ひしだまの変更履歴

ひしだまHPの更新履歴。
主にTRPGリプレイの元ネタ集、プログラミング技術メモと自作ソフト、好きなゲームや音楽です。

『星を継ぐもの』

2011-02-19 23:14:01 | 読書

星を継ぐもの』シリーズを読んだ。
NW(ナイトウィザード)の『星を継ぐ者』じゃなくて、SF(セブンフォートレスじゃなくてサイエンスフィクション)の『星を継ぐもの』(J・P・ホーガン)ね(笑)

月で宇宙服を着た遺体が発見されたが、死後5万年経っていた…っていうやつ。

謎が解決しそうだと思ったら別の謎が出てきて上手くいかなかったり、これで順調に進むかと思ったら断ち切られたり、なかなかハラハラさせてくれる(笑)
作者が引っぱっている謎が、途中で「こういう真相なんだな」って分かってしまう部分も1~2点あるけれどね^^;

きちんとハッピーエンドで終わるところが好感が持てる。読後感がいいのはそういう話だし(ザンスシリーズとか)。
『ガニメデの優しい巨人』のラストの返信には涙が出そうになった。
一方で『巨人たちの星』での再会シーンは面白かったw

作者が持っている(人類への)楽観的見通しが反映されてるんだろうなぁ。

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『アイの物語』

2010-07-25 04:34:39 | 読書

SF『アイの物語』山本 弘(2006-05)

という訳で、山本弘さんのSFの2冊目。
これもメタにメタを重ねた構成になってる^^;やはり山本さんのSFはこうなのか?!
(よくやる勘違い: ちょっとかじっただけで全てが分かった気になる)

なんかこう、全体を流れているストーリーはあるものの、短編集っぽい感じがするなぁと思ったら、別々に発表された作品をまとめたもののようなので、やっぱり短編集なのか。
それをまとめるバックボーンのストーリーを入れたもんだから、余計メタ構造が増えちゃったんだな^^;

とにかく言えることは、ターミネーターマトリックス等の映画ではよく敵対的に描かれるロボット(人工知能)について、共存を目指している姿勢(「なぜ人工知能が人間を支配しようとするのか?」という疑問を解決しようという考え)に共感できる、という事かな。
いやあ、それにしても物語っていうのはいいわ。色々な事を考えさせてくれる^^

権利(人権)に関して思うのは、現在の法律は、人間以外の知的思考体(造語)に対する権利が無いということ。今のところ、地球上には人間以外の知的思考体が居ないから当然なんだけど。
人工知能が出来るまで人工知能の権利は認められないだろうし、宇宙人が来ても生存権は無い。もちろん、遺伝子操作によって人間を超えた生物が現れても、権利を認める認めないとか線引きをどうするとかでまたごたごたするだろう。
こういったことはSFがかなり予見しているんだけどねぇ。現代文明はほんと未熟だ。

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『去年はいい年になるだろう』

2010-07-10 15:21:11 | 読書

SF『去年はいい年になるだろう』山本 弘(2010-04)

書店で久しぶりに山本弘さんの名前を見て、そういえばSF書いているんだよなーと思って、偶然手にした一冊がこれ!
ちょっと不思議なタイトルに惹かれたが、タイムトラベルによる歴史改変もの。と紹介すると非常にありきたりだが、内容はとんでもねー!(笑) 普段からこんなのばっかり書いてるわけじゃないよね?!
読み始めてすぐ「え、これ小説?」と思ったもんw

SF部分に関しては、さすがに研究家(?)だけあって色々な視点・考察が入っていて、自分のような門外漢が口をはさむことなんか出来ない。
が、ひとつだけ、自分も日ごろ思っていたこと(で また先に言われてしまったこと)があるので、触れておきたい。

「SF」って“サイエンス”だから敬遠されることが多いけれども、別に科学なわけじゃない。むしろ1つ「現実と違う法則」(ネタ)を設定し、そういう世界だったらどうなるか?を突き詰めていくのがSF小説。そういう世界であることのメリット・デメリット・人間関係が語られるのが面白いSF小説であって、そのネタがあればこその葛藤があれば優れたSF小説と言える。(個人的には、それに加えてハッピーエンドが満足いく小説)
1つの仮定(ネタ)を置いて語るという意味で、全てのフィクション(小説)はSFだと思う。

なので、アイデアも登場人物も生き生きしているアイザック・アシモフが好き^^。そして『去年はいい年になるだろう』もとても面白かった。

あ、今回のネタに関してひとつだけ。地震もバタフライ効果のような影響は受けると思う。特に<ソムニウム>の重力によって。

ノストラダムスの大予言を気にするところも秀逸だったなぁ。

小説の中がこういう状況になって、現実はそうじゃなくて良かった…と言っていいものなのやらどうやら…(苦笑)


さて、SF部分については語る力を持たないが、TRPG部分についてはちょっとくらい話してもいいだろう。

だってさ、なんでSF小説なのに「グループSNE」の「SNE」はシンタックスエラーだとか、妖魔夜行百鬼夜翔サーラの冒険といったタイトル、友野詳・秋田みやび・加藤ヒロノリ・篠谷志乃といった人物が出てくるんだ!(爆)
安田均さんに借金しに行くなんて、生々しすぎるじゃないか!?w
トリニティ×ヴィーナスのような内輪ネタ満載だよ^^;
(後世の山本弘研究家にとって、避けては通れない、必須の本だな。というか、鬼門?)

この小説の主な舞台は2001年。現実に発生した事件を取り上げているが、小説の中ではガーディアンによって語られる予言となっている。
F.E.A.R.のリプレイでよく見られる、ハンドアウトで知った内容に基づく予言プレイと一緒(笑)

自分もその世界の住人だったらどうなるかについて想像するのは好き(だからRPGが好き)だが、この小説はそれを突き詰めすぎだ(笑)


他にも『ミラーエイジ』といった懐かしい名前や聞いたことのないタイトルが出てくるが、これは宣伝だな?(笑) 『アイの物語』とか、読みたくなっちゃうじゃないか。

くそー、あまりに面白くて悔しいから、不当な総評をしてやる。

本一冊使ったノロケかよ!!(笑)

(そういえば思い出したぞぉ。サーラの冒険の3巻で恥ずかしい後書き書いてたw)
…離婚してないよね?

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SW2ノベル『剣をつぐもの 1』

2009-05-19 23:17:58 | 読書

ソード・ワールド2.0の小説『剣をつぐもの 1

SW2.0の長編小説スタート。
SW2.0初の小説ということで、世界観の雰囲気や色々な種族の紹介(運命変転は意識してやるものじゃないのかぁ)や銃の動作の理屈や魔元素(マナ)の扱いとか呪文の文言(真語魔法や操霊魔法は「真」「操」から始まり、レベルが階位として入ってる!)とか、いろいろ描写されている。さすが小説。これでこそ小説。
そしてストーリーも王道で、燃える!(笑)
…いきなり街中でフォース連発とか、いいのか?w

舞台はザルツ地方の北部、北の大陸とつながっているので特徴的なダーレスブルグ公国(ルールブックIのp.293)。
マグダレーナやバルクマン(や公王)やシューリガンといった、ルールブックII(p.185~)で紹介されているキャラも登場。

巻末ではお約束で登場キャラのデータもついている。…ダリウス強え!アレクたち、駆け出し!(笑)
サーシャのデータも見たかったなw
あと、ピヨピヨくんのデータが無いのは何故?(爆)

1巻から大事件で、こんな剣も継いじゃって、今後の展開も楽しみだ^^
(あのルーンフォークも絡んでくるだろうし。分かり易い伏線だ(笑))

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SWノベル『ベラ4』『神代の島』

2007-12-21 22:21:34 | 読書

書くの忘れてたけど、今月はソードワールドの小説も出てた。

えーと、神代の島はメモによれば10月発売予定だったので2ヶ月遅れ。前巻からは一年経ってるな。

そういえばxS3で書こうと思って忘れてたんだけど、清松さんの「プレイヤーの行動に合わせて予定していた設定が変わっちゃうのを許容する」のは鑑だ。
xS3のは、混沌の島へ渡るギミックが破壊されたのに比べれば小さいけどw

でさらに思い出したのが、混沌の大地って完結してたっけ?赤い鎧もまだだったような気がするし…。

でもオチは、“連続長編は完結編まで出ないと読まないけどね”(爆)

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