の話になってきた。

まずは、伊藤先生おめでとうございます。

そして、私も合同作品集の実現を目指して頑張らねば!






新年同窓会

2016-01-03 10:00:21 | 日常
☆昨日1月2日は、恒例の高校同窓の新年会でした。

このごろは、孫が帰省するので、という理由での不参加が多くなりました。

それでいつもより寂しい同窓会となりました。

リタイア後も、みんな働いています。

今年も健康で人生を楽しみたいものです。







2016年 素晴らしき正月の開け Happy new year 2016

2016-01-01 18:48:49 | 日常
☆新年明けましておめでとうございます。

ことしもよろしくお願いします。

☆今年の正月は子供たちも帰省しないし、私も二兄の逝去による喪中の身なので、正月の用意もせず、大晦日は宮崎市内のホテルに泊まって年を越しました。

おかげで、今朝は、10数年ぶりに初日の出を拝むことが出来ました。

大淀河畔からの初日の出です。




☆ホテルをチェックアウトして、日南海岸へドライブしました。

素晴らしい真っ青な快晴の空と海!

妻の勧めで、初めて、サンメッセ日南へ行ってみました。

サンメッセ日南はイースター島のモアイ像の摸刻像が建っていることで有名な観光地ですが、イミテーションのモアイ像など何の興味もないので、ひどい悪趣味の観光地に違いないという思いがあって、これまで行こうとも思ったことがありませんでした。

ところが素晴らしい景観に圧倒されてしまいました。








☆なぜか”へたっぴんの美学”の今井祝雄先生のアート作品も設置されていました。



☆なぜ、ここにモアイ像が?という疑問は、資料館の中の様々な資料によってようやく理解することが出来ましたが、そういう趣旨を除外しても太平洋を望む絶景であることには間違いありません。







☆お昼は、うわさの”大海”の海鮮丼!



☆そして帰路に一葉稲荷神社へ初詣に行きました。

私は喪中ですので、鳥居はくぐらず、お参りしました。

稲荷神社は商売の神様ですので、今年は何の仕事も入っていないので、すがる思いの参拝でした。

一葉稲荷神社へ来たのは初めてです。










神社の家紋(?)が、我が家の家紋と同じ三階松だったのにビックリしました。





☆素晴らしいお天気に恵まれて、実に気持ちのよいお正月を迎えることが出来ました。

さて、今年はどんな一年になるのでしょうか?!

今年は全く何の仕事の予定もありません。

このまま行ってしまうのか、あるいは思いがけないところで作品を作っているのか、神の身ぞ知る、です。