茨城のスローフード

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地獄納豆

2006-10-09 18:44:13 | 茨城のスローフード
茨城には地獄納豆という納豆の原始的な製法があります。煮込んだ大豆を藁苞に包んで、予め地面に穴を掘って余った藁を入れて燃やしたところに放り込み、埋め戻して2~3日放置して掘り起こせば完成するというもの。後から入れた藁苞の方は燃えないようにする工夫が必要みたい。前もって、藁を燃やしておくのは地熱を上げ、藁に付着する納豆菌の生育を促進させる目的があります。かなり臭いも栄養価も強い納豆ができるらしいです。この製法は、全国的に分布しているようですが、「地獄納豆」の呼称は茨城だけみたい。現在では、工場で納豆菌を煮大豆に振りかけて発酵させる手法が採られていて、納豆臭は薄くなっているということで、市販の納豆が嫌いな人は、まず近づけないでしょう。笠間から水戸に掛けての地域では今も作られている農家があるらしいです。一度食べてみたいですね。

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2 コメント

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地獄納豆 (ポテト姫)
2006-10-11 11:57:04
 去年だったか、NHKで「ねばる女」というタイトルの、水戸の納豆屋を舞台にしたドラマ(主演:飯島直子)で、その「地獄納豆」について採り上げていましたね。その作り方を知っている年配者を訪ねて、教えを請い、自分の店で作ることに成功するというストーリーでした。

 どんな味なのか、興味ありますね。
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Unknown (赤飯)
2006-10-11 18:45:15
ネット検索すると、そればかりヒットします。ネタのソースの元が知りたいですね。

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