お帰りなさい。
移動図書館めぐりん号が、3,000冊の本を積んで町のあちこちを巡ります。
本を通して、人々の交流が温かく描かれています。
著者の大崎梢さんは元書店員さん。
本への愛情、本を愛する人への思いが溢れる素敵な作品です。
以前、ご紹介した恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」が直木賞を受賞しました。
好きな作家さんのひとりでしたので、6度目のノミネートでの受賞は、ようやく、という感じです。
また、先日ご紹介した「桜風堂ものがたり」も「蜜蜂と遠雷」と共に本屋大賞の候補作に選ばれています。
どちらも読後感のよい本です。