ひしだまの変更履歴

ひしだまHPの更新履歴。
主にTRPGリプレイの元ネタ集、プログラミング技術メモと自作ソフト、好きなゲームや音楽です。

NWノベル『柊蓮司と宝玉の少女』

2007-11-29 23:59:26 | 読書

本屋に行ったら下巻が売ってるじゃないか。という訳
ナイトウィザードノベル『柊蓮司と宝玉の少女』伊藤和幸

アニメの小説化だと謳っているけど、登場人物の名前(エリス)が同じだけで、アニメで聞いた性格も展開も全然違うやんけ~!

見るからに怪しいキャラも居るけど、上巻だけ先に買った人は、怪しいと思いつつ悶々としてたんだろうなぁ…。この辺り、上下巻出揃ってから買ったのでぬかりは無いぜ(爆) なにせ空の軌跡ですらSCが出るまでFCも買わなかったしな…偶然だけど^^;

かなり(というかものすごい)大事件な割に今まで出てきたキャラの登場が少ないような気がするけど、ページの都合ってものもあるし、まぁしょうがないか。
しかしTISが出てきたのにはちょっとびっくり。初登場時は、重要そうに見えて結局なんだかよく分からないキャラだったのに(苦笑)

柊もくれはも死んじゃうし、アンゼロットより上位の者や神の話まで出てくるし、1stを締めくくるにふさわしい物語でした!
(ちなみに2ndのルールブックの柊蓮司の説明に「高校を卒業したという噂がある」とあったけど、こういう訳だったんだ…まぁこれくらいの奇跡は許せるかな(笑) それに卒業したということは、高校に編入するだけで「下がった」になるわけだし(爆))


NWノベル『鏡の迷宮のグランギニョル』

2007-11-03 23:59:35 | 読書

先月末にナイトウィザードの小説『鏡の迷宮のグランギニョル』藤原健市
が出ていたわけだが、小説を読むのはリプレイに比べて遅れる^^;
(出ていたといえば別のNWノベルの上巻も出てたけど、そういうのは下巻が出るまで待つ(爆))
(ところでグランギニョールという語は、ダブルクロスで既出だったような)

全体通して、確かにナイトウィザードの雰囲気がよく出ている。
(味方に敵と誤解されて、それを解く場面が(お約束だから分かりきってるとは言え)大胆に省略されているのがスゴイw)
エンディングは予想通りというか期待通りだけど、リプレイと違ってルール的裏付けだけじゃ済まないのが小説の大変なところ。こうなる為にどうするのかと思ったけど、そういう理由でああなったんだねぇ。

ところで特に目を引いたのが、各章の扉絵。
III章で顔が途切れていたので「あれ?」と思って前に戻って見てみて、だんだんずれていたのに気付いた。
さらにV章で対称側にも描かれているのに気付き、「あれ?」と思って前に戻って見てみて、全てに描かれていたことに気付いた。
タイトルやキーワードが「鏡」なのでそういう事かと思っていたら、エンディングまで行って、エンディングのギミックに対応していたのではないかと思った。
うーん、凝ってるなぁ(笑)


CFノベル『封龍の魔剣』

2007-03-11 23:07:10 | 読書

異界戦記カオスフレアの小説『封龍の魔剣』三輪清宗

確か先月発売だったか? 読んでみた。

カオスフレアの世界というか、ゲームの用語の持っていた意味というものが分かり易かった。
リプレイを読み返してみたらそういった用語の説明は全部載っていたけれど、その用語が何を意図して存在しているかについては なかなか分かりづらいものだなーと感じた)
特にマーキュリーの効果とか、フレアが人と人との交流によって強くなっていく、といったところとかが分かり易かった。
もっとも、フォーリナーに対して勇者のような位置づけの説明がされているのに、カオスフレアもそういう説明なもんだから、混乱したけど。
(それにしても。「カオスフレア」のネーミングって、あまり良いイメージじゃないような気が…「フレア」は良い、「ダスクフレア」は悪い感じが伝わってくるけど)

しかし小説の割には、密度が薄いというか…ほんと、リプレイの1話分をそのまま小説にしたような感じ。つまり導入と中盤とクライマックスが1つずつあるだけ。普通の小説なら、このページ数なら中盤がもっといくつか有るものだと思う…。

話の筋自体は好みのタイプで、良かったけどね。


魔法の国ザンス『名誉王トレントの決断』

2007-02-05 01:33:15 | 読書

ザンスの最新刊が去年出ていたのに、不覚にも気付いてなかった!まぁ9月だから、まだマシか。

名誉王トレントの決断』ピアズ・アンソニイ(2006.9)

ここまで来ると登場人物が増えてきたせいで懐かしい名前がいっぱいあるし、もう出てこないと思われているキャラもいっぱい居るわけだけど…相変わらずそれを逆手にとって、フェードアウト・パーティーって(苦笑)
そんなことして再登場したら、フェードアウトできないやんけ~(笑)
つーわけで、ビンクも懐かしいけど、トレントが準主役かいな!

「知恵と勇気で愛を勝ち取る」とでも言うべきテーマは健在で、相変わらぬハッピーエンドが嬉しい限り。4軍団の集結も「どうなるんだろう」と思ったら、、、!

映画化でもされて有名になれば翻訳ペースも上がると思うんだけど、テーマがそれだし(つまり現代人に受けない)、魔法もあまり派手でない(見栄えがしない)こともあって、ファンタジーが流行ってるといっても映画化はされないだろうな~。(最初の3巻分くらいは映画化向きだと思うんだけどな~)


今巻のショッキングな人物の種族・名前: トロール ………パトロールかよ!(笑)


ハリーポッター最終-1巻

2007-01-28 22:11:21 | 読書

ハリーポッター去年の最新刊が図書館からようやく届いた。予約して丸一年はかからなかったから、思ったより早かったなぁ。

ダンブルドアがああなるとはねぇ…最終巻の1つ手前だから、そうなっても不思議は無いけど。でもあの描写だと、塔の上と下の間の経過は誰も見てないから、「実は…」ということも有り得ると思うんだけど…さすがにそれは無いか。

「謎のプリンス」の正体が「あの人」じゃないかと思ったんだけど、さすがにそんな二番煎じは無かったか。でもその正体は、ハリーを悔しがらせるには充分。やるなぁ(笑)