真夏の大阪旅行最終日は国立文楽劇場に赴きました。私たちはなんば駅から歩きましたが、近鉄・日本橋駅7号出口から出て、
すぐ近くにあります。
この日も上演していましたが、資料展示室は無料で観覧できます。
文楽上演の舞台の模型から展示が始まります。
この日上演していた文楽「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)の丸本(義太夫節の一曲を全部収めた本)。この「妹
背山婦女庭訓」はNHKーEテレで放送していましたね(私はしっかり録画しました)。
人形の頭も展示されていました。同じかしらでも役柄の性格、境遇などで表情が変わって見えると書いてありましたが、確かに
文楽を観ていると変化しますね。
通し狂言「妹背山婦女庭訓」に登場する「お三輪」です。立っているだけでは無表情に見えますが、人形遣いが操ると途端に生
き生きとして、その仕草、ちょっとした動きで心の奥深いところまで観えてくるようです。
私の好きな文楽「本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)」にも登場する狐ですね。クライマックスでは大活躍します。
売店では文楽銘菓として売られていました。帰りの新幹線でもおやつに頂きましたが美味しかったですよ。今度は文楽を観るた
めに大阪を訪れたいと思いました。
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