長居植物園と言えば大池の蓮が有名だ。夏の蓮祭りには早朝から多くの見物客で賑わう。
私もこの蓮池の魅力にとりつかれた一人だ。初めて満開の蓮を見た時には鳥肌が立つほど感動したものだった。
花後の花托も私には魅力的だ。背の高く伸びた大きな葉の間からジョウロの口のような花托が並ぶ様はとてもアーティスティックだ。
昨年、たまたま枯れた蓮の刈り取り作業の現場に出くわした。(2017.1月撮影)
しばらくその様子を見ていたが、その大変な作業に思わず頭が下がる思いがした。
私たちが美しく咲いた花を愛でて楽しく撮影に興じている裏で、このような大変なご苦労をされている方たちがいらっしゃるということを忘れてはならない。
今度、蓮の花を見た時には心から感謝したいと思った。
先日行った時には、今年の刈り取り作業はもう終わっていた。
すぐに片づけないでありのままを見てもらうというこの植物園の教育方針に好感がもてる。
「蓮池に胸熱くする夕日かな」(^^ゞ