「お帰りなさいっ。」

「山」「旅」「食」を中心に綴りたいと思います。
ただいまって遊びにきて頂ければ嬉しいです。

本バスめぐりん。

2017年01月29日 | 読んでみました。

お帰りなさい。

 

移動図書館めぐりん号が、3,000冊の本を積んで町のあちこちを巡ります。

本を通して、人々の交流が温かく描かれています。

著者の大崎梢さんは元書店員さん。

本への愛情、本を愛する人への思いが溢れる素敵な作品です。


以前、ご紹介した恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」が直木賞を受賞しました。

好きな作家さんのひとりでしたので、6度目のノミネートでの受賞は、ようやく、という感じです。

また、先日ご紹介した「桜風堂ものがたり」も「蜜蜂と遠雷」と共に本屋大賞の候補作に選ばれています。

どちらも読後感のよい本です。


 


波乱の幕開け

2017年01月23日 | いろいろ

お帰りなさい。

 

一週間ほど前のこと。

相方と一緒に信州に行っていた友だちから電話。


「ヒサちゃん! 相方くんが落ちて病院に運ばれた」


えっ、 うそでしょっ!!

今回は山に行くなんて聞いてなかった。。。


「・・・無事なの? 何メートルくらい滑落したの?」

「何メートル? えっと、2メートルくらいかなぁ」


えっ、2メートル???


「あ、山じゃないよ。酔って用水路に落ちた」


はぁぁぁぁぁ?!

年明けから何してるんだぁ!

許さん!


「這ってでも自力で帰って来いって相方に伝えて!」

 

ま、でも、迎えに行って、昨日、連れ帰ってきました。

骨も折れてるし、無期限禁酒です!

 

 

 

 

 


桜風堂ものがたり

2017年01月09日 | 読んでみました。

お帰りなさい。

 

「涙は流れるかもしれない。けれど、悲しい涙ではありません。」

この本の帯に書かれたコピーです。


ある書店員さんと彼の周囲の人たちが織りなす、小さな奇跡のものがたりです。

本屋さんになりたいと思っていた頃を思い出しました。


大人が手にとるのには少し可愛らしい装丁ですけれど、

本屋さんの匂いが好きな人、

本屋さんで自分だけの宝物を探すのが好きな人、に読んでほしい本です。

 


黒い会話

2017年01月06日 | いろいろ

お帰りなさい。

 

和菓子教室の帰りに友だちとカフェへ。

「ねぇ、さっき教室で、みっちゃん(友だち)だけ何かもらってたよね?」

「げっ、見てた? ヒサを紹介したお礼に和菓子づくり用の押し型もらっちゃった

「みっちゃん・・・押し型欲しさにワタシを売ったわね」

「やだぁ、人聞きの悪いこと言わないでよ。ここのお茶代は私が出すからさぁ」

「お茶だけ?」

「・・・わかったわよ。ケーキもごちそうするわよ。 ヒサって、ときどきダークサイドが顔を出すわよね」

「それこそ人聞きが悪いわ。 あっ、私も誰か紹介して押し型もらおうっと。 エリちゃん誘おうかなぁ」

「ほら出た!  黒ヒサ

 

 

 

 


いつかきた道、やがてゆく道。

2017年01月02日 | いろいろ

お帰りなさい。

 

昨年、話題になったドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」。

心に残るセリフがいくつもありました。

そのなかで、私の心に最も残ったのは、主人公の伯母であるキャリアウーマンの百合ちゃんが、

自分の若さに絶対の価値を見出し、アラフィフの百合ちゃんを否定するような言葉を放った若い女性に、優しく語りかけた言葉。

「あなたが価値がないと切り捨てたものは、この先、あなたが向かっていく未来でもあるのよ。自分の未来にそんな呪いをかけないで」

 

若いからこそできることがあり、若いことの価値もあると思います。

でも、齢を重ねるからこそわかることもあり、価値もあるはずです。

一日一日、一年一年を大切に積み重ねていきたいと思います。

今年も宜しくお願い致します。