「お帰りなさいっ。」

「山」「旅」「食」を中心に綴りたいと思います。
ただいまって遊びにきて頂ければ嬉しいです。

物欲ふうふ

2008年12月29日 | ヤマアレコレ
お帰りなさい。

ボーナスで買ったモノたち。


デジカメ:LUMIX DMC-FX37
デジイチは使いこなせないので、コンデジを。
パンフ集めて研究したつもりですが、結局はお店のお兄さん任せ。
「25mmですからワイドに撮れますよ」
…何が25mmなの? わかりません。でもワイドに撮れるならいいかな。
「コレがいま一番売れてます」
…じゃ、コレ。 安易な私。カメラに詳しい皆さん、ゴメンナサイ。



ランタン:ブラックダイヤモンド.オービット
cyu2さんとbigdipperさんのお薦め。 またも主体性なし。
でも軽いし、明るい。ダブルフックはポイント高いです。

そして・・・


ヤマ時計:スントベクター/限定のローズピンク。
相方にも使えるよっと言い張って「共通費」で買う予定でしたが、
お店で実物を見た相方から異議が…「この色はチョット俺は使えない」。
う~ん。自分のお小遣いで買うしかないかな。

あれっ、いつの間にか相方が、ある時計をじっと見てる。

バリゴ no.46 。
ベクターよりはだいぶお安い。
相方はイエローやオレンジが好きなんです。

店頭で、暫し、家族会議。

…結果、両方とも「共通費」で買うことに。

この他に、相方のシュラフと私のザックはお取り寄せ。

あぁ、物欲ふうふ。 
またも予算オーバーです…。


【賢者と愚者の贈り物】

2008年12月26日 | ヤマアレコレ
お帰りなさい。

O.ヘンリー作 『賢者の贈り物』

とある町に若い夫婦が暮らしていた。
二人は幸福だったが、貧しかった。
財産と言えるものは、父の形見の金時計、そして妻の美しい髪くらいだった。

クリスマスイブの日。
夫は大切な金時計を売って、妻への贈り物を買った。
妻は自分の美しい髪を売って、夫への贈り物を買った。

夫が妻に買ったのは、妻が美しい髪を梳かすための櫛。
妻が夫に買ったのは、夫の大切な金時計につけるための鎖。

皮肉な結末ですが、心優しい夫婦の、心温まるお話です。 


ヒサ作 『愚者の贈り物』  ※ノンフィクション

とある町にヤマ好きの夫婦が暮らしていた。
二人はヤマ雑誌で見た“山専ボトル”が気になっていた。
 性能はどうなのかな?
 軽いのかな?

クリスマスイブの日。
「今年はクリスマスプレゼント用意したんだ!」
「えっ、ありがとう。俺もプレゼントあるんだよ」

互いのプレゼントを嬉しそうに開ける二人。

そこには ………… 2本の山専ボトルが並んだ。  

  

夫は、まず妻に使わせて、良かったら自分も買おうと思った。
妻は、夫に持たせれば、自分の荷物が重くならないと考えた。

心卑しい夫婦の、心が寒々とするお話です…。  


図らずもお揃いふたつめ……。


松本/街歩き

2008年12月22日 | 
お帰りなさい。

この週末は、海外赴任するお友達の送別会出席のために松本に行ってきました。

 松本駅から望む北アルプス


時間が無かったので山はあきらめて、以前住んでいた松本の街を歩いてきました。
何はともあれ、腹ごしらえ。

 ← お気に入りの「草庵」さんです。

    
白子と牡蠣のプチ鍋、美味しかった~。
お料理が5点ほど。とろろご飯、デザートのアイス、コーヒーがついて2,500円です。


   
城下町の松本。こんな通りや小道があちこちにあって落ち着きます。


 ← 松本では交番もこんな感じ 


また、松本は「水の街」でもあります。
井戸や湧水が街のあちこちにあります。

     

水が美味しい信州は酒蔵さんも多く、新酒ができると杉玉↓がつるされます。

  


そして、お約束の松本城と北アルプス。
年配の方は、位置関係から、北アルプス方面を「西山」、美ヶ原方面を「東山」と呼びます。






常念の横に槍の穂先が…ワカリマセンネ。


短い時間でしたが、いろんなことも思い出して、楽しいひと時でした。
やっぱり、信州に住みたいなぁ。


 オマケ:松本で見かけた気の早いサンタさん。
  





「脱皮した男。」

2008年12月17日 | いろいろ
お帰りなさい。

先週の週末は山に行ってません。
街にも行ってません。
どこにも行ってません!! 
それはナゼでしょうか?

それは金曜日の晩のこと。
週末に新しいシュラフを買うことになった相方が、
古いシュラフで寝ると言い出したのが発端でした。

「このシュラフともお別れだからさぁ」

確かに年季がはいったシュラフは処分するしかありません。
それに何年も使ったシュラフに愛着があるのも、よ~くわかります。
でも、家の中でシュラフはどうかと…。

「え~っ、きっと暑いよ~」
「大丈夫だよ。薄着で潜り込むからさ」
山のこととなると頑固なので、説得はあきらめました。

土曜日の朝、相方がシュラフで寝ているはずのリビングに行くと…。
シュラフ、もぬけの殻。
ソファの陰にはシュラフを脱皮した相方が…。

「何してるのっ!?」
「……あれっ、ココどこ?」 

お酒飲んでシュラフに潜り込んだ相方は、
やっぱり途中で暑くなったらしく、シュラフから這い出して、
フローリングの床の上でTシャツとパンツでひと晩寝てしまったようです。

えぇ、当然、相方、風邪ひきました。
この時点で我が家の週末は終わったのです…。

相方~!! 君は小学生かっ!! 
 



息詰まる攻防。

2008年12月10日 | いろいろ
お帰りなさいっ。
お蔭様で、相方も私もボーナスが出ましたっ。
我が家では、ボーナスは二人分を足して使い途を決めます。
まず保険料や貯金などの必要経費を差し引きます。
残りを共通費とそれぞれのお小遣いに振り分けるのですが、
共通費と認められるかどうかが大切なポイントです。
「ヒサ、冬のシュラフがボロボロなんだけど」
「それは自分のお小遣いで買ってね」
「ヒサも使えるよ。大は小を兼ねるって言うし…」
「そんなおっきいの、私は使えないもん」
「…………」

「デジカメは共通費でいいよね」
「俺は使わないから、ヒサの小遣いで買えよ」
「えーっ! 山行の記録にも使えるよー」
「俺は山でのことは全部覚えてるから、カメラは要らない」 

「……じゃあさっ、じゃあさっ、初めて山で会ったときの私の服装覚えてる?」
「えっ……」 

「初めて一緒に食べたヤマゴハン覚えてる?」
「ぐっ……」 

「デシカメは共通費でいいよね!!」
「…………」 
  …ジツハ ワタシモ オボエテイマセン。 ゴメンネ、アイカタ。 

こうして、暗く静かな闘いは夜更けまで続くのでした……。

意外な訪問者と未知能力。

2008年12月06日 | いろいろ
お帰りなさいっ。

先日、相方の実家にいたときのこと。お姉さんが、

 「ヒサさん、どなたかいらしたみたいよ。見てきてくれる?」

えっ、何も聞こえなかったけどな・・・。
玄関に行くと、やっぱり、誰もいません。
ドアを閉めようとすると、足元に・・・

 「わっ、カマキリさんだっ!」



もう寒いのに、まだ緑色のカマキリさん。やっぱり静岡は暖かいのかな?
いやっ、そうじゃなくって・・・
お姉さん、カマキリが来たのがわかったの!? 
ひょっとして「未知能力!?」 …… N○Kドラマの〝七瀬ふたたび〟にハマッテいる私。

 「お、お姉さん、カ、カマキリさんがいました。」
 
 「あらっ、お客様じゃなかったの? こんにちはって聞こえたような気がしたんだけれど。
  そう、カマキリ……これがホントの〝虫の知らせ〟ってやつかしらね。オッホッホ~。」

 ……そういうオチですか、お姉さん。 

晩秋の里山

2008年12月02日 | ヤマアルキ
お帰りなさい。

先日の日曜日、伊豆の里山を歩いてきました。
もう紅葉は終わりかなと思っていたんですが、予想以上に綺麗な朱と黄と紅の光景を楽しめました。

 葉っぱが真っ赤に燃えてる~。

       

陽光にきらめいて綺麗っ。   

       


   自然の色ってスゴイ。


 落ち葉のふかふか絨毯を抜けると……

……そこには、富士さ~ん。


里山で思いっきり癒されて帰ってきました。
もちろん、帰りには美味しいキノコ蕎麦も頂いてきました。
日本の秋、歩くのも、見るのも、食べるのも、大好きです。