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主にTRPGリプレイの元ネタ集、プログラミング技術メモと自作ソフト、好きなゲームや音楽です。

ルナル・トラベラー・クトゥルフ・AFF・T&T等の短編小説

2007-01-21 03:04:39 | 読書

短編集『ヘンダーズ・ルインの領主』グループSNE(1991)
各種TRPG(の世界観)の短編小説集。かなり初期の頃のものですね。
小説と共に、各作者の思い入れがちょっと載ってる。それぞれの著者が今見直すと、面白い(恥ずかしい)んだろうな(笑)

T&Tの『解けなかったリドル』は、清松みゆきさんの小説の処女作だそうだし。

ルナルサーガの短編も、アンディとエフィ(とタッタ)が帝国で濡れ衣を着せられて逃げる頃(要するにずいぶん初期)の話。この時期を書いた短編はどこかで見たような気がするんだけど、今回読んだ内容とは違ったような気がする…どこで見たのか思い出せれば確認するんだけどなぁ(嘆)

あと、クトゥルフの『スキュラの恐怖』が収録されていた。以前見かけたものを、またこんな形で見かけるとは思わなかった(苦笑) 最近こういうのが多いな(苦笑)

ちなみに、表題作の『ヘンダーズ・ルインの領主』以外の題材となったTRPGは、全て何かしらのリプレイが出ている。ルーンクエストのリプレイって、何か出てないのかな~?


SW小説『○○の国の魔法戦士』

2007-01-06 22:51:37 | 読書

時間が空いたので、買ってたけど途中から読んでなかった、擬似ソードワールド小説の魔法戦士(リウイ)のシリーズを一気読み。

賢者の国(ちょうど第3部・ファーラムの剣)からなので、2004年の本。3~4年分を一気ですな(笑)
シリーズ物は読み出すと一気に読むのが気持ちいい。でも現在のとこ最新の鋼の国でもまだシリーズの途中(しかも後味がちょっと哀しい)なので、もっと待てばよかったかなー。

呪縛の島は、パーンとディードリット(やカシューやスレイン)が登場、懐かしい。
むっちゃいい人物に描かれてるよねーー!
リプレイのイメージが昔からこびりついているので、ある意味違和感ありまくり(苦笑)


それにしても、水野良さんは文章下手ね。ロードス島戦記1は新人だからしょうがないとして、リウイシリーズではあまり違和感感じた覚えはないんだけど、魔法戦士に戻ってまた下手になった?
現在形と過去形が入り混じり。いや入り混じるのは当たり前なんだけど、使いどころが変。

アイデアは悪くないと思うんだけどねー。
でもルキアルの処遇とか あの巨人像動かしちゃったりとか(今後の世界地図どーするんだw)、アトン問題もそうだけど、アレクラストの大きな事件・事物を(原作者とはいえ)水野良さん一人にこんなにいじらせていいのでしょーか。


NWノベル『星を継ぐ者』

2006-12-23 20:24:19 | 読書

先月発売になったナイトウィザードの小説『星を継ぐ者』日高真紅

最初『星を継ぐ者』が出ると知って、ソースブックのリプレイが文庫本化されるのかと思ったんだけど、小説化されたのだった。
まぁ「学年が下がる」はまだ小説化できるよね。「レベルが下がる」と違って(苦笑)

内容はほぼリプレイそのまんま。地の文章とか会話のセリフとか、意外なまでに大部分が一緒。
(小説を書く人としては楽と言うかズルいと言うか、逆に楽しみが無いかも?(苦笑))
リプレイ中ではジョークのような台詞でも、小説として抜き出すとまともに見えるのはある意味驚き。

一番大きな違いは、学年が下げられた事に裏で糸を引いている人物がいた(笑)ということと、ラストシーン(およびその為の伏線の追加)。
下手すれば無限ループになりかねないけど、そこは今度こそ望むとおりに収まったと信じたいね~。


SW短編集『死者の村の少女』

2006-12-20 00:50:48 | 読書

ソードワールドの中編集『死者の村の少女 サーラの冒険Extra』山本 弘

サーラの冒険の外伝(?)ばかり 3つ収録されている。

1つは以前『熱血爆風プリンセス』(1998)に出ていたものの再録。ちょっと前に同じものを読んだわけだけど、今回読んでもやはり良かった。

もう1つは最終巻の冒頭を別の人物から見たサイドストーリー。聞いたことない名前だなーと思ったけど、最終巻を見直したら名前はちゃんと出ていた。(元々、最終巻の冒頭に書こうとしていたものを短編にしたらしい)
リゼット、そのうち別の短編で出てくるかな?
(てーか、おいおいこいつヤベーよ(ついでに著者も大丈夫かよ(苦笑))、と思った(汗) )

最後の1つは5巻最終巻の間のデルの物語。あの状態からほんの少しでも立ち直る(生きていこうと思う)には、そりゃ苦労するよね(ホロリ)
冒頭の展開が実は…!っていうの、山本弘さんは得意ですねぇ。


以上、サーラの冒険の外伝と言っても、時間軸的には全て完結篇より前。
でも最終巻に出てきたり直接続いたりしている部分ばかりなので(ついでにあとがきにネタバレが多かったので)、つい最終巻も読み直してしまった。
…最近年のせいか、涙腺がゆるくて困るなぁ(涙)

 

あっ、そうそう、一応『鋼の国の魔法戦士』も出てた。


SW短編集『ぺらぺらーず漫遊記 乙女の巻』

2006-11-17 20:51:48 | 読書

ソード・ワールド短編集『ぺらぺらーず漫遊記 乙女の巻』藤澤さなえ

今月のリプレイと同時に発売されていたんだけど、リプレイが多くて同じ日に読むことは出来なかった(苦笑)
短編集なんだけど、同じ作者が全編書いてるから、今までのソードワールドの短編集とはちょっと違うかな。でも話自体はあんまりつながってるわけではないので、やはり長編ではなく短編集と呼ぶのが相応しい。

今回はクレスポとベルカナ中心に話が書かれている。(というか、ベルカナ中心のつもりらしいけど。サブタイトルも「乙女」だし)
まだバーゼルにこき使われていた、まだパーティ全員が仲良しではなかったw頃の話。