先日、長居植物園を歩いていた時、大きな木の下で不思議な形をしたものを見つけた。
真ん中に種が見えている。ニワウルシの種子だ。
でも、不思議なことにこの木はニワウルシではない。なぜ、ここにニワウルシの種子がたくさん落ちていたのか?
たまたま、「ニワウルシの種子が落下・回転するとマグヌス効果が働いていた~!」というサイトを見つけた。
科学の先生が飛ぶ種を落として回転するのを観察したところ、ヒマラヤスギ、トウカエデ、ニワウルシで違った結果が出たようだった。
ヒマラヤスギ、トウカエデはくるくる回転しながら直下に落ちるが、ニワウルシは落下軌跡が下向きから水平方向(斜め下方向)に変化し少し離れたところに着地したという。これがいわゆるマグヌス効果らしい。
へ~そんなんや!目からウロコとはこのことか。
実は、その日はアオギリの種子を探していた。アオギリの種はニワウルシ以上に奇妙な形なのでまた見たいなと思って探してたんだけど、もう時期が遅かったので見つからず。
で、見つけたのがニワウルシの種子だった。でも、どうしてこんな離れたところにたくさん落ちているのかなって不思議でした。でも、これで判明しました。勉強になるわ~!
(2017.8月撮影)
花は6月頃。(花の写真はネット借用)